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ブラインドタッチを学ぶなら「ローマ字入力」以外はあり得ない、ということを、実体験を交えて、明確にお伝えしたいと思います。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1077号●2024年7月27日(土)
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%ATTR0%さん、こんにちは。
夏休みになって、子供たちが自由に動いているので、我が家には昨日からお泊りで娘のお友達が来、今日は近所の年下の男の子もやってきてわいわいがやがやとやっています。
田舎の小学校で、人数も少ないから1学年にクラスはひとつ。学校内で学年を越えた「縦割り授業」もあるので、みんな顔なじみ。大声で叫んだり、こそこそ話したり実にたのしそうであります。
まぁ楽しそうなのは良いのですが、こうなるとうちの娘は遊ぶのに忙しく、昨日お知らせしていた「ブラインドタッチ練習ソフトWEEK」の練習も「今日はやめた」とお休みになってしまいました。
やれやれ。
ブラインドタッチの練習というのは、総練習時間7時間あれば、完全にキーボードを見ずに文章を打つことができるようになるんですが、これを達成するには、やっぱり毎日練習するのが効率的なわけです。
一日でも間があいてしまうと、その分指の動きを忘れがちなので、効果は下がってしまうんですけどねぇ。
さて。
ということなので、少し僕が作っている「ブラインドタッチ練習ソフトWEEK」の根本的な考え方を紹介しておきたくなりました。
「WEEK」の開発目的は、「誰にとっても、最短時間で完全なブラインドタッチで文章入力ができるようになる」ということ。
「最短習得」を重視しているので、学ぶのは「ローマ字入力」オンリーです。
タイピング練習というと、ローマ字がメジャーではありますが、他にも「JISかな」とか「親指シフト」などのキー配列を覚えるコースもあったりするわけですが、そういうキー配列の練習はありません。
これは僕自身が、もともと「JISかな」のブラインドタッチャーだったので、「かなで覚えたい」という人の気持ちは分かるんですけど、
●意味がないから覚えるな
と断言しきってしまいたいと思います。
というのも、やはり
●覚えるキーの数
が圧倒的に少ないからです。
たとえば「JISかな」の場合、「不自由なく文章が書ける」ようになるためには、実は
・JISかな 50音
と、
・アルファベット26文字
の合わせて76種類ものキーを覚えなければならないからです。
日本語は、もともと漢字とひらかなの混在を許している特徴があるせいか、アルファベットも、頻繁に文章の中に登場するんですね。
たとえば僕の仕事である広告の文章においては、「企業名」をアルファベットで表記するのを本則としている企業はかなり多いのです。
たとえば「日立」は漢字で書かれることはあっても、カタカナで「ヒタチ」とカナ表記にすることはほぼなく、HITACHIとアルファベット表記にするのが普通です。
これは他にもパナソニックもカタカナで書かれるよりはPanasonicとアルファベット表記されることが多いし、HONDAなどもおなじでしょう。
そもそもロゴタイプという企業を表記する文字デザインの標準がアルファベットを使っている企業の場合、文章中もアルファベットで書く方が自然に見えるわけです。
なので「JISかな」でブラインドタッチを覚えると76文字というかなりたくさんのキーを覚えなければなりません。
とくに困ってしまうのは、
●同じキーを共用している「音」を区別して覚えなければならない
という状況です。
お手元にキーボードがあれば見て欲しいのですが、たとえば「A」のキーと「ち」のキーは、同じキーに表記されています。
ですが、これを「同じ位置」として覚えることはできないんですね。
「A」と「ち」に関連性は一切なく、まったく別のキーとして学習するよりほかに方法はないわけです。
なので、76個ものキーを指に完全に覚えさせるしか他にブラインドタッチになる方法はなく、毎日30分ずつ練習して、ひと月半、2か月近い時間を必要とします。
これはなかなかに苦行です。
僕の場合は、JISかなの50音を毎日30分かけて、一文字ずつ指に覚えさせ、歯を食いしばって一か月かけて50個すべてを覚えたわけですが、
●「さぁこれでキーボードを一切見ずに文章が書けるぞ!」
と、喜び勇んで文章を書き始めたら、自分の担当していた得意先が、まさに上記の企業とおなじくアルファベット表記のロゴの会社だったので、ものすごくショックだったことを覚えています。
もう、しょうがないので、そこからまた2週間以上をかけて、アルファベットの位置を覚えなおしたわけですが、このアルファベット練習が一番の苦行でしたね。
しかも、その後、転職した先の会社がワープロが「親指シフト配列」の「OASYS」しかなく、JISかなブラインドタッチが使えなかったことが、より「JISかなブラインドタッチ」の問題点を強く印象付ける出来事となりました。
でも、そのJISかなでは使えなかったワープロ専用機「OASYS」は、ローマ字入力は問題なく使えて、しかも覚えなければならないキーの数は、
●アルファベットより少ない19字
だったことに愕然としたんです。
ローマ字入力だとQだとか、Vだとかはほとんど使わないので、ほんとうに覚えるキーの数は少ないですし、しかも
●ローマ字入力用のキー位置とアルファベットのキー位置は共用可能
なので、ローマ字で完全に「日本語文章」を書けるようになった後で「アルファベットの表記練習」をするにしても、26-19で、7文字前後で済む、ということなんです。
19キーで日本語が表記でき、加えてアルファベット表記するのに7文字覚えれば済む。それはもう「JISかなブラインドタッチ」を覚える面倒くささとは天と地ほども違う量なわけです。
あとは「−(音引き)」「、(句点)」「。(読点)」などを随時覚えていけば良いだけですから、
●最短期間でブラインドタッチを身に付ける
ためには、
●ローマ字入力
一択でして、他の入力方式に存在価値などまったくないと断言しても良いだろうと僕は思っています。
なので、僕の「ブラインドタッチ練習ソフトWEEK」は、
●ローマ字入力専用
なのでして、今後も「JISかなコース」などを作る予定も一切ありません。
ブラインドタッチ練習をおすすめすると「かなタイプはないの?」とか「親指シフトはないの?」とか聞かれることがあるのですが、
●存在価値のない入力方式は普及させてはいけない
と考えているので、今後も用意するつもりはないのです。
「そんな覚えるのに苦労ばっかりして、汎用性のない入力方式など選びなさんな」
と、忠告も含めて「やめなさい」と伝えたいわけです。
世間的には、いまだに「JISかな」とか「親指シフト」方式をサポートしている練習ソフトが市販されていたりするようですが、そういう効率の悪いものを提供していること自体がユーザーにムダな遠回りをさせる、考えの浅い選択だなぁと思います。
●完全なブラインドタッチを、最短期間で習得するにはローマ字入力一択
なんです。
これはもう鉄板で絶対なわけです。
ブラインドタッチを覚えるならローマ字入力以外の選択などあり得ない、ということだけは頭にいれておいて欲しいと思います。
ということで、今日のメルマガはここまで。
ではまた明日。
--------------[KID'S SIGNAL No.1076 -了-]---------------
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