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■実はコピーライターは、業界の裏ばかり知っている「闇の仕事人」なのです。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第180号●2022年1月8日(土)
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昨日書いた、洗濯機の話、どうお思いですか?
ああいう話というのは、「お客さまの要望に応える」という仕事の基本が歪んでしまった大きな事例なんですよね。
で、ああいう業界裏話、のような話を、コピーライターという職業は、次から次に知る立場にあります。
取材したり打ち合わせをしたりしていて、ちょっと突っ込んだ内容について疑問が浮かんで、それを聞くと、
「あー、これは広告には書けないですけど、本当のところはこうなんですよ」
という話を、本当にたくさん教えていただいてきました。
コピーライターというのは「何を書くか、どう書くか」というのが仕事なわけですが、この「何を書くか」のところには、「何を書いてはいけないか」も含まれています。
だから、本当に「業界のウラ」ばかり見聞してきた仕事だと思うのですよ。
それも、普通の企業に勤めている方だと、特定業種の事だけをご存知だから、他の業種でどんな裏話が存在しているかはご存じないことが多いわけですが、広告業に関わっていると、多様な業種のお仕事をするので、世間にさまざまに流れている「表と裏」の情報に触れてしまう事になるんですね。
なので、どこまでが本当で、どこまでがウソなのかとか、そういう「企業が掲げるキレイごと」のギリギリのラインというのが推測できて、透けて見えてしまう事も増えてくるんです。
このあたりは、良くもあり悪くもありでしょうけど。
そういう事で言うと、すごく印象的だった事柄に「環境ホルモン」と「ダイオキシン」が社会問題になった時の話が、とても印象的でした。
これ、あまりハッキリ言うと非常識と怒られるので、あまり明言はできませんけど、「環境ホルモン」も「ダイオキシン」も、まぁ、まず人体に何か危険なことが起るとは考えにくい事柄なんです。
それぞれに、専門家の方から「どう考えてもおかしいですよ。危険だとは考えられない」というご意見を「ここだけの話ですけどね」と条件付きで聞いているのです。
どちらも大学で専門的な勉強をされてきた方で、「科学的に考えて論理整合性がない」と言っておられたわけです。
でもね。
でも、政治的には「危険は考えうる限り避けなければならない」というのが鉄則なわけです。だから政治的にはどうしてもこの手の「危険が危ない」話は暴走しやすいんですね。
そういう意味では、「地球温暖化」とか「ワクチン接種」なんかも、科学的にはかなーり怪しいんです。
あー、これ、かなりヤバい話に入ってしまいそうなので、ここまでにしておきます。
とにかく「科学と政治は矛盾することは多い」というのは、頭に置いておくだけでも、何かの役には経つのではないでしょうか。
ということで、話が危なくなったので、今日はここまで。
[KID'S SIGNAL No.180 -了-]
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コピーライター 木田茂夫 :kids@kidashigeo.com
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