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手書きメモは、丸に矢印、引き出し線。強調表記も一発です。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第299号●2022年5月7日(土)
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今日もまた「手書きメモ」の話です。
ここまで、整理してきてよく分かると思うのですが、紙に手書きでメモすることは、おおむね「情報のインプット」に関係します。
学校の授業や、仕事での打ち合わせ、あるいはインタビュー・取材の聞き取りや、講演会でのメモ。こういうシーンにおいては、なんといっても自分の内面の奥深くまで情報を定着させる「手書き」が圧倒的に優位です。
そして、「手書き」が、新たな情報を体に取り入れるのに優位性がある、ということが分かれば、前々から書いている、
●ノートは「再読」することが死ぬほど大事。
https://kidscomp.exblog.jp/18713662/
という話も理解しやすいと思うのです。
何かを学習する。あるいは課題に取り組む、問題を解決する。
こういう具合に「頭を上手に活用する」ためには、画数の多い漢字を紙に書付け、要点整理をしながら、その課題・テーマに関する種々の条件を何度も繰り返し検討した上で、ノートを繰り返し読み直して「思索」することが、とても効果的です。
そして、その「ノートの再読」時に、大きな威力を発揮するのが、
●丸印・アンダーライン
●矢印
●引き出し線
などの記号の追記です。
思索を深めながらノートを何度も読み直していると、日々関連情報を自然と収集するようになるので、昔のノートを見ても考えるための「視点」が変わることが良くあります。
その分、新しい発想が生まれて「ああ、そうだ」と思いつくことも多いのですが、そういう思い付きをノートに追記していく時に、これらの「記号類」が大きく役立つわけです。
強調したい大切なポイントを新たに付け加えたい場合は、丸で囲んで目立たせたり、アンダーラインを引いて自然と目が向くようにしたりしておくわけです。
そして思いついた事柄を書き足したりしたときに、どのメモから発想が広がったのかを矢印や引き出し線などでつないでおくと自分の考えや発想がひとつながりになり、無理なくするすると思い出せるようになります。
こういう記号を使った追記の方法は、とても簡単で効果も高いわけですが、これをスマホ・パソコンなどでやろうとすると、よほど「ノート」を模したノートアプリでも使わない限り簡単には利用できません。(スマホ・パソコン・タブレット上で手書き文字が扱える、各種の「ノートアプリ」についても、いずれまた言及したいと思いますが、いまはここまで。)
スマホやパソコン・タブレットだと、再読をしたところで、「追記」が面倒なので、やらない事が多いのですね。
しかし、この「追記」ほど有用なものはないので、その手段が制限されているスマホ・タブレットは、あまり情報の「インプット」や「練り上げ」には向いていないように思います。
ということで、今日のメルマガはここまで。
続きは、また明日以降に。
ではでは。
--------------[KID'S SIGNAL No.299 -了-]---------------
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