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図書館の賢い使い方が分かってきました。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第331号●2022年6月8日(水)
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%name_sei%さん、こんにちは。
昨日「アクションリーディング」という書籍を紹介したのは、「テレビは見るな」という話の流れから、「本を読みましょう」という話につなげたくて紹介したんですが、あの本はブログでも紹介したくてブログにも記事を転載しました。
●読書は読後の「行動」とセットで厳選しよう。「アクションリーディング」(赤羽雄二・著)を紹介します。
https://kidscomp.exblog.jp/29970563/
ただ、本当は「テレビは見るな」という話からの流れなのですがブログではテレビの話はしてないので、そのあたりが分かりにくい記事になってしまいました。
とにかく、テレビを見るヒマがあったら、本を読みましょう。テレビよりもネット、ネットよりも本。本が最強です。
うちの娘は小学校の3年生なのですが、それはもうYoutubeばかりを見ていて、本を読んだりしないんですね。いまの小学生はみんなそんな感じのようです。
でも、少しは本を読ませようと思って図書館に連れて行ってるんです。本屋に連れて行っても、近年書店というものが基本図書をあまり置かなくなってきてるので(地方都市は特に)「体系的な知識」ということを考えると図書館の方が幅広く書籍が揃っていて良いのかもしれません。
昨日紹介した「アクションリーディング」には、「本は買って読め」という話が書いてありまして、僕はもう、まったっく大賛成なんですね。おおむね読書を勧めている方の書籍では、たいてい「本は買って読め。線を引け。ノートとして使え。ペンがなければページを折れ」という話が書いてあります。
「アクションリーディング」にもそれは書いてあって、これまた僕もまったく同意見。
娘を図書館に連れて行ったついでに、自分の本も借りたりするわけですが、図書館の本は、この「書く、折る」が出来ないんですよ。だから、そもそも、図書館での本の読み方というのは、買って読むのとは根本的に異なる方法が必要なんですね。
なので、このひと月ふた月くらい図書館通いして感じた「図書館」の使い方について少しまとめたいと思います。
基本は以下のようなことです。
●図書館では基本的な図書や基礎素養に関わる書籍を借りる
●「読書」に関する書籍は図書館で探す
●しっかりと読み込んで(高速複数回読みなど)ポイントを把握
●専用のノートとふせんを用意する
●印象的な部分を「抜き書き」
まず図書館の本は自分の本棚に置いておくことができませんから、借りるに値する書籍を厳選したうえで、しっかりノートを取る、という事をやらないと、あまりメリットがありません。
再読ができないので、ノートを取って読み返さないと内容が身に付かないわけです。
でも、ノートを取るというのはものすごく手間がかかります。だから、厳選して借りないと本当に時間の無駄になると思うんです。
ですから、非常に古典的で評価も固まっているような基本図書や名著を読むために図書館を使うというのが良いかな? と思うようになってきました。
で、実際、図書館には、そういう基本図書や重要図書などはしっかりと取り揃えられています。図書館の公共性を考えれば当然そうなりますわね。
だから本当に評価の固まっている有名どころの書籍を読むということを優先するのが良いと思います。
あと、実際に図書館に出かけてみて「おおおおー!」と感激したのが「読書」に関する書籍の充実度です。
考えてみれば当たり前なのですが、読書の仕方だとか、おすすめ書籍の紹介本だとかは棚数段ににびっしり埋まっているくらいの勢いなんですね。
このジャンルに関しては書店の比ではありません。さすがは図書館だなぁと思いました。たぶんどこの図書館でも、この手のジャンルは充実していると思います。
「アクションリーディング」も、実はこの「読書関連書籍棚」で発見したのです。
数年から十数年くらいのスパンで「より汎用性・公共性の高い書籍」が選ばれ廃棄されずに残されてきたというのが感じられる棚でした。これはなかなかないラインアップですよ。
で、書き込みができませんから、とにかく複数回とか読んで「全体像」を把握しておくことが大事だと思います。図書館の本は何度でも借りれるわけですから、とにかく全体像把握が重要。高速でざっくりで良いから何度も読むのが大切だと思います。
基本はここまででOKだと思います。
これに加えて読後に全体の流れをまとめた要約を自分で作れればベストですかね。
で、もし、もっといろいろ活用をしたいのなら、図書館で借りた書籍専用のノートを用意して、そこに書籍から気になる部分を「抜き書き」で書き写すことだと思います。
読んでいる最中に印象に残ったところに、まずパッとふせんをつけて、どんどん読み進み、読み終わったらふせんのついたところを「抜き書き」するということです。
ここで「要約」をやってしまうとこまかな言い回しとかが変わってしまって本質を損なってしまう場合もありますから「抜き書き」が良いと思います。
まぁここまでやるのは、かなりの名作だけで良いと思いますけどね。
おおむね、図書館利用の方法は、こんなところではないでしょうか。
とにかくテレビよりネットより、やっぱり本!
学習するなら書籍が一番だと思います。
ということで、今日はここまで。
ではでは、また明日。
--------------[KID'S SIGNAL No.331 -了-]---------------
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