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手書きなら、見積り表、予定表、見取り図、設計図などの図形情報もいきなりモードレスで描けます。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第300号●2022年5月8日(日)
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%name_sei%さん、こんにちは。
連休も今日でおしまいですね。いかがお過ごしでしょう? 僕は今年はけっこうDIYをやってます。
ひとつは「階段」。もうひとつは、義母宅のFAXの屋内配線。いろいろ大変で、なかなかに勉強になりました。
さて、今日もまた例の「手書きの優位性」のお話です。考えたら、この「手書き」シリーズ、ちょうど連休の間にずっと書いてたことになりますね。別に意図してそうしたわけではないんですが。
ということで始めます。
●図や表、記号などもモードレスでそのまま扱える
手書きで便利なのは、誰もがいう事ですが、「図」を自由に扱えること。
具体的なモノの形を伝えるというような物理的な「絵」のこともあれば、たとえば人口動態の年齢分布のような「グラフ」的なものもあるでしょう。
それだけでなく、「三権分立」を図で表すとかの「概念」をビジュアル化している場合さえあります。
実は「図」と一言で言っても、実に幅広く、考えてみると驚くほどの広がりがあるのです。
これらの図版は、もちろん、スマホ・パソコンで描けば、とても美しく仕上げられるでしょうが、打ち合わせなどの場合は、その場で手書きでササっと描いた図で充分であることも多いのです。
たとえば、
●グループの重なり具合を伝えるベン図。
●マニア層と一般顧客層の比率を伝えるピラミッド図。
●価値観の異なる二軸を使って、幅広い視点で対象を網羅的にとらえるマトリクス。
などは、もともとビジネスの現場では良く使われる図の形式ですし、こういうものをササっと手書きして話をすると、打ち合わせなども効率的に進むはずです。
そのほかにも、
●組み立て図
●部品の形状
●モノや状況の見取り図
●部屋の位置関係を表す間取り図
など、言葉では伝えにくい事柄を絵に書いて伝えると無駄な誤解が減らせてコミュニケーションもはかどるはずです。
いや、それどころか、
●カレンダー
まで手書きで書いてスケジュールを詰めていった人もいました。
予定が差し迫っていた時に、参加したチームみなさんの都合や必要工数などを聞いて、手書きで2週間ほどのガントチャートを書いて、それでその場で指示を出したのです。その場の人間が他の方々の工数まで確認できて、「ああ、これはなかなか便利だなぁ」と感心した覚えがあります。
こういうことも、スマホやパソコンでやろうとすると、それはそれは大変な手間がかかるものです。でも手書きなら、その場で複雑・高度な概念をサッと共有できてしまったりする。
「図版の手書き」は、その場にいる人たちと情報を共有していくには、とても便利な「ツール」だと言えるでしょう。
ということで、今日はここまで。
ではまた明日。
--------------[KID'S SIGNAL No.300 -了-]---------------
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木田 茂夫 :kids@kidashigeo.com
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