■いや、もう、本当に寒いんですよ。
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[KID'S SIGNAL]  キッズシグナル●第178号●2022年1月6日(日)
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寒いですねぇ。いや、うちの近所は特別に寒いんです。

いま田舎暮らしをしている、という話を少し前にしました。いま暮らしているところというのが、標高450ｍくらいの山の上でして、実に寒さが厳しいのです。
今日の気温は、最高気温が3度です。夜はマイナス３度まで下がる予定です。実際、子供を小学校のスクールバス停留所まで見送りに行くと、道路わきに、いつも「現在の気温」が表示されていて、マイナス４度とかザラにあります。

そもそも、なんで道路わきに「現在の気温」が表示されているかと言うと、「道路が凍結したら危険だから」です。路面が凍結すると、クルマは簡単にスリップしますし、衝突事故や道のわきの畑への脱輪が起きたりします。本当に危ないのです。

いやもう、本当にすごく寒いんですよ。

何を好き好んでそんなところで暮らしているの？　と言われそうですが、基本は僕の母親が、「施設に入れたほうが良い」とお医者様から指示されたから、というのが大きいのですね。それまでは近くに住んでいて、日々面倒が見れる体制を取っていたのですが、施設に入れるとなったら、別に近くに住む意味はない。
なので、「今度は奥さんのおかあさんだよな」という話になって、奥さんのおかあさんが住んでいる近くに住むことにしたわけです。

表面的にはそういう理由になるのですが、でも実際のところは「なんだか知らないけれど、ここは住みやすい気がする」という直観だけでした。義母が住む地域の周りでいろいろ場所探しをしたのですが、どうにもこうにも「ここだ」という場所が見つからなかった。
でも、いまの場所は最初から印象が良くて、住み始めても抵抗感がすごく少ないんですね。不思議です。

田舎の山奥、と言いながら、高速のインターには近いので大阪まで出ていくのもそうしんどくはないし、とんでもない寒さも「暑いよりは寒い方が好き」という僕自身の好みもあってあまり抵抗がありませんでした。

この「なんとなくの直観」というのが、実は何か大きく生活を変える時にとても重要な役目を果たすと思うのです。

何か決断を下すなら、自分の内面の「わくわく感」を決して失わないようにして判断すべし。

これが僕の近年の黄金のルールです。
けっこう役に立つルールなんじゃないかと思いますよ。

ということで、ではまた。

[KID'S SIGNAL No.178 -了-]

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