意外と図書館が面白い。
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[KID'S SIGNAL]  キッズシグナル●第245号●2022年3月14日(月)
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うちの娘は、YouTubeが好きで、学校から帰ってくるとずっとYouTubeを見ているのです。

そんな小学校2年生も困ったもんだなぁ、と言うことで「もうちょっと本とか読んでくれたらいいのに」と母親が言ったものですから、みんなで図書館に行くことになりました。

図書館なら子供のための本もたっぷりあるし、本屋のように子供向けのおもちゃ的な本が並んでいて、そこに目移りすると言うこともないでしょう。(うちの子は電子ギミックで音が出たりする本にけっこう目移りするんです。)

ということで、連れて行ったのですが、図書館では、一回に一人当たりで10冊も借りることができますし、貸出し期間も2週間もあるではないですか。これはこれで、なかなかいいじゃないかと思って僕も何冊か借りました。

もともと僕は書籍は本屋で買うと言うことを大前提としていて、新刊書であるとか単行本であるとかを中心にウォッチしているところがあります。
書店で新刊を見ていると本当に時代の流れや今世の中が必要としている事というのがわかるのでとても面白いし、仕事の役にもたつものです。
図書館では、そういう時代のリアルタイム性がかなり薄れてしまいます。

それに、何よりも「本はお金を出して買うのが正しい」という僕なりの考えがあるのです。図書館の書籍は、読者数が多い割には、著者にお金が入らない仕組みです。そうでなくても、本が売れなくなって、購入して読書する「読者」の減少に図書館が加担しているのは、ちょっと問題だよなぁとつねづね思っていましたから。

とはいえ、図書館と言うのは経年変化に耐えうる本も置いていますし、いざ出かけてみると、書店で売れずに棚から消えてしまったような書籍も、しっかりと開架されてるわけで、これはこれで書店とは競合しない、また別の書籍の流通経路のひとつかもしれないとは思いました。性格がかなり違うのですね。

特に、パソコン関連の書籍等は技術の進化と言うものがありますから、図書館で読んだところで効果はかなり低く、本棚を見ていても、これは役には立たないだろうなという書籍ばかりでした。やはり書店のアップトウデイトな魅力とは隔絶された空間です。

ということで、そのパソコンやネットに関する棚にある、少し時代遅れの書籍をパラパラと眺めていくと、10年以上前の、かなり古い本だったのですが、それでもよく読めば役立つことが書いてあったりしました。

他にも何冊か借りて、帰って読んでみました。

すると、その15､6年も前に書かれた書籍に、かなり役立つ知識が書かれていて、それを、そのまま自分のブログで実行してみたのです。

まだ、その成果は出ていませんが、かなり効果的な手法が書かれていて、いままで長年ブログをやっていながら、こんなアプローチができると言うことに気づいていなかったことに自分でも情けない思いでした。

「あーそうか、この機能はこういう風に使えば効果的だったんだ!」

と本当に感心してしまいました。

と言うことで、結局は情報と言うものは自分の目で確かめて役立たせるように創意工夫をすると言うことが大切なようです。

あまり特定の情報源に頼らず常にフラットな情報と付き合いたいものですね。勉強になりました。

ということで、今日はここまで。ではではまた明日。

[KID'S SIGNAL No.245 -了-]

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