■「内窓」を作るとエアコン代が超お得。

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[KID'S SIGNAL]  キッズシグナル●第151号●2021年12月10日(金)
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そろそろ寒くなってきました。%name_sei%さんは風邪などひいていませんか？ 健康には充分注意をしましょう。
薬やワクチンなども良いのですが、まずは歩く、良く寝る、良く笑うが基本です。
そういう基本的な免疫力アップが、人工的な健康対策より数倍・数十倍効果が高いのですよ。(断言します。ワクチンなど不要です)

さて、僕が住んでいる山の中は、気温が下がると、本当に寒いのです。零下になるのは当たり前、家の前の幹線道路に出るまでの道が凍結してチェーンを巻かないと異動することもできない、という極寒の地なのです。

という事なので、引越ししたのは夏だったのですが、引越ししてすぐに家の中を寒さから守る防寒仕様にすることに邁進しました。
あまりに寒いと本当に何もできなくなってしまいますからね。

そこで近所のリフォーム屋さんに家まで来てもらい、防寒のためのリフォーム工事がどのくらい費用がかかるのかを見積もってもらうことにしたんです。

しかし。

正直、見積もりを取るまでは、防寒対策をするなら、大きな掃き出し窓など、家全体の窓部分のサッシを、通常の板ガラスから、複層ガラス（ペアガラス）の断熱仕様のものにするのが常識かつ最も良い方法なのだと思っていたのです。

でも、見積もりをしてくださったリフォーム会社の営業の方の意見はまったく違ってたのですね。

「寒さ対策でしたら、内窓をつけて窓を二重窓にする方法が費用も少なくて効果も高いですよ。いままでこの地域でもたくさんリフォームしてきましたけれど、一番喜ばれるのは内窓・内戸などによる開口部の二重化です。ペアガラス施工も内窓施工も両方やったお家から、追加で『この部屋にも内戸・内窓をつけて欲しい』と追加注文されることも多いんです。そのくらい評判がいいです」

というご意見だったわけです。

現場でお客さまに提案する営業の方の意見ですから、ものすごく説得力が高いんですよね。

それで、家中の窓を、ペアガラスにする改装と内窓をつける改装の二種類の見積もりを出してもらったのですが、やっぱり内窓をつける方がわずかに安いわけです。
「なるほどなぁ」とは思っていたのですが、どっちにしろ、全部改装すると数十万円簡単にかかってしまう。それだけの予算はありませんでした。

もうすぐに寒くなるし、とにかく部分だけでも改装するか？　とか夫婦で話し合っていたのですが、それだと生活する空間のどこかがすごく寒い、ということになってしまう。
どうしたものかと思っていたら、うちの奥さんが「簡易型の内窓を自作して取り付けるやり方もあるみたいよ」とネットの情報を教えてくれたのですね。

調べてみると、あるメーカーから、簡易的な「内窓セット」というようなものが販売されていて、それを取り付けるだけで一つの窓が一~二万円で二重化でき、かなり寒さ対策としても効果的であるらしいということまでは分かりました。

ただ、その「内窓セット」の情報をネットで調べていく過程で、もっとお安く、簡単に、内窓を取り付ける素人DIYをする人たちの動画がYoutubeに上がっていて、その方法だと一つの窓を二重にしてもニ三千円でできてしまう。しかも、効果はキチンと内窓を作った場合と、それほど大きな差はない。ということらしいのです。

「ニ三千円なら、どこか一か所、とりあえず試してみてもいいよな」

ということになって、即とりかかりました。すでにそろそろ寒くなりつつあった時期だったので、まずは一番寒くて窓の小さいトイレの窓。ここを二重化したわけです。

施工は超簡単で、カッターで材料を切り出し、マスキングテープと両面テープでレールを固定するだけでした。窓ガラスの代わりに「中空ポリカ」という透明素材を使います。これもカッターで切り出せる加工性の柔軟な材料です。

本当に半日かからずにトイレの内窓ができました。
で、効果は？　というと、これが！

驚くなかれ、内窓の外と内側の温度差が5度から7度も違っていたんです。
もう心底びっくりしました。効果絶大なんてものじゃない！　結局、その後は、家の中のほとんどの窓を、その「中空ポリカ」を使う方法で二重窓化して寒さ対策にしました。

本当に寒さを遮断することが出来て、とてもありがたかったのです。

作り方なども紹介したいのですが、長くなるのでまた今度。
ともあれ、中空ポリカを使った内窓づくりはものすごく効果が高いですのでお勧めしておきます。

ということで、今日はここまで。また次回お会いしましょう。

[KID'S SIGNAL No.151 -了-]

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