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「自転車に乗れるからクルマの免許はいらない」なんて思わないですよね? ブラインドタッチの修得はそういう意味なんです。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ [KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第419号●2022年9月4日(日) _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ さて、二日ほど前から始めた「ブラインドタッチ」に関する基礎講座。昨日はブラインドタッチの修得には3.5時間しかかからない、なのに、とても大きなメリットがある、という話をしました。 なのに、なぜ多くの方がなかなかブラインドタッチを身に着けないかという理由の一つ目が、 ●キーボードの見て打ちだけでも、手書きでの文章書きよりはうんと便利 だからなんですね。このあたりはスマホの入力も同じです。 「手書き」と「スマホ・キーボードの見て打ち」を比べると「スマホ・見て打ち」の方がうんと便利だ、ということなんです。 紙とペンで書くのは、小学校のころからなじみ深い方法なので、「手書きが超遅い文章作成方法なのだ」ということには、なかなか気付かないんです。 でも、実際に「書いているスピード」を計測すれば分かるのですが「手書き」は超遅いのです。 ですから、スマホでの文字入力や、パソコンのキーボードを見ながらのポツポツ打ちでも、紙とペンでの手書き文章を作るよりは圧倒的に速いのです。 だから、そこで満足感が出てしまう、ということは大きいと思います。 しかし!前回も書いたようにブラインドタッチの便利さは「手書き・スマホ」レベルとは段違いなわけです。 文章入力にせよ、ソフトの操作にせよ、「頭で思い描いただけ」で実行できる「魔法レベル」なんですね。 昨日も書きましたが、本当にキチンとしたブラインドタッチが身についていれば、 1.頭で文章を思い浮かべただけで画面に文字が出る 2.頭でソフトの機能を思い浮かべただけで操作を完了できる という、魔法のようなことを実現することが可能なのです。まさに、 ●頭で思い浮かべるだけで実行される ということが、ブラインドタッチを使って得られる一番の魅力なんですね。 キチンと練習すれば、指が無意識的に動いてくれるので、本当に頭の中で思い描いただけで、文章もソフトの操作も自動的に実行される感覚になるのです。 このあたりの利便性は、すでに「真のブラインドタッチャー」になっている人なら「そうだよなぁ。その通りだ」と思ってもらえると思うのですが、まだブラインドタッチが出来ていない人にとっては、「そんなバカなことが簡単に身に付くわけがない。ブラインドタッチなんて特殊な専門技術だ」としか思えないだろうと思います。 このギャップこそが、日本におけるパソコン活用の大きな大きな課題でして、僕はここをなんとかしたいなぁと思っているわけです。 コピーライターとして長年ブラインドタッチで文章を書いて、パソコン操作も普通にアルファベットキーを使って操作してきた人間としては、なんとも歯がゆいんですねぇ。 そして、その上にです、この「魔法のスキル」を身につけるには、せいぜい、3.5時間~7時間程度しかかからない。 丸一日徹底的に練習すれば身に付く程度のスキルなんですね。 だからこそ、僕はすごく歯がゆい気持ちなわけです。 「ええええ? ブラインドタッチって、一日で身に付くってこと? それどういうこと?」と思いませんか? そう考える人が大多数だと思います。 でも本当にブラインドタッチは、その程度の期間で身に付くスキルなんですね。本当に。 いま、世の中でパソコンを使って仕事をされている方の多くは、ブラインドタッチではなく、キーボードの「見て打ち」で作業をされています。 それはブラインドタッチで作業する快適さから比べたら、ばかばかしくてやってられないほど不自由なキーボードの使い方なのですが、それでもやっぱり「徒歩より自転車の方がうんとラク」という感覚でみんながパソコンを使っている、という状態なのです。 ブラインドタッチができるなら、パソコンは自転車ではなく、クルマでの高速かつ長距離移動ができるような利便性・潜在能力を発揮するわけです。 そしてその潜在能力は、インターネットが一般化し、コロナ禍で、多くのビジネスマンが「リモート環境」に慣れたいま、本当にキチンと身に着けたもの勝ちのスキルになってきていると思います。 パソコンを使って何らかの仕事をされている方なら、ブラインドタッチは、どなたにとっても圧倒的な便利さを得られる超有能なスキルだと断言できます。 でも、世の中の多くの人はブラインドタッチは修得に何年もかかる特殊能力だと思っていて、しかも! ●修得の方法を間違えて、いつまでたっても身に付かない という「ブラインドタッチ難民」まで産んでいる状態なんですね。 次回は、このあたりの話をしたいと思います。 --------------[KID'S SIGNAL No.419 -了-]--------------- 僕のメルマガを面白いと感じてくださったら、 おともだちにメルマガ登録をおすすめください。 よろしくお願いします! ●無料メールマガジン[KIDS SIGNAL]読者登録フォーム https://www.itm-asp.com/form/?810 メルマガ・ブログの内容を紹介したい方は、以下のページが便利です。 ●メルマガ:KID'S SIGNAL & ブログ:コトノハコトバ 記事サンプルとメルマガ登録ボタンのページ http://www.kidashigeo.com/kotonohaselect.htm いつもほんとうにありがとうございます。 木田 茂夫 :kids@kidashigeo.com

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