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マニアックなボールペンの話。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第132号●2018年6月17日(日)
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文具の話に興味はおありですか?
今日は少し趣味的な文具に関するお話。
このメルマガを書いたり、仕事でのアイディアを練ったりするときには、僕はパソコンやスマホよりも紙を使ってメモをする事が多いのですね。
で、どんな筆記具を使っているか? という事を少し書きたいのですが、今日はスケジュールなどを手帳に書き込む時用に使っている、ボールペンについて書きたいと思います。
筆記具に関しては、「書き味」と言うものがかなり重要で、書き味が変わってしまうと、あまり楽しくないのですね。
なので、なんだかんだ色々なボールペンが売り出されておりますが、僕はかなり保守的で、そうそう新しいタイプのボールペンに乗り換えたりしてこなかったのです。
ずっと使ってるのは、もう本当にずっとずっとゼブラのクリップオンマルチというボールペン一択だったのです。
実はこのボールペンはいまや旧世代に属するボールペンだと言っても良い商品になると思います。
というのは、2006年に登場した三菱のジェットストリームという「低粘度油性ボールペン」革命が起きたからなのです。
ジェットストリームの登場は本当に画期的だったようで、いまや文具店のボールペン売り場はジェットストリーム一色に染まってしまっているからです。
ご存知ない方のために少し説明すると低粘度油性ボールペンというジャンルはジェットストリームの登場によって生まれた新しい「油性」ボールペンの新種なんですね。
まず、軽い書き味で、濃い色の発色、それでいて水性ボールペンのように水に流れたりにじんだりしにくい油性のメリットも失っていない、という革命的な商品だったわけです。
ところが、書き味が軽いと言うのが僕にはどうも使いにくく、心理的な抵抗が大きかったのです。
それまでも書き味が軽いペンとしては水性ボールペンというものがあり、僕はそれはそれで「書き味が軽い方が便利」な用途(構成案の下書きやサムネイルなど。A4用紙など比較的大きな紙に大きな字を書くときに使用)にはよく使っていたのです。
しかし、手帳などに小さな文字を書くときなどには、ある程度紙への引っ掛かりがある方が僕には使いやすくジェットストリーム導入には至らなかったのです。
つまり低粘度油性ボールペン一本で全てをこなすより、用途に応じて水性ボールペンと従来の油性ボールペンを使い分ける方が快適だった、という事なのです。
(ちなみに水性ボールペンはぺんてるのエナージェル一択。ほかの水性ボールペンは使っておりません。)
水性ボールペンは黒い色が本当に濃くクッキリと出るので、それこそ仕事でデザイナーさんに手渡すためのサムネイルなどを描くためによく使っていたのです。
黒が濃くはっきり出ると、何よりありがたいのはコピーを取ったときにかすれずクッキリと複写が取れるからで、この用途によく合うから使っていたという面はかなり大きいのです。
逆に油性ボールペンは手帳や自分のノートを取るときに使っていて、これは多少早いスピードで、メモを取ったり、小さい字を書いたりする時に使っていたわけです。
とくに仕事のメモだとノートにどんどん文字を書いていくのでノートの用紙の表裏両方を使います。水性ボールペンだと裏写りするので、そういう用途には向かないのです。
なのでメモや手帳への書き込などの用途の時は、どうも僕の場合は書き味がある程度重い方が良いようなのですね。
(多分筆圧が高いのだろうと思います)
そういうことで水性ボールペンと従来油性ボールペンの二刀流をずっと貫いておるわけです。(基本は今でも二刀流です。)
とまぁそういう具合に使い分けを考えながらも、いま流行の低粘度油性ボールペンはずっと気にはなっていたのです。
というのも、最近はアイディアを紙にメモした後、カメラで撮影してデジタルデータで持つことも増えてきたからです。
これを、従来油性ボールペンでやると、文字がかすれたりして少し残念なのです。
かと言って撮影のことを考えて色の濃い水性ボールペンを、小さなメモ帳などに使うと、乾きが遅くて他のページにインクが移ったり、紙の裏側に文字が透けて見えたりしてかなり不便なわけなのです。
だからそういうことを考えるとボールペンを低粘度油性ボールペンに変更するというのも選択肢の中に入るのかなぁと思うようになってきたのです。
と言うことで、最近は少しずつ新ジャンルの「低粘度油性ボールペン」にも手を出しているのですが、どんなものを使っているのか? とかは、また別の機会にお話することにしましょう。
やっぱり文具の話をメルマガで書くと、少々マニアック過ぎてあまり広くアピールする話になりにくいですねぇ。
とはいえ、「仕事の道具」というのは、それぞれの仕事のノウハウと一体化しているので、仕事の仕方がよほど変わらない限り変化させること自体が難しいものなのかもしれませんね。
今日の気づきはそんなところです。
では文具の話もまた書きましょう。ではでは。
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