バックナンバー一覧に戻る



マニアックな話で恐縮ですが、僕がものすごく好きなキーボードの話をします。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ [KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第261号●2022年3月30日(水) _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ ------------------------------ このメールは木田茂夫のブログ「コトノハコトバ」でメール登録された方や、私の得意先の方々などに定期的に送信しているメールマガジンです。 現在はほぼ毎日配信しています。文具やマーケティングのアイディアなど多彩に発信しています。愛読よろしくお願いします。(配信解除は末尾にあります。) ------------------------------ %name_sei%さん、こんにちは。 今日はふと、僕が愛用しているキーボードについて書いてみたくなりました。 それは「ThinkPadトラックポイントキーボード」という製品なんです。 このキーボードは、それはそれは大好きでして、他のキーボードを使うなんてことは絶対に考えられないんですね。 で、いったい何がそんなに好きなのか? というと、それはやっぱり「トラックポイント」に尽きるんです。マウスカーソルをコントロールするための「赤ぽっち」であるトラックポイント。 キーボードのちょうど真ん中に、赤色のゴムのキャップ「赤ぽっち」がありまして、これを人差し指で操作するとマウスカーソルが動きます。マウスのクリックボタンに対応するボタンは、スペースキーなどの下に位置していて、これは親指などでクリックできます。 で、何がそんなに好きかというと、「マウスカーソルをブラインド操作できる」からなんですね。 それも、超こまやかに精密にマウスカーソルが操作できるんです。 ブラインドタッチができる人が、このキーボードを使うと、それこそパソコンでの操作が、すべて、全部、完全に、100%、ブラインド操作できるんですよ。 その快感たるや、ちょっと説明の言葉が見つからないレベルなんです。 通常、マウスとキーボードというのは別の装置ですから、つねに「切り替え」て使う必要があるわけですが、その「切り替え動作」がまったくなくなるんですね。マウスを探したり、マウスカーソルを探したり、文字入力に戻る時にホームポジションを確かめなおしたり、文字カーソルを探したりとか、そういう無駄中の無駄が全部根こそぎ、一切必要なくなるようになるわけです。 もう本当に素晴らしいんですが、そのキーボードが二年ほどまえにリニューアルしたんです。同じ商品名で「II(ツー)」になりました。 その時にブログを書いているので、それをここにリンクとして貼っときます。 ●完成度が高すぎて改良するところがほぼない「ThinkPadトラックポイントキーボードII」。改良点はほんのわずか。でも「そこな!」とユーザーとしてはうなるしかない。 https://kidscomp.exblog.jp/29445525/ で、この「II」が素晴らしい完成度なんですけど、そもそも僕が使ってる「I」の完成度自体が高いので、いまだに買い換えていないんですよね。 いや、そもそも「I」から「II」へのバージョンアップ自体、7年も経ってるわけです。そんでもって新型が旧型と比べて大きく変わった点が、一般ユーザーには「は? 何それ。何も変わってへんやん」というレベルでして。 どんだけ完成度高いねん! というキーボードなわけです。 もともとトラックポイント自体がとても快適で、「もしトラックポイントが供給されなくなったらメーカーはユーザーから訴訟を起こされるレベルだ」とかいう話が出るくらいのものなんです。作業効率が大幅に下がってしまうから、生産効率に悪影響が甚大で、その損害賠償請求が成立してしまうんじゃないか?という話なわけです。 そのくらい超、素晴らしいキーボードでして、レビューなんかもベタほめ。以下の記事などを読めば多少は分かると思います。 ●レノボ、初代から7年ぶり刷新の「ThinkPadトラックポイントキーボードII」 https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1253977.html?fbclid=IwAR3aAzifhchlX0wfhHn5zUjFV2X0WFeMfDDud-_Sb2pNYIce5kY61fgmtqM ●“赤ぽっちキーボード”史上最高の出来となった「ThinkPad TrackPoint Keyboard II」 https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/ubiq/1228786.html ただ、これ、本当にブラインドタッチャーでないと、その素晴らしさが全然分からないと思うので、どうしようもない話だなぁと思うのです。 というのも、ブラインドができる人の割合というのが、全パソコンユーザーの2%を切ってると思われるからなんですね。 世間的に、キー入力が速い人は、「あの人パソコンを使いこなしてるねぇ」と評価が高かったりするのですが、その実、その人は本物のブラインドタッチャーではなくて、単に「見て打ち」が速いだけの人だったりするんですね。(こういう人は全パソコンユーザーの20%前後なんじゃないか? と思ってます。) ようするに、世間には、 ●本物のブラインドタッチャー ●見てくれだけの偽物ブラインドタッチャー の二種類がいる、という話なんですが、この二種類の「キー入力の速い人」がいてることが、ブラインドタッチというものの普及に、かなり大きな問題として横たわっていたりするんです。 ま、このあたりは話が長くなるので、またいずれ。 ともあれ、「ThinkPadトラックポイントキーボードII」は、ブラインドタッチではない人が使っても、かなーーーーり快適なキーボードですので、もし買い換える話があるならぜひ。価格も1万5000円程度ですから、そんなに目をむくほど高いというわけでもないですから。 ということで、今日はここまで。 ではまた明日。 --------------[KID'S SIGNAL No.261 -了-]--------------- もし、僕のメルマガを面白いと感じてくださったら、 共感してくれそうなご友人に、以下のアドレスとともに、 メルマガを紹介していただけると嬉しいです(*^_^*) ●メルマガ:KID'S SIGNAL/ブログ:コトノハコトバ 記事サンプルと登録ボタンのページ http://www.kidashigeo.com/kotonohaselect.htm いつもありがとうございます。 木田 茂夫 :kids@kidashigeo.com

バックナンバー一覧に戻る