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■クリスマスイブですが、ひとり寝の暖房の話です。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ [KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第165号●2021年12月24日(金) _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 山の上で冬を過ごすようになってから、その実力にあらためて驚かされたのが「湯たんぽ」という暖房器具の実力です。 そもそも、大阪で暮らしていたら湯たんぽなんか使うこと自体がほとんどありませんでした。いちいちお湯を沸かすのが大変だし、湯たんぽを入れないと困るほど寒い夜自体が少なかったからです。 しかし、この標高450mの山の上で過ごすようになってからは、湯たんぽは毎日の必需品になりました。なんせ日々寒いですから。 もともとは、引越しをして初めての冬、うちの奥さんが夜中に咳き込んで目が覚めるということが続いたのが始まりでした。風邪をひいている訳ではなく、夜中に時折目が覚めるんですね。 そういう話をご近所の方と雑談がてら話していたら「それ、体が冷えてるんやわ。湯たんぽ入れたらええねん」と教えられて購入したのがきっかけです。 僕も熟睡できてないかも、という気持ちがあったので夫婦そろって湯たんぽ生活に入りました。 とはいうものの。 湯たんぽもちゃんとしたものは2.5リットルから3リットルはあるものが主流で、それだけのお湯を沸かすこと自体が難しいわけです。 しかも、それが夫婦二人分となるとけっこうな量です。 仕方がないので3リットル沸かせるやかんを買いました。 でも、それだけの手間をかける価値があるのが湯たんぽなんですね。 とにかく寝床の中があたたかい。 足下に入れるのも良いですが、僕は時折抱きかかえて寝たりもします。とにかく暖かくて熟睡できます。 しかし、驚いたのはその3リットルという大容量がもたらす「保温力」です。一晩寝て、朝になってもまだ温かい。 それどころか、夜になってお湯の沸かし直しをするわけですが、その時になっても、まだまだ暖かくて、湯気が出ているほどなのです。 それだけ暖かいと、3リットル分沸かしてもそれほど時間はかかりません。 わずかな燃料でしっかりあたたまってくれるのですから言う事なしです。 しかし、ここまで到達するのも、実は一苦労あったのです。 最初は「3リットルもお湯はいらんよな」と2リットルくらいしか入れなかったのです。 そしたらどうなったか? お湯が冷めてくると、ゆたんぽの中の空気が収縮するのでゆたんぽがガシャンと内側に萎んでしまうんですよ。 これにはまいりました。 説明書を見ると、ちゃんと「お湯は満杯になるまでいれてください」とかかれていました。「あっちゃー」です。 説明書くらい最初に読んでおけよ、と言う話。 それ以来、3リットル満杯に入れて使っておりますが、その「満杯量」さえ守っていれば、これほど快適な暖房器具もないんじゃないか? と言うくらいです。 湯たんぽ。なかなか良いですよ。 [KID'S SIGNAL No.165 -了-] _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ コピーライティングならおまかせを! コピーライター 木田茂夫 :kids@kidashigeo.com 携帯:090-8523-4204 --------------------------------------------- ホームページ:KID'S COMPANY http://www.kidashigeo.com ブログ:コトノハコトバ http://kidscomp.exblog.jp/ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

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