●バックナンバー一覧に戻る
マンスリー・ウィークリーが印刷されている手帳の中では、すでに究極の完成形手帳は発売されてます。もう誰も悩まんでもええで。これ買っとき、という話です。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第491号●2022年11月15日(火)
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
----------------------------------------
このメルマガは、
「メモ・ノート・手帳を使いこなすためのStationery Book 42」
をダウンロードくださった方を中心に毎日発行でお届けしています。
「Stationery Book 42」の更新情報なども掲載してきました。
過去記事のまとめは、今日の本文のすぐあとにリンク先があります。
----------------------------------------
%name_sei%さん、こんにちは。
さて、そろそろ、世間でも書店・文具店で来年の手帳が本格的に棚取りをはじめております。
が。
この数年、この時期に手帳をどうするかを考えるということがなくなってしまったんですね。なんというか、日々メモの取り方とか仕事の仕方とかが変化している感じなので、自分の用途とタイミングで「テキトー」にやってる感じなわけです。別に特定のフォーマットでないとダメとかそういう感覚がなくなってしまいました。その時その時で必要なことができればそれでよいかな?という感じになっている、ということです。
それと、もうひとつ、こと「手帳」という意味では、ああでもない、こうでもないという事をさんざんやってきたので、もう「手帳に求めるべき姿」そのものが確定してしまったという感覚もあります。
マンスリーはどうあるべきか、ウィークリーはどうあるべきか、ToDoリストはどんな形が良くて、ガントチャートもなくては困るなどなど、「これが決定版」というフォーマット自体が、もうすでに頭の中で確定している感じなのです。
なので、書店・文具店に出かけて、手帳類を手に取ってパラパラ眺めても「これを使ってみたい」とか「これは良くできているな」という感想すら出てきません。
僕の基準で言うと、書店などで売っている手帳の6割から7割は基本仕様を満たしていないダメダメ手帳なんです。
たとえば、土日だけ書き込む面積が半分になっているようなウィークリー手帳なんてありますけど、あんなものはもうほとんど不良品だと思ってますし。土日に書き込みたい出来事がたくさん増えるなんてことは、ごくごく普通にあることです。それに対処できてないのだから、話になりません。
そんなこんなを考えていくと、手帳はもうたった一種類、これ一択だ、というものがすでに商品として存在していると思うんですよ。
それが何かと言うと、
●ジブン手帳
https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/jibun_techo/
です。
コクヨさんの製品で、佐久間英彰さんの企画された手帳ですね。
これね、もう本当に究極の「完成された手帳」だと思うんですよ。
もうね、この手帳が出てきたら、他の手帳は全部ゴミですよ。
一年の日付フォーマットを先に印字してあるタイプの手帳としては、これが完成形。
他のものは買ったところで「趣味の道具」でしかないでしょう。
そのくらい僕は「ジブン手帳」を推します。誰にだって自信を持って勧められます。
本当にいろいろ手帳を使ってきて、これほど良くできたフォーマットの手帳を見たことがないというくらいに素晴らしい手帳だと思います。
でもね。
じつは僕は一度も「ジブン手帳」を買ったことがないんです。
いやまぁ素晴らしい手帳なんですけど、僕はもう、こういういつも持って歩くタイプの手帳が必要でなくなってきているし、ここまでフォーマットの効率を突き詰めたものを持ち歩かなければならないほどの緊張感あふれた毎日を過ごしていないから、なんですけども、それはそれとして、
●フォーマットを決めずにダラダラやる。
ということも大事だよねぇ、とも思っているからなんですね。
特に最近は、どんどん「フォーマットを外れたフリースタイル」の方に自分が流れて行ってるのを感じます。
近年は自分自身の「手書き行為」を重視したバレットジャーナルの手法も台頭してきているし、スマホを使った予定管理や行動記録の方法もどんどん一般化してきていると。
そんなこんなを考え合わせていくと、本当にね、もう「フォーマットが先に印刷されている手帳」というジャンルは「ジブン手帳」だけでいいんじゃないないの? とか真剣に思ってしまうんです。
本当にすごくたくさんのメーカーが手帳をいろいろ出してますけど、どれもこれもたいていは、基本仕様自体が満たされてないと思うんですよ。だって、ガントチャートがキチンと入っている手帳なんて5%ないですよ。
いるでしょ、ガントチャート。「ない」とかありえないから。
使わないなら使わないで良いから、用意だけはしておかないと。使いたいときに「ない」のでは、話になりませんから。
そもそも日曜始まりとか考えられない。月曜始まりで土日は連続でしょ。あたりまえでしょ。
そういう意味で「ジブン手帳」は完璧です。
もう、みんなフォーマットが印刷されてる手帳が欲しいなら「ジブン手帳」以外のものを買うな! 無駄やから! とすら思います。
そのくらい良くできてます。
でも、こういう「ジブン手帳は良くできている。完璧だ」みたいな話を、いままで全然言ったことないんですよね。心から素晴らしい手帳だ、と思うのですが、それをことさら表明したことがないのです。
なんでかというと、やっぱり自分が使っていないということ、バレットジャーナルみたいな「手書きでやる」やり方が大きく台頭してきているから、というのが大きいのだよなぁと思います。
ということで、来年の手帳に悩まれている方は「ジブン手帳」を買いましょう。
そうじゃなくて、もうちょっと自由なスタイルでやりたい、というなら、それはもうバレットジャーナルに手をだすしかないと思います。これはテッパンで、ガチで、「ジブン手帳」だと思う。他の手帳はダメダメだから使わない方がいいね、ということです。
でもまぁ、それと同じくらいの重要性でバレットジャーナルの方法論も大事だよね。ということもまた言いたいことです。
ということで、今日はここまで。
ではまた明日。
--------------[KID'S SIGNAL No.491 -了-]---------------
====過去記事一覧====
https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/index.htm
==過去連載記事などのまとめ==
●文具関連名著42冊のうちのベストテン
●角二の封筒とファイルエクスプローラ。書類管理の基本はこれだ!
●「Stationery Book 42」ブックレビュー
https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/hukuro_file.html"
●あっと驚くブラインドタッチの秘密
●ブラインドタッチ練習ソフト「WEEK」とは何か?
https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/blindtouch.html
------------------------------------------------
僕のメルマガを面白いと感じてくださったら、
おともだちにメルマガ登録をおすすめください。
よろしくお願いします!
●無料メールマガジン[KIDS SIGNAL]読者登録フォーム
https://www.itm-asp.com/form/?810
メルマガ・ブログの内容を紹介したい方は、以下のページが便利です。
●メルマガ:KID'S SIGNAL & ブログ:コトノハコトバ
記事サンプルとメルマガ登録ボタンのページ
http://www.kidashigeo.com/kotonohaselect.htm
いつもほんとうにありがとうございます。
木田 茂夫 :kids@kidashigeo.com
バックナンバー一覧に戻る