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「打ちやすいキーボード」が本当にすばらしい、というのは本当だと思うのですが、僕は絶対に買わないんですよ、という話です。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ [KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第486号●2022年11月10日(木) _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ ---------------------------------------- このメルマガは、 「メモ・ノート・手帳を使いこなすためのStationery Book 42」 をダウンロードくださった方を中心に毎日発行でお届けしています。 「Stationery Book 42」の更新情報なども掲載してきました。 過去記事のまとめは、今日の本文のすぐあとにリンク先があります。 ---------------------------------------- %name_sei%さん、こんにちは。 Googleに、「Googleアラート」という機能がありまして、キーワードを入れておくと関連の情報を毎日送信してくれたりするんですね。 なかなか便利なので、「読書」関連のキーワード数個と、「ブラインドタッチ」関連のキーワード数個をいれているんです。 このメルマガを書くのに、ネタができたらいいな、ということで。 そしたら、今朝ちょっと気になる記事がひっかかりました。 これです。 ●高級キーボード「HHKB」を使ってみたら、キーの打ち心地が格別だった! メリット&デメリットをレビュー https://www.itmedia.co.jp/fav/articles/2211/09/news047.html ここに出てくる「HHKB」というのは、「ハッピーハッキングキーボード」というものなのですが、ちょっと高いけれど、打ち心地がとても良い、というものなんですね。 で、それで、一昨日、「初代マック(Macintosh 128Kと言うのだそうです)はキーボードが素晴らしかった」という話をしましたが、キーの高さの感じといい、打ちやすさを重視した設計といい、Macintosh 128Kのキーボードってこんな感じだったよなぁとしみじみ思ったわけです。 じゃあ、今日の話題は、この「HHKB」のお勧め記事か? というと全然違っていて、逆に「HHKB」をディスる内容だったりします。(笑)←(笑いじゃねぇって。ディスるなよ。ねぇ?) 簡単に言ってしまいますけど、 「キーボードだけ快適にしたって意味ないやろ! パソコンにはポインティングデバイス必須やねんから!」 ということなんですね。 つまり「マウス」とか「ペン」とか、「トラックパッド」などで操作する「マウスカーソル」というものがあるやないか! ということなんです。 いくら打ち心地が良くても、マウスカーソルを操作するために、キーボードから手を離してマウスに持ち帰るとかするなら、 ●そんなもんは「不快」なだけ! と僕は感じてしまうんですね。 いや、主観的な問題なので、スルーしてくださいまし。 僕はいま、「ThinkPad トラックポイントキーボード」というのを使ってるんですが、これは知ってる人は知っているキーボードの真ん中に赤いポッチのついているThinkPadシリーズにキーボードを、そのまま単品として発売したような「キーボード」なんです。 ブログでこんな記事も書いてますから、参考にしてみてください。 ●完成度が高すぎて改良するところがほぼない「ThinkPadトラックポイントキーボードII」。改良点はほんのわずか。でも「そこな!」とユーザーとしてはうなるしかない。 https://kidscomp.exblog.jp/29445525/ ●一台で二台のPCに接続できるブラインドタッチャー御用達のキーボード。デスク用と持ち歩き用をひとつにまとめられる。素晴らしい。わかる人にしか分からんやろけど。 https://kidscomp.exblog.jp/29425766/ 僕はもう2001年、21世紀になってからは、一切マウスは使っていなくて、パソコン作業はすべて、このキーボードでやっているのです。 で、「ブラインドタッチ」+「トラックポイント」という組み合わせでパソコン操作をすると、それはそれは、それはそれは、それはそれは、超超、快適なんですよ。 もう、本当に便利で他の環境でパソコン操作なんて一秒でもやりたくないくらいなのです。 なにがどう快適かというと、 ●キーボード操作とマウス操作を、切り替えることが一切不要 だからなんですね。 たとえば、原稿を書いていて、ネットの記事を引用したい、というような時は、エディター(文章を書くためのアプリ)で文章を書いていて、そのまま、ブラウザの画面に切り替えるんですが、それは、キーボードのホームポジションはまったく動かさずに、キーボード上の赤いポッチを人差し指で触り、瞬時にマウスカーソルを動かして、ブラウザに切り替えます。 アプリの切り替え動作はキーボードで「Alt+Tab」でもできるんですが、いくつものアプリを切り替えたりするときは、何度も「Alt+Tab」を押すより、マウスカーソルでタスクバーのアイコンをクリックする方が快適なんです。 これがもう本当にキーボード操作とマウス操作が「完全に融合」されている状態なわけです。 だから、マウス操作でやった方が早いとかラクという操作はトラックポイントを使ってマウス操作をするし、キーボード操作の方が早い場合は、キーでやると。 そのどっちであっても、つねに完全ブラインドで、なおかつ手のホームポジションを一切移動させずに操作できるんですね。 こういう「完全融合環境」を体験していると、 ●素晴らしい打鍵のキーボード だとか、 ●使いやすくて多機能なマウスのお勧め だとかの話を聞くと「いやいや、そんな不便な環境のまま、これがいい! とか言っても、視野せますぎやろ!」と思ってしまうのです。 「キーボードだけやん、それ!」とか、 「マウスだけやん、それ!」とか思っちゃうし、言ってしまう。 あまりに片手落ち。 そらあかん。 「キーカーソルもマウスカーソルも、完全同列に扱えないデバイスなんて、不良品でしょ、それ。」 としか思えないんですよねぇ。 これが、どうしても、そうとしか思えない。 本当に本当に、「ブラインドタッチ」+「トラックポイントキーボード」というのは、超絶、異次元クラスで使いやすいんですよ。 そもそも比較になりませんからねぇ。 いやまぁ、ものすごくマイナーな意見であることは、よーく理解しております。 理解しておりますが、まぁなかなかね。一般的な世間様は、そんなこたあどうでもええわいとしか思ってないですからね。 僕は「よくもまぁ、そんな非効率で、気持ちの悪い環境で仕事とかするなぁ。信じられん」という目で見てしまうんですけど、これもまた偏見なのかもしれないですしね。 便利なのになぁ。トラックポイントキーボード。 あ、こんな公式の解説動画があった! これは分かりやすいな。うむうむ。最高ですよ。トラックポイントキーボード。 ●ThinkPad トラックポイント チュートリアル動画 https://www.youtube.com/watch?v=6BcKRZI8IgE ま、あまり声高に言っても仕方ないことなので、今日はここまで。 ではまた明日。 --------------[KID'S SIGNAL No.486 -了-]--------------- ====過去記事一覧==== https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/index.htm ==過去連載記事などのまとめ== ●文具関連名著42冊のうちのベストテン ●角二の封筒とファイルエクスプローラ。書類管理の基本はこれだ! ●「Stationery Book 42」ブックレビュー https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/hukuro_file.html" ●あっと驚くブラインドタッチの秘密 ●ブラインドタッチ練習ソフト「WEEK」とは何か? https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/blindtouch.html ------------------------------------------------ 僕のメルマガを面白いと感じてくださったら、 おともだちにメルマガ登録をおすすめください。 よろしくお願いします! ●無料メールマガジン[KIDS SIGNAL]読者登録フォーム https://www.itm-asp.com/form/?810 メルマガ・ブログの内容を紹介したい方は、以下のページが便利です。 ●メルマガ:KID'S SIGNAL & ブログ:コトノハコトバ 記事サンプルとメルマガ登録ボタンのページ http://www.kidashigeo.com/kotonohaselect.htm いつもほんとうにありがとうございます。 木田 茂夫 :kids@kidashigeo.com

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