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無地のノートのメリットについて、また書いてみます。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ [KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第374号●2022年7月21日(木) _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ %name_sei%さん、こんにちは。 昨日は、コンサルタントさんは実務家ではなく、「刺激屋」なのだ、という話を書きました。 で、コンサルタント出身の人の多くが「ノートは方眼が良い」としているし、各種の企画書なども方眼ノートで書くべきだ、というような事を提案されているわけです。 人によっては、「頭がいい人は方眼ノートを使う」てなことまで言い出す始末です。 でも、実務家にならざるを得なかった「文章書きの土方」であった僕にすれば、方眼ノートがもっとも不便で、無地のノートが最強だったのです。 上記の「頭がいい人は方眼ノートだ」と言ってる方はマッキンゼー出身の人だったんですが、同じマッキンゼー出身でも「ゼロ秒思考」の赤羽雄二さんは方眼のことなど一切言わず「A4コピー用紙が良い」と断定されてます。(で、僕も基本的にはまったく同意見です。) マッキンゼー出身と言ってもいろいろおられるわけですね。 で、「A4コピー用紙」がなぜ良いかというと、ひとえに「罫線がないから」なんですね。 そこには、アイディアそのものが、そのまま存在する。 アイディア出しに最上なんです。 僕はアイディア出しにA4コピー用紙、普段のノートには横罫を使っていたんです。 でも、ある時、たまたま無地のノートを間違えて買ってしまって、それを使ってみたら、これが超絶便利だったわけです。 もう、そこからは、無地のノートと無地のメモ。すべて無地です。 無地のノートの活用方法とか、TRN(ツイストリングノート)の活用方法に関しては山のようにお知らせしたいことはあるんですけど、とりあえず細かな話は置いて、全体的な「まとめ」から考えたいのですね。 で、無地のノートを使ってみてよくわかったのは、無地であることで、以下の3つのメリットを得られるということ。 1.スマホスキャナでコピーを取れ、デジタル加工しやすい 2.文字サイズをいつでも自由自在に変更できる。 3.表組などを罫線に邪魔されずに手書きできる。 他にもいろいろメリットはあるし、紹介したい話はたくさんありますが、大きくは上に3つだろうと思います。 今日は、ひとつめのメリットについて書いてみます。 ---------------------------------------------- 一つめの ● 1.スマホスキャナでコピーを取れ、デジタル加工しやすい というのは、自分で想像していたより、はるかに便利な点でした。 そもそも、いまはスマホという「つねに持ち歩いているカメラ」があるわけです。 カメラというのは、はっきりと「複写機」でして、とても手軽に「コピー」が取れるわけです。 これはいままでの環境とはまったく違うことなんですね。 近年は、このスマホのカメラ機能を「スキャナー」として利用するためのアプリもたくさん登場してきていて、紙情報のデジタル化がものすごく簡単になってきています。 そういう環境の中では、「無地のノート」は、「スマホでコピーを取る」ための基礎環境として、超強力なんですよ。 横罫にせよ、方眼にせよ、罫線が入っていると、「スマホコピー」を最大限に活用することができなくなってしまいます。 だから、2022年という「いま」の環境を考えたら、無地のノートというのは、かなり強力なツールになるんです。 いったんデジタル化した手書き情報は、自分で思っていたよりはるかに便利で、単純に画像ファイルやPDFにするだけで、すべてをパソコンのエクスプローラでサムネイルを見ながら整理分類ができるわけです。これだけで、どれだけ便利かわかろうというものです。 また、同じ手書きメモを複数のフォルダに分類したり(昔はわざわざコピー機でメモ用紙をコピーしなければなりませんでした)、あるいは、ネットストレージに保存すれば、あらゆるメモを、スマホやタブレットで、いつでも自由に参照できたりします。 メリットは超多いのです。 使ってみて便利に思ったのは、いろいろと複数の項目を一枚に書きなぐってしまったような雑な紙のメモも、デジタル化すれば、画像編集ソフトで、きれいに切り分けて整理することができる点です。 一枚のメモ用紙の中の一部分だけを別のファイルにしたりするのもラクラクです。 罫線なしでデジタル化してあると、大事なことを拡大して強調したり、参考程度のメモは小さく処理したりすることもできて、再読するのに便利な「ノート=PDF」を作ることができるんですね。 僕が紙のメモをデジタル化する特に、使っているのは、おもに ・オフィスレンズ ・ポストイットアプリ という、二つのアプリです。この二つは本当に良く使うようになってきました。 ポストイットアプリに関しては先日ブログで紹介しましたので、良かったら読んでみてください。 ●ツイストノートメモサイズの整理に、「ポストイットアプリ」を使っています。 https://kidscomp.exblog.jp/30020814/ このアプリのおかげで、アナログの紙のノートと、デジタルの資料とが完全に行き来できるものになったのです。 こうなると、もうノートで「罫線入り」のものは使いたくないという気持ちでいっぱいになってしまいます。 本当に罫線のあるノートはデジタルと相性が悪いです。 ということで、「無地ノートのメリット」の「1」についてはここまで。 明日は「2」のメリットについて書きましょう。 --------------[KID'S SIGNAL No.374 -了-]--------------- もし、僕のメルマガを面白いと感じてくださったら、 共感してくれそうなご友人に、以下のアドレスとともに、 メルマガを紹介していただけると嬉しいです(*^_^*) よろしくお願いします! ●メルマガ:KID'S SIGNAL/ブログ:コトノハコトバ 記事サンプルと登録ボタンのページ http://www.kidashigeo.com/kotonohaselect.htm いつもありがとうございます。 木田 茂夫 :kids@kidashigeo.com

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