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■オフィスソフトの超絶すごい、異次元レベルに便利な使い方をご存知ですか?
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第159号●2021年12月18日(土)
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ずいぶん前からブラインドタッチについて、しつこく書いているんですが、やはりどうしても「文章を書くための専門技術」という捉え方をされていることが多いと思うのです。
でも本当は、パソコン活用の基礎の基礎であって、ブラインドタッチができるかどうかはパソコンをどれだけ便利に使えるのか? に関して、とんでもないくらいの差を生む技術なんですよね。
そのことについてちょっと話してみたいと思います。
まず先にブラインドタッチというものが、どういう技術なのか? ということの説明をしておきますが、これは、
●自分が頭の中で思った言葉が画面に自動的に現われてくる
というレベルの技術だということを、まず想定してください。
どんな言葉を想像しても良いですから、単語をひとつ思い浮かべてください。
とりあえず「リンゴ」にしておきましょうか?
すると、「リンゴ」と考えた言葉を自分の指が自動的に入力してくれて、パソコンの画面に「パッ」と表示してくれると。
そういうレベルの技術なんです。
本当にそのくらいのシンクロ率だと思ってください。
頭で思った言葉がパソコンの画面に出ると。
まず、そういう状態を想像してください。
想像できましたか?
どんな言葉でもほぼほぼ瞬時に出る、そんな感じです。
想像できましたね?
では、もしあなたがマイクロソフトのオフィスシリーズのアプリを何か持っているのなら、いますぐ起動して、新規ファイルを開くか、手持ちのファイルを開くかして、編集画面にしてみましょう。
そして、おもむろに、キーボードの「alt」キーを押してみてください。どうなりましたか?
ExcelでもWordでもPowerPointでも、なんでも良いですが、「ファイル」とか「ホーム」とかの文字があるメニュー部分にアルファベットが表示されましたね?
これ、僕は勝手に「altメニュー」と呼んでいますが、オフィスソフトの中にあるさまざまな機能を、すべて、キーボードで呼び出すための記号なんです。
ためしに、画面に出てきた記号を何か入力してみましょう。そうだな「ファイル」の項目のところに表示された「F」なんかが分かりやすいかもしれません。
Fキーを押しただけで、ファイルメニューを選んだのと同じ状態になりましたよね? ファイル項目に含まれる下階層の機能一覧が出てきたはずです。「情報」だとか「新規」だとか「開く」だとか「印刷」だとか。
そして、その下階層のメニュー項目にも、またアルファベットが表示されているのが分かりますか?
そうです。一度 alt キーを押すと、何か機能を実行するまで、ずっとメニュー項目のところにアルファベット表示がされるようになるんですよ。
で、それらの機能はすべて、キーボードで直接選択できます。
だから、たとえば、ファイルを開いた状態で「alt→ F → P → P」と入力すると、そのファイルを即座に印刷することができるというわけです。
だから、「このファイルを印刷をしたい!」と思ったら、印刷の機能を実行する「FPP」という呪文だけ覚えておけば良いのです。
この呪文でオフィスソフトを操るやり方と、ブラインドタッチが一緒になると、どういうことになるかお判りですか?
そうです! あなたがファイルを印刷したい時には「FPP」という呪文を思い出しただけで良い、ということです。それだけで、開いているファイルが瞬時に印刷されるのです。
分かりますか?
まさに魔法レベルなのですよ。
この「altメニュー機能」は、オフィスソフトすべてに備えられていますし、WordでもExcelでも、あの超絶たくさんの機能のほとんどが、このaltメニューキーだけで活用できるようになっているんです。
呪文を思い浮かべるだけで瞬時に実行される。
すごいと思いませんか? しかもアプリのほぼ全機能を「呪文化」できるのです。サイコーに優れた便利な機能でしょう。
ブラインドタッチができる、というのは、こういうすごいことができる、ということでもあるのです。
「えー? そりゃそうだろうけど、ブラインドタッチなんて身に付けようとしたら何年もかかるじゃん」と思いましたか?
思いましたよね?
はい、ブブー。間違いです。
この部分もみんな大きく勘違いしてるんですよね。「ブラインドタッチ習得には何年もかかる」
そうじゃないです。一週間です。一週間!
「ええええええええええー? ウソー!」と思ったあなた、驚いて当然ですけど、それが事実なんですよ。
ということで、長くなったので、この件に関してはまた書きます。
ではではまた。
[KID'S SIGNAL No.159 -了-]
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