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昨日は Youtube で円楽の一文笛を見てしまいました。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第458号●2022年10月13日(木)
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%name_sei%さん、こんにちは。
さて、アンケートくださった方へのプレゼント「新旧暦両用カレンダー」は、とりあえず3か月分できましたので、今日明日にでもお送りします。
ちょっと気にいらないところもあるので、多少時間は前後しますかね。
あと、WEEKの体験会も、またお知らせします。ちょっと準備をいろいろしないといけないので。
今日は、そういうこととは全然別で、昨日たまたま Youtube で、先日亡くなった六代目三遊亭円楽師匠の落語を聞いたので、そのお話を少しします。
いや、六代目はもとは楽太郎ですよね。でもって、弟子の「楽大」というのが、いまの伊集院光。大丈夫かな伊集院。繊細な人だからなぁ。急逝だったし。
ま、そんなこととは関係なく、たまたま Youtube には三遊亭円楽の「一文笛」と出てたわけです。
「え? 一文笛やるの? へえ」って思ったわけです。
一文笛というのは、上方落語の巨星、桂米朝が作った話で、まぁあれです、なんちゅうかなぁ、ものすごく良くできた話なんですけど、出来すぎていて逆に地味になってしまってるような話なんですね。
一人のスリの話。泥棒の「スリ」。
泥棒が主人公、という段階で、そもそも共感を得にくい素材なんですよ。
それをしかも、「お笑い」よりも「人情噺」に重きをおいた内容にしてあって、「お笑い」主軸の上方落語では、多少異色な作品なんです。
それを、楽太郎じゃないや六代目円楽は、見事に江戸前の人情噺に仕立て上げてるんですねぇ。こりゃすごいや。
一文笛だからつい見始めただけだったんですけど、その完成度の高さにうなってしまった。
で、「一文笛」というネタが人情噺の江戸落語の素地に、じつにしっくりとかみ合ってる。
江戸落語の本分にすっくりとはめこんであるので、まるで元から江戸落語みたいに聞こえるんですよね。みごとだ。
六代目はかなり幅広く東西の壁を越えて人脈を広げてる人だという話は聞いてたんですけど、上方の話をここまでに仕上げるというのは東西ともに、幅広く勉強してなけりゃできないことです。ちょっとすごいって思いました。
そもそも東西の落語の両方に通じてる人というのが、もともと少ないんですから。
ということで、伊集院光、落語を本格的に再開してくれないかなぁ。三遊亭楽大でいいから。でもって、ゆくゆくは円楽を継ぐ…これは無理か。
ともあれ、円楽、楽太郎、楽大の流れを継いでほしいなって思いまして。
なんかとにかく、伊集院に落語をやってもらいたいなぁとしみじみ思いました。
いやまぁ、それだけのお話でございました。
ということで、ではまた明日。
--------------[KID'S SIGNAL No.458 -了-]---------------
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