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「ニセのブラインドタッチャー」が「間違った学習方法」をまき散らしているのがブラインドタッチ界隈の大問題なのだ、ということをご存知ですか?

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ [KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第420号●2022年9月5日(月) _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ ---------------------------------------- このメルマガは、 「メモ・ノート・手帳を使いこなすためのStationery Book 42」 をダウンロードくださった方を中心に毎日発行でお届けしています。 「Stationery Book 42」の更新情報もお届けしますので継続的にチェックください。 ---------------------------------------- %name_sei%さん、こんにちは。 ということで、今日もブラインドタッチの話を続けます。 ずっと書いてますが、ブラインドタッチは、 1.頭で文章を思い浮かべただけで画面に文字が出る 2.頭でソフトの機能を思い浮かべただけで操作を完了できる というとんでもない、魔法レベルの便利さ、快適さがあるのです。 そして、それを身につけるには練習時間は全部でたったの7時間程度なんです。 整理すると、 ●魔法レベルの画期的便利なスキルが ●たった7時間の練習で身に付く というものなんです。 ブラインドタッチをキチンと覚えれば、「7時間の練習でパソコンの魔法使いになれる」というのは全然楽勝の目標なんです。 ところが、それが世の中には全然定着していないわけです。 もったいないことこの上ない。 で、なぜ世の中に定着していないのか? ということをちょっと書いていて、昨日までは「スマホやキーボードの見て打ち程度でそれなりに役に立つから」という理由を書きました。 今日はもうひとつ「世の中に、ニセ物の『ブラインドタッチャー』が存在するから」という側面から話をしていきたいと思います。 「え? 偽物と本物のブラインドタッチャーがいるの? でも、その違いは何?」 と思われる方も多いかと思います。 これ、見分けるのはものすごく簡単で、本物は、パソコンのキーボードの上に手を置いて、その上にタオルをかけてキーボードが見えないようにしても、ラクラク文章が打てるんですね。 でも、「偽物」は、これは絶対にできないんです。 入力スピードに関しては本物と偽物で、あまり代わりはないことが多いのですが(本物のブラインドタッチャーは、そもそも高速入力をしません。これはまた書きます)、はっきりと違うのは、偽物はキーボードを見ながらでないと入力できない、ということです。 かなり高速で入力している人がいたとしても、キーボードをタオルで隠されたらもうとたんにギブアップするのが「ニセブラインドタッチャー」です。 で、こういう「キー入力の速いニセブラインドタッチャー」は、とにかく努力家が多くて、パソコンの知識もとても豊富だったりします。でもって、その知識と入力の速さから、職場で「パソコンが得意な人」ということで、周りからパソコン問題のお助け人として頼られたりもします。 こうなると、たとえば、キーボードの練習にしても、何も知らない初心者から「どうやったらキー入力が速くなりますか?」と質問されたりするわけです。 で、この「ニセブラインドタッチャー」の人は、周りから頼られているということもあるから、真剣に自分がどうやってキー入力が速くなったかを説明せざるを得なくなります。 で、彼ら、彼女らがどうするか? というと、 ●間違った学習方法を、世の中に広める のです。 彼ら、彼女らが、なぜ「ニセブラ」でしかないか? というと、それは「練習方法を間違えていたから」なんですね。 正しい練習方法を学べば、たった7時間で「完全なブラインドタッチャー」になれるのに、彼らは最初から学習方法を間違えてしまって、そのせいで何年もキーボード練習をしていて、それなりに入力スピードは速くなっているけれど、「キーボードにタオルをかぶせられたら入力できなくなる偽物のブラインドタッチャー」なんです。 そういう人が、世の中には、たーーーーーーーーーーーくさんいてるんですね。 パソコンを上手に使いこなしている、と言われている人のうち、8割くらいは、こういう人なのではないでしょうか。 当人も「いやー、そんな本格的なブラインドタッチじゃないんだけどさ。まぁそれなりに速いし、実用上は問題ないんじゃない?」とか言い出すわけです。 なにせ、本物の「キーボードを一切見ずに、思いのままに文字入力できる」人と出会ったことがないわけですから。 ちなみに、「キーボードを一切見ずに文字入力ができる本物のブラインドタッチャー」は、恐ろしく人数は少ないです。 パソコンをそれなりに使いこなしている、という人を100人集めてきて、その中に1人いてるか2人いてるか、くらいです。まぁパソコン人口の2%くらいだと思ってください。 (この数字は、独自調査で調べています。この話題もまたいずれ) 最初に書いた「魔法レベルで快適」というのは、キーボードを一切見ずに、パソコンの画面を見ていれば、自分が書きたい文字列が勝手に浮かび上がるかのように入力される状態をいいます。 キーボードを見ながら入力し、画面の文字と自分が打った文字とを確認しながら超高速で入力する「ニセブラインドタッチャー」とは、根本的に本質が違うのです。 でも、この違いを、何も知らない、ごく普通の、パソコンの使い方もあまり興味がないような人が見て、見分けがつくか? というと、まず無理です。 なので、恐ろしいことに、いま世の中に広がっている「ブラインドタッチになるための方法」の大半、8割くらいが「間違った学習方法」なんですよ。 知ってました? 知らなかったでしょう? でも、実際そうなんだからしょうがない。 実に困ったことなんです。 ということで、今日の話題はここまで。 ではでは、また明日。 --------------[KID'S SIGNAL No.420 -了-]--------------- 僕のメルマガを面白いと感じてくださったら、 おともだちにメルマガ登録をおすすめください。 よろしくお願いします! ●無料メールマガジン[KIDS SIGNAL]読者登録フォーム https://www.itm-asp.com/form/?810 メルマガ・ブログの内容を紹介したい方は、以下のページが便利です。 ●メルマガ:KID'S SIGNAL & ブログ:コトノハコトバ 記事サンプルとメルマガ登録ボタンのページ http://www.kidashigeo.com/kotonohaselect.htm いつもほんとうにありがとうございます。 木田 茂夫 :kids@kidashigeo.com

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