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[KID'S SIGNAL] 木田茂夫:「なんとなく」には理由があると思いませんか?
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KID'S SIGNAL NO:006.
キッズシグナル:第六号
2013.5.19
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木田茂夫です。
メルマガは最低でも3週間に一度は発行しな
いと忘れられてしまう、と言われているので
すが、前回からずいぶん時間がたってしまい
ました。
どうもすみません。
さて、今日はちょっと自分の本業であるコピー
ライティングについて書いてみたいと思います。
このメルマガはお仕事で関係する方とともに、
個人的知り合いや、僕自身が好きでブログで
ネタにしてたりする文具ネタなどの読者の方
にもお送りしているので、そういう方には少し
場違いな話かもしれませんが、ちょっと参考
になる部分もあるかと思いますので、お付き
合いください。
というのは、表題に書きました「『なんとなく』
には理由がある」という事が言いたかったか
らです。
なんとなくイヤだとか、なんとなく好きだとか、
人間は意外に論理的でない判断、あるいは
無意識での直観的判断で日々の作業を「こ
なして」いる場合が多いのですが、その「な
んとなく」の部分を、キチンと「コトバ」にして
みると、思いの外大きな収穫を得ることがで
きるのではないか?
と僕は思っております。
日々「なんとなく」選んでいる行動。でも、そ
こには意外に論理的な理由があったりする
のですが、それを実は意識せずに、ただ
「なんとなく」やってる事も多いわけです。
日々繰り返してやっていることとか、
仕事の上で「なぜかそうするようになったの
だ」という事とかは、実は明確な理由があ
るのに、それを「言語化」していない事も
意外に多いものです。
それをコトバにしておくと、いつでも見直
せますし、修正もしやすいし、関係者に
も説明しやすくなります。実は「なんと
なく選んでいる行動」の中に仕事の重
要なノウハウが潜んでいることも多くあ
ると思いますので、見直し・修正・説明が
しやすくなるとメリットがすごく大きいの
です。ですから、「なんとなく」感じてい
る事はぜひ「言葉」にしてみて欲しい
なと僕は思います。
ということで、今回「言葉化」してみるの
は、僕が製品パンフレット(印刷物)など
を制作する時に「なんとなく」気をつけて
いること10項目です。
今回は特に「展示会などで活用する製品
パンフレット」を制作する場合に、気をつ
けたいことと、かなり限定させてもらいた
いと思います。
販売促進ツールは、それこそDMやらポスター、
業界紙向け広告、小売業なら店頭POPな
ども入ってきますし、非常にバラエティに
富んでいるのですが、やはり何か具体的
なひとつのツールに絞った方が、逆に汎用
的に応用もしやすいかと思います。
ということで、
■パンフレットの情報がお客さまに到達するまでの10の関門
について書いてみたいと思います。
まず10個全部書き上げますと、
●自分(お客さま)に関係があると思えるか?
●パンフレットを手に取ってみたいと思えるか?
●その製品の「売り」が何であるかすぐわかるか?
●手に取ったパンフレットを「開いてみたい」と思うか?
●手に取ったパンフレットを「持って帰りたい」と思うか?
●手に取ったパンフレットを読んでいただいて、分かりやすいか?
●一度読んだ製品のメリットを思い出してもらえるか?
●一度読んだパンフレットを、もう一度読んでみようと思ってもらえるか?
●パンフレットで得た情報を、お店や営業マンに問い合わせてみようと思ってもらえるか?
●手に入れたパンフレットを、製品購入の決裁者に手渡そうと思ってもらえるか?
ということになります。
この10の項目を、僕は「10の関門」と呼ん
でいるわけでして、パンフレットを制作す
るときにも、意識するかしないかは別にし
て、いつも「なんとなく」、こういう基準
でパンフレットの構成やら文章表現やらを
考えているよなぁと思うわけです。
このどれかひとつの関門を意識しているの
ではなくて、やはり10の関門全部を意識し
てるよなぁと思う、ということなんですね。
ということで、本当は、個々の項目をひと
つずつていねいに解説していこうかと思っ
ていたのですが、長くなるので、今回は
ここまでです。
(次回はこの続き、かも知れません。)
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KID'S の本棚:「読了書籍の抜き書き帖」
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今回の抜き書き帖は、
0.1秒で答えがわかる!
「直感」のレッスン
穴口恵子:廣済堂出版 \1400
http://astore.amazon.co.jp/kids1226-22/detail/4331515826
から。
抜き書きは、
(引用開始)------------------
「書く」という行為は、あなたの潜在意識
が表れてくる機会を与えてもくれます。
心の中にいる別のあなたに出会いましょう。
(引用終了)------------------
です。
これ、まさに「なんとなく」を言葉にしま
しょうという問いかけですね。
実は文章を書くという行為は、「自分の無
意識と向き合う」行為でもあります。
文章を書いてみてはじめて、
「あ、俺、こんな事考えてたんだ!」と驚
くことも多いのです。
この本は、正直、それほど面白い本ではあ
りませんでしたが、ヴィン・フリート・オ
ットーシューマン博士の「シューマン共振
」、ベンジャミン・リベット博士が唱えた
「準備電位説」を知るきっかけになったと
いう意味で面白かった本です。
「シューマン共振」
「準備電位説」
に興味がある方は、ネット検索など
してみてください。
ではでは、今回はこの辺で。
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コピーライター 木田茂夫 :kids@cools.com
携帯:090-8523-4204
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木田茂夫が面白い!と思った本をご紹介
キッズボックス・ブックストア
http://astore.amazon.co.jp/kids1226-22?_encoding=UTF8&node=28
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