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WEBでやるから信用されないんです。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ [KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第136号●2018年6月21日(木) _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 少し前の話。 僕が、あるWEBマーケティングセミナーに参加した時のこと。 なんかねー、かっこよかったんですよ。 会場は大阪のキタにある、とても広いホール。 舞台上の大きなスクリーンを背にして、最先端のWEBマーケティング技術を持った企業が、「こんなことができるのじゃ!」と故・スティーブ・ジョブズよろしく、とうとうと語るのであります。 すごいよねー、ほんとうに。 かなり大手の企業さんのWEBマーケティングを担当されている、立派な会社さんの営業担当の方だとかCEOだとか、そういう方々が、その広い舞台に、次々に登壇し、すごくいろいろお話してくださいました。 このセミナーに参加している聴講者のほうも、ちゃんと机と椅子がありまして、しっかりとメモが取れる。 みんなちゃんとメモを取ってるし、人によってはノートパソコンを開いてビシバシとデータにまとめてる人もいて。 もちろん僕も、いつも使っているB6サイズのツイストリングノート(LIHIT lab製:ナンバリングを使って連番を打っております。超・独自仕様)にガリガリにメモをとりまくっておったわけです。 それはもう、いろいろ勉強になることをたくさん学べて、とても有意義だったのですが、「なんだかなぁ」と思わざるを得ない点が二つほどありました。 ひとつは、かなり多くの登壇者が、「マーケと営業の連携がうまく行かない」という話をしていたこと。 そしてもう一つは、登壇した企業の中でも、一番有名で顧客数、導入事例とも多いと考えられる企業が、従来の「パンフレットによる面談営業」に関して、まったく、一切、ちーともコメントしていなかったことのふたつなんですね。 いやいやいや。 これこれこれ。 これはもう、完全に根っこが同じ問題ですよ、と僕は言いたかった。 そんなもんね、「営業マンのための、キチンとしたパンフレットを作らないから、面談時の信頼関係が結べていない」というワードだけで全部説明がついてしまいます。 WEBというのは、大量に多くの見込み客を集めることができるので、たとえば反応率が1%とかでも、母数を増やせば、十分利益のでる仕組みを作れるわけです。 すごく効率がいい。 そういう中では「1%」という数字は「超優秀な反応率」なわけです。0.5%、0.3%がごく普通。もっと悪い率もざらにある。それがWEBマーケティングだし、もっと言えば「マーケティング」というのは、そういう世界の営業概念なんです。 でも、これを営業マン個人にあてはめるとどうなるか? 「1%でも優秀」などと言われたら、そりゃもうやる気なんて出ません。だって100人にあたってやっと一人が反応してくれる比率なんですから。 いやになってしまう。 でも、パンフレットがあると営業は心理的にすごく楽になります。だってパンフを手渡すだけで、最低限の「信頼」はしてもらえるからです。 だって、たいてい、「ああ、ちゃんと仕事してらっしゃるのね」という目で見てもらえるんですよ。 成約うんぬんの前に、まず「ふつーの企業」として認めてもらえるのかどうか?というところがクリアできる。 でも、これ、言っちゃなんですけど、WEBの場合は、「ふつーの企業かどうか」というところから疑われていて、そこがスタートなわけです。 違いますか? だって、このごろホームページなんて、月1000円くらいの投資で、すごくカッコいいデザインのひな型が用意されてるサービスがあって、そこいらの兄ちゃんでも、「起業家でござい」とやれるわけです。 そんなん、信用なんかされるわけないやないですか。 ところが、印刷媒体だと、別に買ってくれるわけじゃないけど、「ちゃんと仕事はしてるんですね」とは思ってもらえるわけです。 パンフレットを渡しただけで。 なんでか? 印刷物って、刷り直しが大変だという媒体特性があるからです。 そういう特性があるんだもの、しょうがない。 でもWEBはいつでも変更可能。消すのも自在。 信用されるわけがない。 でしょ? 媒体特性なんだから。 しょうがないんだから、これは。 だから、パンフレットを作っている企業は、同じことをたくさんの人に手渡して「こういうサービスだけは最低限キチンとやりますと約束してます」という信頼だけは、手渡した瞬間に生まれるのです。 この信頼は自動的に生まれるんです。 内容以前。 媒体特性ですから。 WEBでは逆立ちしても達成できないですから。 だって、明日、ホームページの情報内容が変わってるかもしれないですから。 これはどちらが良い、どちらが悪いという話ではありません。 WEBは変更・修正が得意。 印刷物は苦手。 そういう特性がある、というだけのこと。 その特性から、必然的に生まれていることです。 変更・修正が簡単なメディアが信頼されないのは当たり前です。 変更・修正が難しい印刷物は、印刷してある、というだけで信頼されるのです。 もっと言うなら、企業の社是や理念などを石碑にして建立すれば、「ここの方針は変更されないよね」と方向性に対する信頼は必然的に生まれてしまう、というものなのです。 こういう媒体特性というものは、別に何が良い何が悪いという話ではなくて、単に「メディアとしての特性がそういうものなのだ」と理解しておけば良い、というだけのことです。 最先端だからWEBとか、そういうイメージづけは、WEBでやればよいのです。 でも、顧客の信頼をしっかり獲得しておきたいなら、印刷物のしっかり作ればよろしい。 だから、自由に上手に使いこなせば良いというだけの話です。 そして、いまの時代なら、企業の方針や理念、社是などは、WEBで伝えるより印刷物の会社案内で伝えたほうが伝わりやすいですね。 WEBだとやっぱり伝えるのに手間がかかるし、手間がかかる割に効率が悪い。 そういう「信頼醸成」には、WEBは向いてない、ということだと思います。 そして、印刷物のように「長く活用する」ことが大前提のツールなら、できうる限り最上級の品質であるべきです。 瞬間で「最上級」の企業イメージを構築できますから。 ということで、パンフレットを制作するなら、ぜひ KID'S COMPANY 木田茂夫 までご連絡ください。 私が提案している「ドラマティックパンフレット」の制作サービスは、ライター、デザイナーともにBtoB広告賞の金銀銅賞を受賞している最上級の人材ばかり。 品質を下げたくても、どうやって下げればいいのか悩んでしまう、というような人ばかりです。 合理的なWEBマーケティングの時代だからこそ、信頼を獲得するツール、紙のパンフレットは品質こそが決め手になります。 どうぞ、 ドラマティックパンフ、(http://www.kidashigeo.com/s_dramatic.htm) カンパニーバイブル(http://www.kidashigeo.com/s_company_bible.htm) テクニカルインタビュー(http://www.kidashigeo.com/s_technical_interview.htm) コーポレートマガジン(http://www.kidashigeo.com/s_corporate_magazine.htm) という、KID'S COMPANY の最上品質のサービスをご利用ください。 受付フォーム http://www.kidashigeo.com/response.htm 進め方やお値段など、お気軽にお問合せください。 (ただし、あまりお安い仕事はしておりません。品質重視ですので) ではでは。 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ コピーライティングならおまかせを! コピーライター 木田茂夫 :kids@kidashigeo.com 携帯:090-8523-4204 --------------------------------------------- ホームページ:KID'S COMPANY http://www.kidashigeo.com ブログ:コトノハコトバ http://kidscomp.exblog.jp/ ●文具関連ページ SD FAN CLUB http://www.kidashigeo.com/sd/ デジアナプロジェクト http://blog.livedoor.jp/kids1226/ --------------------------------------------- ブラインドタッチ練習ドリル WEEK 好評公開中! http://week.kidashigeo.com _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

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