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「基本のキ」と言いながら、大前提となる知識を書いてなかったと気づきました。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第278号●2022年4月16日(土)
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%name_sei%さん、こんにちは。
先日、メモを取るための手帳「ツイストノートメモサイズ」の話題をブログで紹介しましたが、考えてみれば僕にとって「当たり前」すぎて当然のことをブログではまったく書いてなかったなぁと、ふと気づいたのです。
どういうことかというと、「ツイストノートメモサイズ」のように用紙を取り外して使えるタイプの手帳・メモは、「一件一枚、片面使い」という大原則がある、という話です。
このあたり、昔流行した「システム手帳」などを頻繁に使っていた人なら、ごく当たり前に理解していることなんですけど、そうじゃない人には、さっぱり意味が分からないと考えられるからです。
そもそもメモ帳とか手帳というのは「綴じ手帳」であることがほとんどで、使い方としても、頭から順に適当にどんどん、表も裏も関係なく、次々に書いていくのが当たり前だ、ということなんです。
普通の「綴じ手帳」とか「大学ノート」とかは、そういう作りになってるし、そういう使い方をします。
でも、用紙の取り外しができるメモ・ノート・手帳の場合は、ノートの途中を取り外したとたんに、それは「情報カード」になってしまうんですね。
「情報カード」というのは、商品ジャンル名でして、そういうものが文具店には売られています。少し厚手の用紙の束でして、カード一枚で独立して使えるように設計されたカードです。スタンダードなものとしては、「京大型カード」というものもあります。
カードの使い方に関しては前に「ステーショナリーブック42」でもご紹介した「知的生産の技術」に詳しいです。ご一読ください。
で、この取り外したリーフが、一枚単品で活用する限り、それは「カード」というジャンルの文具に変身する、ということなのです。
そして、「カード」として活用することを前提にするのなら、「一件一枚、片面使い」というルールを守らないと、使いようがないんですね。
こういう自分の中で、あまりに当たり前になってしまっている事柄も、よくよく考えてみれば書籍で読んで学んだんだよなぁと改めて感じました。
2月の頭に、そういう「紙」を使った情報整理のための基礎知識集を「紙の情報整理・基本のキ」としてまとめたんですが、
●【紙の情報整理・基本のキ】
https://kidscomp.exblog.jp/i16/
えらそうに「基本のキ」と書いておきながら、「カードは一枚一件、片面使い」という、一番重要な基礎知識を紹介しておりませんでした。
ああ、また「紙の情報整理・基本のキ」に、もう一項目追加しなくちゃ。
なかなかに「基礎の基礎」を解説するといのは難しいなぁと思った出来事でした。
ということで、ではまた明日。失礼します。
--------------[KID'S SIGNAL No.278 -了-]---------------
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木田 茂夫 :kids@kidashigeo.com
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