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Onenoteは、どういうソフトか意外にご存知ないのではありませんか?
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第105号●2017年1月20日(金)
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%name_sei%さん、いかがお過ごしですか? 我家は娘がインフルエンザになりまして保育所には預けられず、一週間自宅でべったりと過ごしました。なかなか濃い一週間でありました。
さて、このメルマガは、ブログからメルマガ登録くださった方もおられまして、文具やソフト紹介などに興味のある方も多いので、今年は少し文具・ツールネタを増やそうかな? と思っています。
ということで今回はツールネタです。
先日、Facebookの知り合いが昔の雑誌を処分すると書き込んでおられたので
「廃棄はもったいないから、Onenoteで写真を撮ってテキストデータ化すれば?」
と返信しました。
Onenoteには写真の中に映り込んだ活字をテキストデータとして変換する機能があるからなのですが、
「それは知りませんでした。やってみます」という返事をいただき
「ありゃ? この人がOnenoteを知らないとは! 意外にOnenoteって、知られてないのか!」
とあらためて実感しました。
実際、書店でPC関連の棚を見てもWord、Excel、Powerpointの解説書籍はあつてもOnenoteの解説書籍は見当らないのですよね。
でも、Appstoreでの評価は星5つ満点で4.5くらい、androidのGoogleplayでも星5つ満点の4.0と、かなり評価は高いのです。
僕自身、Onenoteは本当に満足していて、いまやこのソフトがなければ、なんの仕事もできないというくらいに最重要アプリになっています。
その優良ソフトが世間的には無名なのですから、世の中不思議なものです。
Onenoteは本当に電子のノートそのものの体裁をしていて、言わば白紙の束というソフトです。
起動しても画面はまっ白なまま。
これに現実のバインダーのように、分類するための仕切りタブが少しついています。
いわば本当にそれだけのソフトなのです。
でも、そのノートに、
●書きこめるデータがテキスト・WEB情報・写真・動画・音声・手書き文字/イラストと幅広い
●書きこんだデータがすべてクラウド(ネット)に保存される。
というデジタルならではの特徴を持っています。まさに「アナログ感覚のデジタルツール」なのですね。
しかも、
●ソフトがPC版、Mac版、スマホ版すべて揃っている
ので、データの共有が機種を越えて簡単に行えるのです。
たとえば iPhone版Onenote で写真を撮れば、PC版のOnenoteでほとんどリアルタイム(数十秒程度)で確認できます。
ノートの同じページに写真が自動的にあらわれる様子は感動するくらいです。
こういう仕組みですから、企画書を書いていて「写真が欲しいな」と思ったら、ただ iPhoneのOnenote上で写真を撮るだけです。それだけでPC上でその写真を活用できるわけです。
データのやりとりが自動的にできるので、特定の仕事用のフォルダをOnenoteに作っておき、関連の資料をOnenoteにまとめておくと、本当に便利です。
先日も取材で録音する必要があったのですが、これも「録音ソフト」は使わずにOnenoteの録音機能でやってみました。
その仕事用のフォルダに録音してあるわけですから、インタビュー内容を聞きなおすためにファイルをSDカードにコピーしたり、パソコンのフォルダを探し回ることもありません。
実に気軽に取材内容の再確認ができました。
また、仕事でもらった紙の資料も、Onenoteで撮影しています。机の上に置いた資料は、カメラで撮影した資料は、どうしても斜めに歪んで台形になってしまいます。
でも、この台形に撮影された紙の資料を、自動的に輪郭を認識して真正面から撮影したかのように補正してくれ、クラウド上で資料の中の活字をテキストデータに自動変換してくれます。
実に便利なものです。
また、僕の場合は、手書きのペン入力ができるタブレットを持っているのですが、
このタブレットでOnenoteを使えば、手書きのイラストや図形もすぐに取り込めるので、
簡単な抽象概念を図式で得意先に伝えるのにも役立ちます。
(特長の重なりを示すベン図とか、
ポジショニングを考えるためのマトリクス図とかですね。)
これらの使い方は企画書を書くというような、用途が限られた使用方法ですが、
実は Onenoteをもっとも良く使っているシーンは別にありまして、
それがWEBデータのクリッピングです。
ネットを見ていて参考になる資料の切り抜きや保管・保存には、
いつもOnenoteを使っていて、多分、この使い方が一番多いし、
このメルマガを見ている人にも、
このWEBクリッピングが一番有用性が高いのではないでしょうか?
電車での移動中に見たWEBニュースも、
パソコンで検索した仕事の関連情報も、
とにかく全部Onenoteの特定フォルダにためこんであります。
一度見た資料なら、記憶にあるキーワードで簡単に目的の情報が見つかりますし、
元データのアドレスも自動的に保存してくれますから、
そこからもう一度突っ込んで調べなおすということも可能です。
この実に便利な Onenoteが、実は
完全無料
であったりします。
さすがは資金力のあるMicrosofto社製です。
中小の企業にはマネができません。
こうして市場の寡占化が進むわけですが(笑)
本当にOnenoteは便利なので、これを使わないわけにはいかないのです。
ということで、使ってみたい方はぜひどうぞ。
(Onenoteには、PC版・Mac版・スマホ版とバリエーションがたくさんありますので、よく確認して導入してくださいまし。よく分からない人は質問くださればお答えしますよ。)
今回はツール紹介、Onenoteの概要を書きました。
それではまた次回。
[了]------(2017.1.20 旧暦:師走二十三日)
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