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「みんな大好きお金の話」での大きなニュースがあります。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第342号●2022年6月19日(日)
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%name_sei%さん、こんにちは。
えー、「お金」に関する基礎知識を整理して「みんな大好きお金の話」という記事としてまとめ、ブログにアップした話を少し前にしました。
●【みんな大好き「お金の話」】お金って、どこで生まれているの? というお話。
https://kidscomp.exblog.jp/29969534/
●【みんな大好きお金の話】借金は、必ず誰かの資産です。どんなことがあっても。
https://kidscomp.exblog.jp/29969563/
●【みんな大好きお金の話】知っているようで知らない「二つのお金」紙幣と硬貨。
https://kidscomp.exblog.jp/29969569/
で、この流れで、ものすごく重要なニュースが入ってきたので、ちょっとシェアしておきたいと思います。
基本的には
●経団連の方針が大転換しましたよ!
というニュースなんですけどね。
経団連がやっている「21世紀政策研究所」が、その研究プロジェクトの報告書を2022年6月2日にまとめたんです。
その内容が、それはそれは実に正しい、経済が上を向く、まっとうな経済政策を提案してるんですよ。
●中間層復活に向けた経済財政運営の大転換
http://www.21ppi.org/pdf/thesis/220602.pdf
これまでは、経団連の求める、たとえば税制における直間比率の是正とか、さまざまな緊縮財政方針を掲げていたんです。
でも、この大方針を政府、とくに財務省が必要以上に過剰に守りすぎて、日本という国が金持ちと貧乏人の二種類に極端に分かれてしまったんですね。
この報告書のタイトルにある「中間層復活」というのが大きなテーマです。
昔の日本は、いわばピラミッドのように、金持ちが少なく、中間層がしっかりあった上で、底辺に貧乏人がたくさんいてる、というようなバランスだったわけです。
それが、緊縮財政で企業の競争力を高める方向に転換していったら、結果として中間層が減って貧乏人ばかりが増え、ピラミッドからいわば画鋲のような、わずかな企業だけが超儲かっているという形に変わってきてしまったわけです。
ピラミッドから画鋲
に経済の改装が変わってきたのが、この20年から30年ということなんです。
しかし、これを、ふたたびピラミッド型に戻さないと、顧客がお金を持っていない人ばかりになって、企業自身が発展できなくなるという、あたりまえのことに、やっと経団連が気付いた、ということなんですね。
ま、これは、経団連の会長が去年の6月から十倉雅和さんという方に変わったことが大きいらしいのですが、やっとまともな経営者が会長になったんだなぁと、僕はとてもありがたく感じています。
このあたり、上記の報告書をもっと丁寧に読み込んで、今後の社会動向についていろいろ検討しようと思ってるんですが、なにはともあれ、「あ、これなら景気が良くなるわ」と思える提言が、いまのところ、この報告書にはてんこ盛りなので、この提言が本当に採用され政府の方針が変化していくかどうか注視していかないといけないな、と思っております。
詳しく解説すると長くなるので、そういう話はいずれまた。
ということで、今日はここまで。
ではでは。
--------------[KID'S SIGNAL No.342 -了-]---------------
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