バックナンバー一覧に戻る



■「すべてうまくいくやり方」を考えた方がお得です。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ [KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第153号●2021年12月12日(日) _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 先日「うまく行く方法を考えよう」という話をしました。 どうせ考えるなら「うまく行く方法」とはどういう方法なのかを考えてみる、ということですね。 これは決して「失敗しないように」する考え方ではないのです。 もちろん、最悪の事態を想定して、対策を取っておくことは大切な事です。しかし、それは一度考えたら済む話。何度も何度も考えるような事ではありません。 失敗の事を考えるのではなくて、「うまく行ったら、どうなるか? どう気持ちいいのか」などを考えていた方が、成功する確率は高まるものなのです。 この「うまく行かない心配をするより、うまく行く事を考えて行動する」という選択肢と並行して、もう一つ大切な考え方があります。 それは、 「すべてうまく行くという前提で考える」ということです。 これ、意外と出来ていない人が多いので注意が必要です。 良くある考え方ですが、何か目的を達成しようとした時に「成功と引き換えに何かを犠牲にしなければならない」とつい無意識に考えてしまう。 人間には、そういう「考え方のクセ」が沁み込んでしまっているのですね。 確かに、一日は24時間しかありませんから、何か時間のかかることを一日中やっていたら、その他の事は何もできないかもしれません。 でも、それは別の日にやれば充分達成できることなので、「Aの事をやったらBの事はできない」という訳でもないのです。 なのに、どうしても、 「何かを達成するには、何かを犠牲にしなければならない。」 という悲壮感あふれる考え方というものは、多くの方の思考回路にこびりついているようで、「これをやったら、あれはできない」という言い方で夢を諦めている方も多いと思います。 この考え方はとても残念です。だってそもそも、「両方ともうまく行く」結果になったとしても、実際誰も困らないわけです。 そうですよね? いや、それどころか、いくつもの事を達成することができれば、たいていの場合、みんながうれしく思う事の方が、おそらくは多いはずです。 「何かを達成するには、何かを犠牲にしなければならない。」 それ本当ですか? ちょっと疑ってみても良いかもしれませんよ。 [KID'S SIGNAL No.153 -了-] _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ コピーライティングならおまかせを! コピーライター 木田茂夫 :kids@kidashigeo.com 携帯:090-8523-4204 --------------------------------------------- ホームページ:KID'S COMPANY http://www.kidashigeo.com ブログ:コトノハコトバ http://kidscomp.exblog.jp/ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

バックナンバー一覧に戻る