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最近やり始めていることがあります。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第402号●2022年8月18日(木)
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%name_sei%さん、こんにちは。
お盆休みも終わり、そろそろ子供たちの夏休みも終盤です。
小学三年生の娘の夏休みの宿題を、どうやってさせるかに苦労している日々であります。
さて、子供に「宿題しなさい」と偉そうに言っていて、自分がやるべきことをやっていないのでは、あまりに恥ずかしいので、ここ最近では、自分で自分のお尻を叩く方法をいろいろと考えております。
その中から、いくつか紹介したいなと思います。まぁうまく行くか行かないか分からないんですけどね。
まずひとつは、赤羽雄二さんご提唱の「ゼロ秒思考」です。
これは書籍紹介をまだしていないのですが、まず自分が実験台になって、最低でも3か月くらいやってみよう、その成果を報告しようと思って、いま取り組んでいるものです。
簡単に言うと、自分の発想力とか課題解決能力を高めるための「強制メモ書きトレーニング」ですね。
詳しい話は、またいずれやりますが、一日に10個メモを書く、というそれだけのものです。
ただし、内容は「設問と解答」になっているので、質はかなり高いです。でも、取り組むのは超カンタン。
実にうまく練られた手法だと思います。
僕はこの春、取り組み始めたのですが、「めでたく」挫折しました。
まだちょっと意義を正しく理解してなかったんだと思います。
この数日前から再チャレンジしようという気運が高まってきたので、また取り組んでいるところです。最低3か月は続けたいですね。
一日10メモ書くとなると3か月で920とかですから、1000メモくらいまではやってみようと思っています。
で、これはこれでやっていくのですが、実はやりはじめて一週間しない間に、自分の中で「やり残している課題」をなんとかこなしていく手法、みたいなものが、ちょっとずつ固まってきたんですね。
で、それを紹介したくて、今日はメルマガを書いています。
その手法は、名付けて「リストセットとミニマムタスク」です。
これはどういうものかというと、簡単に言ってしまえば「ToDoリスト」です。
このメルマガを読んでくださっている読者の方だと、ToDoリストをご存知ない方のほうが少ないとは思いますが、念のために説明しますと、一日のうちでやらなければいけないことを箇条書きにした「リスト」の事をいいます。
このリストを見ながら一日を過ごすと、やるべきことが明確になって、なかなか気持ちよく日々を過ごしていけるようになるのです。
でも、これをやっていくと、どうしても「やり残しタスク」というのが出てくるんですね。
で、実は恐ろしいことに、そのやり残しタスクの中に「自分にとって本当に重要でやらねばならない課題」がドカンドカンと大残りしていることも多々あるんです。
これをなんとかしたかった。
なので、いろいろ考えたのですが、そもそも「ToDoリスト」の手法で「一日のうちでやれること」などという区切りにすると、大きなタスクが取り扱えないんですね。
1習慣かかる仕事とか3か月かかる仕事、なんていうものは、まず「課題の細分化」から入らないといけない。
でも、そういう大仕事の「細目」というのは、実際にその仕事に取り組まないと見えてこないんです。
だから、ToDoリスト化しようがないわけです。
この問題にはずっと頭を悩まされておりまして、ああでもない、こうでもないと、やってきたわけですが、最近ひとつ思いついたのが上記の「リストセットとミニマムタスク」の手法なんです。
まずToDoリストは、「一日にやるべきことを箇条書きにして考えずに取り組んでいく」という縛りのある「リスト」なんですよ。
で、実は「リスト」という考え方の中には、例えば「手順リスト」とか「持ち物リスト」のように、「やるべきことをチェックする」チェックリストというバリエーションがいろいろ考えられるわけです。
なので、これを「午前中にチェックする仕事の種類リスト」というような形まで抽象化することにしたんです。
つまり「細目化できないような大きなかたまりの項目をそのままリストにする」という形にしたわけです。
で、ここからはToDoリストのように「実行したらチェック」という形での縛りは行わず「ミニマムタスク」に縛りを変更するんですね。
どういうことかと言うと、最低限取り組むべき「時間」を設定するんです。30分でもいいし1時間でもいいし、とにかく課題を行う時間を決めます。
で、いま30分とか1時間と、わざとけっこうしっかりとした時間を具体例として出しましたけど、これだと実は一般的な「スケジューリング」の手法と同じになってしまうんです。タイムブロックを作るとか、考え方はいろいろあるでしょうけど、ようは「自己管理」になってしまう。
で、「自己管理」でやってしまうと、やれなかった時に罪悪感まで出てきてしまって、いいことなんかひとつもないんですね。
なので、ここで「ミニマム」に登場してきてもらうわけです。
最低限の時間単位を設定するんですね。ものすごく小さな時間。
たとえば、5分でもいいし、1分でもいい。
とにかく、その「細目も分かっていないタスク」に、ちょっとだけ取り組んでみるんです。
で、最低課題をすぎるまでは取り組みますけど、時間延長になったらなったでそれはよしとしておきます。
こうすると、まぁまず最低限の時間くらいは取り組めるんですよ。
だって5分程度ですもの。
5分がしんどいなら1分でもいいし。
ここまでミニマムにセットしてしまうと、まぁ、ほぼほぼ「達成」できて、かなり楽しくなるわけです。
当然今日の課題、ToDoのひとつなのですから、「達成したこと」の中にいれてかまいません。
こうすると本当に達成感があって、やる気が保てるんですよ。
で、しかもね。ミニマムに取り組むと、意外に自分がまだ知らない情報であるとか、うまくいかない理由であるとか、ボトルネックになってる部分とかが見えてきたりするわけです。
で、それは、どう取り組んだらいいのかも分からない。そうなると、これ、別に何をするわけでもないんですけど、日々、他の作業をやっていても、そのちょっとしたひっかかりとかが気になってくるんですね。
そしたら、それを、なんらかのリストの中に、課題を組み込んでやればいい。リストの種類をまた新たに作ってもいいですし。
いま、この「リストセット」と「ミニマムタスク」というのが、僕的にはうまく機能してくれている感じなので、もうちょっと洗練させて、またみなさんにご紹介しようかな? とか考えております。
ということで、今日は少し未整理で、長くなってしまいましたが、ここでおしまい。
「リストセット」と「ミニマムタスク」に関しては、またご報告しますね。
ではでは、また明日。
--------------[KID'S SIGNAL No.402 -了-]---------------
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木田 茂夫 :kids@kidashigeo.com
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