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スマホとブラインドタッチの間には大変な問題と希望と解決策が眠っているのです。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第269号●2022年4月7日(木)
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%name_sei%さん、こんにちは。
ほんとうに暖かくなってきましたね。
日課の散歩をしているんですが、ついうっかり、昨日と同じセーターとフリースを重ねて着たりしたので、歩きながら脱いで腰に巻き、首にかけ、その上腕まくりまでしなければならなくなってしまいました。
もう本当に春です。
さて、今日は最近の若い人の動向について少しお話ししたいと思います。
この10年程度で、スマートフォンと言うものが世の中に完全に定着しました。
これ、何でもないことのように思っていますが、このおかげで世の中は様変わりしてしまったのです。
近年の若い人は、もう何でもスマホです。
友達との連絡はもちろん、テレビも新聞も読まず、ただスマホを眺める。
写真も撮るし送るし、ノートの写しも撮る。アルバイトだってスマホで申し込みです。
いや、それどころか、大学の提出用のレポートもスマホで書くのが当たり前なわけです。
で、その結果どうなったのか?と言うと、実は! 今の若い人は、パソコンそのものを子供のころから触ったことがない、と言う方がとても増えているのです。
こういう若者が社会に出て、企業に入ると、そこではじめてパソコンに出会うわけですね。つまり、デジタルな文化はものすごく享受しているけれど、「仕事で使うパソコン」というものとは、仕事をし始めるまで出会うことがない、ということになるわけです。
この、スマホ時代ならではの現象に、多くの企業が、新入の社員教育にとても難渋されているのです。
新入社員の人は、そもそもパソコンを触ったことがなく、文章を書くのも計算をするのも書類を作るのは全てスマホでやれるものだと思い込んでいるのです。実際大学などでも、それで乗り切っている人は多いわけです。
しかし、実際の仕事は、表組み1つを取ったところで、ごく普通の日計表や、売り上げ一覧等が、スマホの小さな画面では確認できません。
そもそも扱う項目数が、大学生の日常生活レベルと、企業の業務レベルではまったく違うので、大きなディスプレイを持ったパソコンでないと処理できるはずがないのです。
当たり前の話ですよね。
しかし、新入社員の方は、パソコンの操作なんてまったくしたことがないわけですから、たとえ一般的なExcelの表であっても、当然、細かな修正や訂正もできず、お客様用にレイアウトを整えてプリントする程度の、ちょっとした作業ですら、どう扱えばいいのか全くわからないと言うことになるのです。
本当に大変な時代になってしまったし、大問題が起きていると言えるでしょう。
しかし、この問題に対処して、この10年でとても業績を伸ばしている企業があるんですね。
それは、Microsoftオフィスシリーズの、操作の基本をDVDに収め、それを企業向けの研修ビデオとして販売している会社です。
これ、企業の総務課とか社員教育を担当している方には、超ありがたいわけです。
なんせ、この教育用ビデオを「見とけ」と言えば、それでパソコンの基本操作の説明が全部済むわけです。企業にとっては大変な効率化策になるのです。
新しく入社した社員が、ごくごく一般的な、最も簡単なパソコン操作すらできず、アルバイトのお手伝い程度のことをさせるのに、これだけの手間と工夫と知恵が必要になっている、と言うことなのです。
なので、僕は、ここで、ブラインドタッチ練習ソフトの企業への導入をお勧めしたいと思うのです。
前にも言いましたようにMicrosoftのオフィスシリーズは、アルファベットによる記号操作が可能になっています。
近年のオフィスソフトの操作修得のビデオにしろ教則本にしろ、画面上のどのあたりの位置にある、どのアイコンをクリックすると、どんなサブ画面が出てくるのか? というビジュアル情報に頼った編集がなされています。
実際、この画面をそのまま撮りっぱなしにしたような画像情報による解説でないと、教えようがないんですね。オフィスシリーズは全て、基本的にアイコンによるビジュアル操作になっていますから。
しかしこれは動画にするにせよ、書籍にするにせよ、学習すること自体に、大変な時間と労力が必要なんですね。
ちょっとした操作の説明だけでも、ビデオなら数分、書籍ならカラー印刷による完全な画面の再現が必要で、大変なリソースをかけてたった一個の機能を学習する、ということになってしまうわけです。
しかし、実際には階層になっているメニューを、順番に選んでいくだけの話ですから、それらをアルファベットで記述すると、たったの1行のアルファベットの羅列で済んでしまうのです。
これはまさに「呪文」でして、この「呪文」を覚えればほとんどの作業は済んでしまいます。
この「呪文」を記憶して使うというのが一般的にならないのは、やはりその呪文を覚えたところで、キーボードを見ながら打つのが大変だからなのです。
なので、ここがブラインドタッチ化されることは、かなり大きな課題解決につながるはずです。
ブラインドタッチでの操作なら、そもそも基本操作が圧倒的に速くなるうえに、文章入力なども完璧にこなせるようになるので、ネットを通じたお客様のお問い合わせ要員などにも短期間で技能習得できるようになるのです。
企業の日常業務の改善においてこれほど大きな「てこの原理」が働くスキルやノウハウも、他にないのではないか?と思う位に画期的な運用改革が行えると思います。
今、僕はブラインドタッチ習得のためのソフトウェアを開発していますがこれが完成すれば、そういうメリットを多くの方に提供したいなと考えています。
このメルマガを読んでくださっている方には特別な提案とともにソフトウェアの使用をしていただける機会を作ろうかと思っております。
どんな形になるかはまだわかりませんが、どうぞお楽しみにしていて下さい。
ということで今回はここまで
ではでは。
--------------[KID'S SIGNAL No.269 -了-]---------------
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