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外人さんやったんかい!
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第128号●2018年6月13日(水)
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先日打ち合わせからの帰りの道すがらでの出来事。
我が家に帰る最寄り鉄道の乗り換え駅でのことでした。
特急も止まる駅なのですが僕の自宅は各停でないと帰れない。
ホームの案内板を見ると次の列車が各停ではありませんか。
ラッキー!
この沿線には空港もあるので海外旅行者も多く、時間帯によっては空港特急や通常の特急など二本ほど特急をやり過ごさねばならないこともあるので、ちょっと早く帰って作業をしたかった私としてはとてもうれしかったのでありますよ。
で、やって来た車両に乗り込むと、僕と一緒に、結構可愛らしい女の子が2人、大きな旅行用スーツケースを引きずりながら各停に乗り込んでくるではありませんか。
「あれ? 海外からの旅行者かな。でも空港に向かうなら特急に乗らなきゃのはずなんだけど…」と思って見ていたのです。
とは言え、最近我が家の近くで、古いビルを改装してゲストハウスというか民泊施設になったところも見たことがあったので、これからホテルに行くところかもと思って見ていたのです。
あいにく昼下がりの各停だというのに車内はけっこう混んでいて、座ることも出来なかったので、ドア近くで、僕はiPhoneのゲーム、Unlimitedスパイダーマンなどをしながら楽しんでいたのであります。
で、可愛らしい二人組の女の子はというと、やっぱり座ることもできないので、僕のすぐ近くで大きなスーツケースを手でホールドしながら、雑談をはじめたのですが。
聞いてるとやっぱり日本語ではない。見た目は日本人によく似てるのですが言葉は全然わからない。
そうかー、ガイジンさんやったかー。各停と特急とを間違えてなきゃええけどなー。まぁそれはわからんし、ほっとこう。
と、そのままスルーしておったのですよ。
この沿線には日本でも有名な神社がありますし、そこを見に行くのかもしれないじゃないのと。
そんなことを思いながら
しかし、ゲームしながら耳に入ってくる声だけを聞いてると、かわいい女の子だなぁと思っていたけれど、どこかのおばさんのような低音で、迫力のある声なのであります。
なんだこのイメージギャップは。わからんものだなぁと。
こういう「想定外」というものが存在するのが現実というものなのだから、やっぱりこれは特急と各停を乗り間違えたのではなくて、各停の駅が最寄り駅のゲストハウスに泊まって神社見物に行くような旅慣れた二人なのだろう、そうに違いない。
そう決めつけて、ゲームに没頭し、アイテム取りをつづけておったのです。
で、二、三駅過ぎると、わたくしの自宅の最寄り駅に近づきまして、もう降りなきゃならないのでゲームをやめて、iPhoneの手帳型カバーを閉じたわけです。
すると、その瞬間。
さっきのおばさんのような、低音のその太い声の女の子が僕に声をかけてきたのであります。
「イズジスローカルトレイン?」
って。
おおーい。やっぱり。旅行者じゃねーか。
特急と各停間違えてたよ。
最初から予想が完全に当たりまくりだよ。
あまりに典型。パターンどおりやないの。
そうか、特急かどうか不安だったけど、一番手近にいる私がゲームに没頭してたから、声をかけられなかったのね。
それで、ゲームをやめるまで待っててくれたわけや。
いや、でも、降りるから。
もう、駅に着いちゃうから。
余裕もないので「ローカルか?」の問いには「イエス!」と簡単に答えると、
ゲームをしていたから。ごめんね。とは言えもう降りる時間なので
予想どおり「オーノー」的反応。
なので、路線図で僕の降りる駅を指差し、「ナウジスポイント」と言い、そのあと二つ先の乗り換え駅を指差し「ツーステーション、チェンジヒア」とだけ簡単に伝えて、その瞬間くらいに開いたドアから飛び降りたのでありました。
ギリギリになって質問してくるなっちゅうに。
とは思ったけれど、向こうだって僕がこの駅で降りるとは思ってないわなぁ。
でも、実はビジネスでも同じようなことがあるのではないでしょうか?
「うちの商品をキチンと説明できる資料とかちゃんとまとめておかないとなぁ」とか、「このうちだけの特徴をなんとか資料にしておかないといけないんだけど」と思いながら、そのままになってたりしませんか?
日々の雑事に追われていると肝心のことをしていなかったりするものです。
それこそ、ちゃんと路線図の準備をしておけば、電車を降りる寸前のわずかな時間で降りるべき駅を簡単に指し示す事が出来るのです。
高品質の印刷物を作るということは、こういうわずかなチャンスを逃さない事、であると同時に、そういう突発的な出来事にも普段からしっかり準備をしているしっかりした企業なのだという、高い信頼性を瞬間的に作る事が出来る、ということなのです。
ということで高品質のパンフレットを制作するときは、ぜひ一声おかけくださいませ。
では、また次回。
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