なぜブラインドタッチが必要なのかについて話します。
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[KID'S SIGNAL]  キッズシグナル●第246号●2022年3月15日(火)
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最近は、いま開発中のブラインドタッチ修得ソフト「WEEK」を販売するためのページづくりに時間を取っています。ですが、多くの方には、なかなかブラインドタッチの魅力自体を伝えにくくて困っています。

なので、整理がてら、このメルマガで、僕が、とても大切だと思っている「ブラインドタッチ」について、少し話をしてみたいと思います。
考えていることの整理という側面があるので、かなりザクザクですが、良かったらお付き合いください。

そもそも、なぜブラインドタッチを覚えることが大切か？と言うと、このスキルが、パソコン操作全体を効率化して、個人個人の、デジタルスキルの大きな底上げが図れるからです。その底上げ力の大きさは、ブラインドタッチができない人には、多分想像を超えた便利さだろうと思うのです。

ただ、この「想像を超えている」と言う部分こそが、ブラインドタッチを身につけたい人が現れてこない、原因なのだろうと思うのです。

一般的に、ブラインドタッチと聞くと「文章を入力する技術」だと思われていると思います。
これは確かにその通りなのですが、「文章を入力する」と言うだけなら、おそらく「音声入力」のほうがうんと早いのです。
実際に日々、このメルマガを音声入力で作ってますから、間違いないことだと思います。
音声入力は早いです。ブラインドタッチより。

でも、音声入力を実際に試してみて感じるのは、「ああ、あくまでキーボード入力のサポート用だな」ということなんですね。なぜかというと、残念ながら音声入力では、「文字を編集する」ということが、ほぼほぼ無理だからです。

ブラインドタッチで、ワープロなどのアプリを使っていれば、文章をキーボードの操作で手直ししたり削除したりが自由自在です。ほんの数文字入れ替えて文章をより分かりやすくするとか、くどいところを短くするとか。そういう「手直し」と、「文章入力」を同時並行的に仕上げられるのが、ブラインドタッチでのとても大きなメリットなのです。

文章を入力する方法はいろいろありますが、文章内の誤記や、「てにをは」の変更などは、どうしてもキーボードで行うしかありません。

そしてキーボードによる入力であれば、文字を変更する編集操作と、文字を入力する文字入力とが、同時並行的に行えるのです。この文章入力＋編集作業が融合している利便性があるからこそ、キーボード入力は重要なのです。

そしてもう一つ大切なのは、文字編集をキーボードで操作できる、という、この機能は、「文章を作成するためだけ」の機能ではないのです。
「キーボードでアプリを操作する」というメリットは、ワープロなどの「文章作成ソフト」でのみ使える技術ではなく、その他の様々なアプリケーションソフトの操作にも応用が可能だ、と言うことなのです。

例えば、多くの方が使っておられるオフィスソフトのシリーズ等は、全て、ほとんどの操作を、キーボードだけで行うことができるように設計がされています。
古くから、パソコンは「キーボードで操作する」ことが前提であったがため、昔ながらの操作方法が今もそのまま受け継がれているのです。

ブラインドタッチができる人なら、このキーボードでアプリケーションの操作ができる、と言う事は、「すべてのアプリはキーボードでラクラク操作ができる」ので、とても大切なことなのです。

ということで、文章入力も編集操作の両方を同時に行えるからこそブラインドタッチそうなんだということを話しました。ここからの具体的なアプリでのメリットについては、また話していきたいと思います。

ではでは、今日はここまで。また明日です。

[KID'S SIGNAL No.246 -了-]

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