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人生はパッキャマラド。一歩ずつ進みましょう。
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ピンときたこと、ちょっとお知らせ!
[KID'S SIGNAL] キッズシグナル
2015年8月6日(木) NO:047
旧暦: 水無月(六月) 22日(宵月)
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暑さが続いておりますが、おかわりないですか?
この時期は水分補給がとっても大切です。
自分だけでなく、家族や仕事仲間の方々にも、少し気配りしてあげましょう。
さて、%name_sei%さんは、「クラリネット壊しちゃった」という曲をご存知でしょうか?
ぼくの大すきな クラリネット
パパからもらった クラリネット
とっても大事に してたのに
こわれて出ない 音がある
どうしよう どうしよう
オ パキャマラド
パキャマラド パオパオ
パンパンパン
オ パキャマラド
パキャマラド パオパオパ
ドとレとミの音が出ない
ドとレとミの音が出ない
とっても大事に してたのに
こわれて出ない 音がある
どうしよう(コラ)
どうしよう(コラ)
という歌詞で、3番ではとうとう全部の音が出なくなってしまう、という内容です。
けっこう有名な曲なので、ご存知かも知れませんね。
僕は、この歌の事をずっと「子供がクラリネットを壊してしまった歌」だと思っていたのですが、
●いや、そうじゃないんだよ。子供だから吹けないだけなんだよ。
という見方があるのだと、耳にはさみまして、「おお、そういう事だったのか!」と目ウロコになった経験があるのです。
「壊れて音が出ない」と子供は楽器のせいにしていますが、実は自分の能力不足だった、というどんでん返しが、詩の中に隠されているのだそうです。
確かに考えてみれば、すべての音が出ないというのは、かなりひどい壊れ方ですよね。いきなりそんなに壊れるなんて、ちょっと考えにくい状況ではあります。「吹けない」のであればつじつまが合うわけです。
あー、そうなのか、良くできた歌詞だなぁと感心しました。
というのも、けっこう、この「実は、うまく行かなかったのは、周りのせいではなく、自分の能力不足だった」という現実認識みたいなことって、世の中には多いよな、と思うからです。
周りのせいだと思っている限り、物事は一歩も前に進まないのですが、「自分の能力不足だったのか!」と気づくと、精神的にショックは受けるものの、とにかく1ミリずつでも、前には進み始めるんですよね。
なので、ここはとても面白い視点だと思います。
クラリネットも最初はすべての音がまったく出せないですが、練習していれば、そのうちドやミは吹けるようになるでしょう。楽器のせいにして「壊れているから音が出ない」と思っている間は、多分練習もしないから、全然前に進めないはずです。
なんとも深い話です。
ちなみに、パッキャマラドというのはフランス語でして、
au pas camarade
歩行ペースで、同志よ。
という意味だそうです。 Au pas が歩行ペースでという意味。camaradeは同志です。
日本語詞では、「パパにもらったクラリネット」と存在がほのめかされているだけの父親ですが、原曲では、なかなか音の出せない子供のために父親が横で、
「歩く速度でやろうぜ、同志よ」
と落ち着かせているという設定であるようです。
そう、何事であれ、人のせいにせず、ゆっくりとでいいから、自分のペースで進む方が確実に進歩があるんですよね。
人生は、パッキャマラドで進みたいと、僕も思います。
[了]
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