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今日は「文具42」PDFの追加情報をお届けします。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ [KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第409号●2022年8月25日(木) _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 今日は、みなさんにお届けしている 「メモ・ノート・手帳を使いこなすためのStationery Book 42」 http://www.kidashigeo.com/stationery35/stationery_book42.pdf の追加情報をお届けしたいと思います。 というのは、読み直しをしていて、ものすごく重要な話を書き落としていることに気付いたからです。 あまりに大切なこと、というのは、いつのまにか「大前提」になってしまっていて、改めて説明することをすっ飛ばしてしまう、ということがあるのだなぁと、改めて反省しています。 では、それは何か? というと、 「A4用紙を整理するには、角型2号封筒、別名『角2封筒』を利用するのが便利だ」 という話なんです。 こんな大事なことを書き落とすとは。申し訳ありません。 「文具42」の3ページ目、 ■紙の資料を整理するための超基本の方法論「袋ファイル」と「超整理法」。じっくり考えるために絶対必読の3冊。 で紹介されている、3冊の本 ●スーパー書斎の仕事術 (アスペクトブックス) 単行本 - 1985/12/1 山根 一眞 (著) ●「超」整理法―情報検索と発想の新システム (中公新書) 新書 - 1993/11/1 野口 悠紀雄 (著) ●奇跡のファイリング術―「超」整理法が進化した“魔法のファイル” 単行本 - 1997/12/1刑部 恒男 (著) は、実は三冊ともに、紙情報の基本単位となっているA4用紙の整理のために、上記の「角2の封筒」を利用することを提言している書籍、なのです。 三冊ともに「角2」をおすすめしているのはなぜかというと、ここがものすごく重要なことなのですが、 ●コストが安い ということなんですね。 角2の封筒は利用頻度が高いので、都市部の街の文具店などに行っても、「100枚セット」を用意している場合が多いのです。 そして、その単価は、せいぜい1000円から1500円の間です。一枚あたり、1円~1.5円なんですね。 情報整理に関しては、この「整理のためのコスト」がとても重要です。 その意味で「角型2号封筒」は、いまでもベストのチョイスだと僕は思っています。 ただ、長年A4用紙が標準サイズになってきたことで、最近では透明なポリエチレンかな? ビニール透明素材の方開きファイル「クリアファイル(クリアフォルダー)」がほぼ同じ程度まで価格が安くなってきています。 文具メーカー大手のコクヨなどは、この「クリアファイル」を情報整理の基礎単位とすることで、そこに上記の三冊の書籍のノウハウを組み合わせた情報整理システムを提案しているくらいです。 ●クリアフォルダーファイリング[KaTaSu(カタス)] https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/katasu/ 透明素材のクリアファイルは、タイトルなどを書かなくても、「中に何が入っているか」が分かるので、「とりあえず整理」には向いているんです。 ただ、上記の「KaTaSu(カタス)」には本質的な矛盾があって、クリアファイルをそのまま使おうとすると、中に何が入っているのかを示す「ラベル」を全て付けなおす必要が出てきます。 ●タイトルを書かなくて良い というメリットが、のちのち「タイトルを付けなくて良いクリアファイルにタイトルをつけないといけなくなる」という矛盾が出てきます。 しかし、「角2」の封筒は、そもそも中身が見えませんので、中にA4用紙の資料を入れる際に必ず「タイトル」をつけなくてはいけなくなるんですね。 その意味で、A4用紙の整理の基本は、「角2の封筒」がベストなのであって、これ以外は考えられないし、これ以外は考えられないからこそ、上記の名著三冊が三冊ともに「角2の封筒」を前提とした書類整理の方法を提案してるのです。 なので、「自由にタイトルを書ける角2封筒」というツールこそが、A4サイズ用紙整理の基本中の基本、ということになるんですね。 この話、超重要なので、明日に続きます。 --------------[KID'S SIGNAL No.409 -了-]--------------- 僕のメルマガを面白いと感じてくださったら、 おともだちにメルマガ登録をおすすめください。 よろしくお願いします! ●無料メールマガジン[KIDS SIGNAL]読者登録フォーム https://www.itm-asp.com/form/?810 メルマガ・ブログの内容を紹介したい方は、以下のページが便利です。 ●メルマガ:KID'S SIGNAL & ブログ:コトノハコトバ 記事サンプルとメルマガ登録ボタンのページ http://www.kidashigeo.com/kotonohaselect.htm いつもほんとうにありがとうございます。 木田 茂夫 :kids@kidashigeo.com

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