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[KID'S SIGNAL] 木田茂夫:スマホ・タブレットでパンフレットも変わってきてます。
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KID'S SIGNAL NO:007.
キッズシグナル:第七号
2013.6.24
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%name_sei%さん、木田茂夫です。
またまた、ちょっと発行が遅れ気味になって
きてしまいました。
気合いを入れ直さないとダメですね。

ということで、今回は前回の続き。

■パンフレットの情報がお客さまに
 到達するまでの10の関門

について、少し詳しく書きます。
10の関門というのは、

●自分(お客さま)に関係があると思えるか?
●パンフレットを手に取ってみたいと思えるか?
●その製品の「売り」が何であるかすぐわかるか?
●手に取ったパンフレットを「開いてみたい」と思うか?
●手に取ったパンフレットを「持って帰りたい」と思うか?
●手に取ったパンフレットを読んでいただいて、分かりやすいか?
●一度読んだ製品のメリットを思い出してもらえるか?
●一度読んだパンフレットを、もう一度読んでみようと思ってもらえるか?
●パンフレットで得た情報を、お店や営業マンに問い合わせてみようと思ってもらえるか?
●手に入れたパンフレットを、製品購入の決裁者に手渡そうと思ってもらえるか?

というものでしたが、まず1番目から解説します。

1番目は、
●自分(お客さま)に関係があると思えるか?
ですが、これ、まず表紙の話です。

たとえば展示会でパンフレットを配るという
事を考えてみれば良いのですが、印刷物・
パンフレットというのは、まったく前知識も
ないお客さまにもお届けしたい情報が満
載されているものです。

でも、その情報を欲しいと言う人もいれば、
いらないと思っている人もいます。
そして、できるなら、「欲しい」と思ってい
る人に情報を届けたいものです。

展示会などでは、パンフレットの表紙など、
1〜2秒見るか見ないかではないでしょう
か? いくつものブースを回りたいわけで
すし、荷物だって増やしたくはない。だか
ら、よほど興味深い事が書いてなければ、
まず何より「自分に関係ある」とは思っても
らえないわけです。
素通りされてしまう。

ですから、その「見込客」をキャッチするた
めにその製品が、もっとも得意で、優位性
のあるセールスポイントをこそ、はっきりと
打ち出さなければならないわけです。

と、こう書くと、

「おうおう、その通りだ! だからうちのパ
ンフレットは、キチンと業界人にわかるよう
に専門用語のキャッチフレーズを表に出して
るんだよ。」

という話も出てくるかもしれません。

でも、ブブー。

それはちょっと違うんですね。
商品の流通ルートが固まっていて、ルートセ
ールスの営業マンが、見知った代理店や販
売店さんなどにお知らせするためのパンフレ
ットなら、おそらくは専門用語のキャッチフレー
ズが一番届く、という事になると思います。

しかし、いまの時代、そういう「決まったル
ートの情報提供」は正直インターネットでの
情報を充実させた方が賢いという状況になっ
てきています。

でも、残念ながら、インターネットの情報は
「手渡し」ができないんですね。ルート以外
の新たなお客さま開拓にはあまり向かないメ
ディアなんです。
もともと。

だから、いまはインターネットの機能を補完
する意味で展示会の役割が重用視されて
いるわけです。

単純にネットの情報はスマホ・タブレットを
持っていない人には手渡しできません。いき
なりスマホ・タブレットごとお手渡しできる
くらいスマホ・タブレットが低価格なら、良
いのですが、まだそんな事にはなっていま
せんしね。

ですから、紙の媒体は、その特性を活かして、

●パッと見で伝わる

という告知機能を、もっと活かしてあげなけ
ればなりません。

この

●パッと見で伝わる

という機能は、展示会などでの
「瞬間でアピール」する必要性に応える機能
であるとともに、実は、

●口コミで伝わる

という事の補完作用も持っているのです。

キャッチフレーズが上手にまとまっていれば
記憶にも残りやすく、その記憶に残った
キーワードがその人の口からも出てきやすい
からなのですね。

そして、ここで先ほどの「専門用語」の話に
戻るのですが、この「口からも出てきやすい」
という部分に「専門用語」が入っていると、
ただそれだけで市場が限定されてしまうわけ
です。

だって、専門用語だと、業界人が出会った
時にしか話題にならないではないですか?

でも実は、ひとつの会社の中にでさえ、
専門性の異なる人間が同居している、という
のが、現実の世の中なわけです。

研究開発チームもいれば、経理担当者もいて
、営業マンから、アルバイトまで揃ってはじ
めて企業が業務を進められるというのが実情
でしょう。

であるなら、表紙は仮に専門用語が入って
いたとしても、それを踏まえても、普通の人
が読んでも理解できるレベルまで、かみ砕い
た表現でアピールしておいた方が、より
効果的だ、ということになります。

たとえば、商品特徴を一言で言い表した
キャッチフレーズが、表紙にあれば、それだ
けで、

●見込客を選別し
●瞬間でメリットを理解させ
●見た人の記憶に残り
●身近な人との会話にのぼる

という効果が期待できるわけです。

今回の、

■パンフレットの情報がお客さまに
 到達するまでの10の関門

のうちの1〜3くらいまでは、実は表紙の
話でして、パンフレットの表紙というのは、
ネットの時代になって、よりいっそう、

●広告

のテクニックやノウハウを使った、
高精度・高品質なものにしていかなければ
ならなくなっているのではないか?
という事なんですけれど、話も長くなります
ので今回はこのあたりで、筆を置くことにし
ます。

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 KID'S の本棚:「読了書籍の抜き書き帖」
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えー、いつもは私の本棚に入っている古い
本を取り出して紹介するんですが、今回は
上記の記事内容に合わせて、いま一番
新しい状況に関する話題の書籍を紹介しま
す。


スマホ時代のタスク管理「超」入門
佐々木正悟・大橋悦夫
東洋経済新報社
http://astore.amazon.co.jp/kids1226-22/detail/4492581014


スマホ時代に入って、システム手帳の
役割も変わってきたんですが、逆にスマホ
やタブレットで仕事管理(ToDoリストの管理)
するということも大きな流れとしてあるわけ
です。
この書籍は、スマホでスケジュール管理する
ことの意義をていねいに書いてくれている、
なかなかの良書です。

この書籍で書かれている事で、「なるほど!」
と感心したのが、

●ルーチンのタスクをスマホでリスト形式に
しておけば、手順のブラッシュアップが簡単
に行える。

という視点でした。
えー、解説すると長くなりますので、ここま
でにしておきますが、まさにデジタルの良
さを活かしたToDoリストの使い方提案です。

ともあれ、デジタルをうまく活用することを
考えると、必然的にアナログツールの使い
方も進化せざるを得ません。

まさに自分がやっていることの品質を上げて
いくこと、が大事なのだなぁ、という事なの
ですが、それはまた次の機会に書きます。

では、また次回をお楽しみに。

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キッズボックス・ブックストア
http://astore.amazon.co.jp/kids1226-22?_encoding=UTF8&node=28
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