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オフィスソフトは「呪文操作」で、ものすごく快適になります。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第248号●2022年3月17日(木)
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本当に暖かくなりましたねぇ。日向ぼっこがしたくなります。
さて、昨日のブラインドタッチの話の続きです。
「思っただけで文字が入力できる」のがブラインドタッチをオフィスソフト活用に応用すれば「思っただけでソフトが動く」と言う話をしました。
今日はその実例を紹介しようと思います。
まずは、よく使うExcelなら、どんな風に使いやすくなるのか、ソフトを使用しているところの動画を撮ってみました。あとでアドレスをお知らせしますので、見てください。
Excelは表計算ソフトですから、一覧表を扱うことは多いでしょう。
取引先の一覧であるとか、仕入れ関係の出入り表であるとか、売り上げ伝票の一覧であるとか。
仕事をされている会社の、ほぼ全てで書類や帳票類が必要になるのではないでしょうか。
その大きな表を閲覧したり、修正したりするわけですが、この表の表示範囲を変えたい時というのがあると思います。
もう少し広い範囲を画面に映し出したいとか、細かい数字を修正したいので正確に変更するために拡大して表示させたいとか。
しかし、Excelで表示範囲を拡大したり縮小したりすると言うのは意外に手間です。
「リボンメニュー」と言われる画面上部にあるアイコンの束のようなものを、マウスでクリックしてアイコンを探し、するとまたメニューが出てくるので、またクリックし、またアイコンを探して、クリックするとやっと機能する。といった具合です。
しかしブラインドタッチを習得していれば、これらの事が瞬時で行えるわけです。
一度試していただきたいのですが、Excelを使用している時に[Alt]キーを押してみてください。リボンメニューにアルファベットが現われると思います。
そこで「表示」の項目を見てもらえれば、[w]の文字が出ているのが分かると思います。そこで[w]のキーを押してみてください。画面にズラリとアイコンが並んだリボンメニューが現われて、そして、そこにもまたアイコンごとにアルファベットが表示されているでしょう。
そのアイコンの中に「ズーム」という項目があって、そこに[Q]のアルファベットがついているはずです。ここでキーボードで[Q]を押すと、ズームメニューが画面に出てきて、そこに、
200%(0)
100%(1)
75%(7)
50%(5)
25%(2)
選択範囲をズーム(F)
指定(c)
と、拡大縮小率が選べるようになります。
この拡大率の後ろについている(0)とか(1)とかの数字やアルファベットを押せば、画面サイズを選べるわけです。
なので、Excelで表を出して、「あ、もうちょっと広い範囲をみたいな」と思ったら、たとえば、
[alt]→[W][Q][7]
とキーボードで75%表示にして、全体を見やすく表示し、部分修正をしたくなったら、
[alt]→[W][Q][0]
で拡大画面にしてデータを直し、「この範囲だけを比較して見たいな」と思ったら、見たい範囲を指定した上で、
[alt]→[W][Q][F]
とキーを押せば、見たい範囲だけを見ることができます。
こういう、画面サイズの変更を僕がブラインドタッチでやっているところを動画に撮ってみました。
以下の動画がそれです。ブラインドタッチでExcel操作をすれば、いかにラクラク表示サイズを自在に変更できるかがわかると思います。
先に断っておきますが、この動画は、早送りもしていないし、編集もしていません。完全に撮りっぱなしの動画です。
次々に画面サイズが変わるところが見られます。一分程度の動画ですのでぜひご確認ください。
●ブラインドタッチでのエクセルの画面拡大・縮小操作。
https://youtu.be/Lf1XKQaviLc
いかがですか? 見ていただけましたでしょうか?
たった1分の間に画面サイズが次々に変更されましたよね?
これらすべてをキーだけで操作しているわけです。
昨日、ブラインドタッチは「ほぼ魔法だ」と言いましたが、Microsoftオフィスのシリーズのアルファベット操作の機能を使えば、こういう瞬時に機能を使う、いわば「呪文操作」が可能になると言うことなのです。
必要なのは、
[alt]→[W][Q][7]
[alt]→[W][Q][0]
[alt]→[W][Q][F]
などの「呪文」だけです。
呪文さえ覚えれば、後は自動的に、無意識のうちに、ソフトの機能を呼び出すことが可能です。
これこそが本来のパソコンの使い方であるし、ブラインドタッチを使うメリットでもあります。
でも、意外とこの便利な機能を使っておられる方は少ないようです。
皆さん、マウスでアイコンをクリックし「えーっとどのアイコンだっけなぁ」とされているようですね。
キーボードとマウスを持ち替えたり、リボンメニューの中のアイコンを「どこだっけ」と探したり、そもそもマウスカーソルを「どこにあるんだ? マウスカーソルは」と、カーソル位置の確認などという不毛な作業も必要になったりします。
ブラインドタッチは、そういう面倒を全て排除し、必要な機能を瞬時に呼び出して実行することができるとても有用なスキルなのです。
しかもブラインドタッチはいちど覚えてしまえば一生使うことが可能です。
「呪文」の方も覚えるまでは少し手間ですが、[alt]→[W][Q][7]なんていうのはメモ用紙に書いて貼っておけばすぐに覚えられます。圧倒的に便利になることが分かると思います。
Microsoftオフィスのソフトシリーズはほぼほぼ全ての機能がこうやってキーボードで呼び出すことが可能です。
こういう利便性があるからこそ、僕はブラインドタッチを激賞するわけです。
悪くないでしょ?ブラインドタッチ。
ということで、今日はここまで。この続きは、またいずれ。
ではでは、また明日。
[KID'S SIGNAL No.248 -了-]
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