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■無地のノートって好きですか?
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第143号●2021年12月2日(木)
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メルマガ再開して二回目ですが、ちょっとどうしても書きたかったので、文具、それも特にノートの話を書きたいと思います。
メルマガを休んでいた三年半の間に、世間的にはさまざまな変化がありまして、文具関連では、個人的にゼブラの「ブレン」というボールペンの登場にかなり刺激を受けました。
もう二年以上前に出たペンですので、詳しい方はすでにご存知でしょうから詳しく説明はしませんが、ボールペンのデザインの中に「重心」という概念を持ち込んでペン好きの文具ファンから喝采を浴びている最初の商品だと言えます。
筆記具において、その軸の重心がどこにあるかは書き心地に大きく影響するものでして、重心を低くすると軸がぶれず、ペン先が安定して、とても書きやすくなるのです。
この低重心はひとつのトレンドになりつつありまして、最近では、三菱の「ちょっとぜいたく300円台ボールペン」であるuni-ball one (ユニボールワン)が低重心ででざいんされており、書きやすい!と話題です。
で。
二年ほど前に、この「ブレン」に出会って、大変感激してしまいまして、いままでさまざまに組み上げてきていた、ノート記帳のやり方が、超大幅に変わってしまったのです。
その紆余曲折は、この際割愛しますが、その大変革の中で自分でも驚くほどに気に入ったのが冒頭に書いた「無地のノート」なのです。
これまでノートはメモを取るためのもの、と考えていたので横罫オンリーでやっていました。世間では「自由に書き込むなら方眼ノートが良いよ」と言われていますが、僕はこの方眼ノートというのがかなり嫌いでして。
そもそも「できる企画マンは方眼ノートを使う」とか言うようなタイトルの書籍も出てますが「えー? それはおかしかろう」と思ってしまうのです。
だって罫がタテにもヨコにもあるなんて不便だと思いませんか?
図を書く、表を書く、思い通りの字の大きさで自由にのびのびと書く。
ということをするために方眼ノートが良いと言うのですが、そういう用途には、僕の場合は「A4のコピー用紙」をずっと使い続けていたんですね。まさに「無地」です。
広告の仕事をしていると、広告のビジュアルアイデアなどもメモする必要が出てきますし、文字の大小を付けながらキャッチフレーズを思いつくままに書き並べたりもするんですが、そういうことをする時に、もっても便利なのがA4のコピー用紙でした。
なので、これまで僕は、
●文章型のメモはノート
●アイデアや自由発想をするためにはA4コピー用紙
という使い分けをしていたんです。
ところが!
低重心のブレンというボールペンを使うようになって、ペン先のコントロールが自由になったので、このふたつの使い分けが不要になってしまったんですね。
●なんでもかんでも無地の紙に書きたい!
という感じに変わってしまった。
そうなると、持ち歩くノートも「無地のノート」が楽しくて、ずっと無地のノートを使うようになったんです。
この話、けっこうマニアックなので、続きます。(o^_^o)ニコ
[KID'S SIGNAL No.143 -了-]
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