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大阪での散歩には、工夫が必要でした。なんだか分かりますか?
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第203号●2022年1月31日(月)
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少し前に「田舎での散歩」について書いたのを覚えていますか?
田舎では、本当に歩いている人で、ただ健康維持のためだけに歩いている、という人がとても多いのですよ。
何故かわかりますか? 簡単な話で、「用事がある時は車で移動するから」ですね。
わざわざ歩いている人は健康のために歩いている人がほとんどなのではないか? と思います。
さて、そんな事でら僕もよく散歩をするようになったのですが、この標高450mの山の上で散歩してみて「これは良かったなぁ」と思った事が一つあります。
それは一体何でしょう?
実は、「どこを歩いても、それなりに高低差がある事」なのです。
どういうことかというと、ようは「坂があるからキツめの運動になって良いなぁ」と言うことなんですね。
大阪に住んでいた時も散歩はしていたんです。特にコロナ騒動が始まってからは自宅待機で子供と一緒に家にいるしかないとかが多かったので運動がてら外に出ることはよくありました。
でも、僕が住んでいたあたりは海を埋め立てた地域ということもあって、とにかく高低差が全然なかったんですね。
だから少し負荷をかけようと思ってもかけようがないわけです。
せいぜい軽くジョギングするとかになってしまう。ジョギングだとちょっと負荷が強すぎるし、汗をかいたりしてタオルなどの持ち物も増えて散歩ほど気楽にはできなくなってしまうわけです。
平なところを歩いていてもなかなか負荷はかかりませんから、階段とか坂道とか探すんですけど、家の近くには本当に少なくて。
川の土手があったので、よく行きましたが、パターンがいつも同じになってしまって飽きるんですよね。
坂を求めて駅の階段も利用しましたがちょっと遠かったし、これも飽きました。何より駅にはスーパーも書店もあって、散歩というより買い物になってしまう感じが、グダグダ感満載だったのです。
ところがこちらでは、家を出た途端に下り坂です。そしてそこは帰りは上り坂です。
負荷の強い道というのは、それだけでキツめの運動になりますから、短時間で濃い運動時間を取る事が出来ると言うことになります。
家の周りを少し歩いただけで良い運動になるので、1日に何度かに分けて、ちょこちょこ歩く、と言うこともしやすいのですね。
千歩とか2千歩とか何度かに分けて歩数を稼ぐのも簡単です。
歩いていても、あまり人に出会うことはありませんから考え事などもしやすいし、書店やショッピングセンターなどに興味を惑わされるようなこともありません。
一度散歩に出たら、後はもう「どの程度で引き返せば適度な運動量になるのか?」をイメージするだけです。
けっこう運動量や運動負荷を自分なりに考えて調整しやすいのです。
という事で、今日は意外な「田舎の散歩のしやすさ」についてお話ししました。
明日からはしばらく、紙などを使った情報整理の基本について書いていく予定です。
ではではまた。次の話題でお目にかかりましょう。
[KID'S SIGNAL No.203 -了-]
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