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僕は最近、カードマジックというものが好きになってきているのです。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ [KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第500号●2022年11月24日(木) _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ ---------------------------------------- このメルマガは、 「メモ・ノート・手帳を使いこなすためのStationery Book 42」 をダウンロードくださった方を中心に毎日発行でお届けしています。 「Stationery Book 42」の更新情報なども掲載してきました。 過去記事のまとめは、今日の本文のすぐあとにリンク先があります。 ---------------------------------------- %name_sei%さん、こんにちは。 今日は、最近少し興味が広がって、新たに趣味に加わった「カードマジック」について書いてみたいと思います。 もともと小学校の頃から「手品」は好きで、初心者向けの簡単なものを少し練習して、みんなの前で見せる、というのはやってたりしてたんですね。 「学級集会」という発表会みたいなものがあって、何人かのグループで歌を歌ったり、簡単なお芝居をしたりとかするんですよ。 その発表会で小学校の低学年の時は何度か一人で手品を披露していたように思います。 ただ、本当に「簡単な手品をわずかな練習で見せる」というのが好きだったので、じつは「カードマジック」というのは難しそうだから手を出さなかったんです。 なんか、カードマジックって、本格的で、テクニックがすごくて、ややこしそうじゃないですか? 手品の種明かしの本なども、多分図書館とかで見たんだと思うんですが、カードマジックはかなり敷居が高かったんです。 で、たまたまYouTubeを見ていたら、「手品の種明かし動画」というのがあったんですね。 それで、これまた「カードマジックは難しいから簡単なものなら覚えてもいいな」と、二三見るようになったんです。 そうするとYouTubeって、「これもどう?」といろいろな「関連動画」を出すじゃないですか? そのお勧め動画の中にカードマジックもまざるようになってきたわけです。 で、たまたま簡単そうなマジックを見たら「これなら僕にもできるな」と思える、良くできたトリックのものがあったわけです。 なので、それを家族の前でやってみたりしたわけで。 すると、思い通りの反応でうまくやれたわけです。 こうなるとはまりますよね。 で、「このマジック良いな」とか「これやってみたいな」とかいうのがいくつか出てくる。 当然「種明かし」まで見るじゃないですか。 そしたら、「種明かし」で解説されている説明が、そもそも全然意味が分からなかったりするんですね。 「ここで、お客様が選んだカードを、デックのトップにコントロールします。コントロールの方法はなんでもかまいません。お好みのやり方でトップに持ってきてください」 とか普通に解説してるんですよ。 え? 何それ? そもそも何を言ってるのか、まったく意味が分からないんですね。 トップがどこなのかがわからない。コントロールって何? お好みのやり方ってどういうこと? という疑問符だらけなわけです。 本当に全然意味が分からないんですよ。 ところが、そういう種明かし動画を見ていると、だんだんゆっくりと、「専門用語」が理解できてくるんですね。 もうね、本当にカードマジックの世界というのは専門用語のかたまりなんですね。それはもう本当にびっくりしました。 デック、パケットとかのカードの扱いに関する用語。 ゲットレディ、コントロール、フェイクカットなど、どんなマジックでも行う基本操作名。 ダブルリフト、クラシックパスなどの「タネ」を構築する基本技術 などなど、それはそれは用語の数自体が半端ないわけです。 だから「種明かし動画」を見ていても、おおむねどういう流れでマジックをやっているかは分かっても、自分がどうやればそれができるのかが、皆目見当がつかないわけです。 実におそろしい世界です。 ところが! これも、いろんな基礎テクニックを解説している動画を見たり、その基礎テクニックをちょっと練習してみたりするだけで、かなりの事が分かってくるんですね。 本当に小さな小さなテクニックの、さまざまなバリエーションを、少し理解するだけで「何を言ってるのか、チンプンカンプンさっぱり意味が分からない」という種明かし動画も、そのうちに、「ああ、なるほど」と理解できてくるようになるわけです。 いや、それどころか、同じようなカードマジックをするのに 「あー、このテクニックは苦手だから、無理だなぁ。でも、こっちの簡単な方のテクニックを応用すればなんとかなるかも」 というように、自分なりにマジックの流れ(ルーティーンと呼ぶようです)を自分のできるテクニックで再構築できたりするんですね。 この数か月、合間合間に動画を見て、ほんの少しだけ練習してみただけでも、そういうことが分かってきました。 マジックというのは、そういうテクニックを基礎に、人の思い込みや勘違いしがちな出来事を上手に利用して、カードをすり替えたり移動させたりするエンタメです。 ひとつひとつのテクニックはすごく地味なんですけど、それが上手に組み合わさるだけで「えええええ! どうなってるの? 信じられない!」という不思議な出来事を出現させたりすることができるようになるわけです。 「これは面白いなぁ」と、最近しみじみ感じ入っているのですね。 人を楽しませる。それも地味なテクニックの積み重ねだけで。というのがなかなか面白いと思います。 ということで、今日のメルマガはここまで。 ではでは。 --------------[KID'S SIGNAL No.500 -了-]--------------- ====過去記事一覧==== https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/index.htm ==過去連載記事などのまとめ== ●文具関連名著42冊のうちのベストテン ●角二の封筒とファイルエクスプローラ。書類管理の基本はこれだ! ●「Stationery Book 42」ブックレビュー https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/hukuro_file.html" ●あっと驚くブラインドタッチの秘密 ●ブラインドタッチ練習ソフト「WEEK」とは何か? https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/blindtouch.html ------------------------------------------------ 僕のメルマガを面白いと感じてくださったら、 おともだちにメルマガ登録をおすすめください。 よろしくお願いします! ●無料メールマガジン[KIDS SIGNAL]読者登録フォーム https://www.itm-asp.com/form/?810 メルマガ・ブログの内容を紹介したい方は、以下のページが便利です。 ●メルマガ:KID'S SIGNAL & ブログ:コトノハコトバ 記事サンプルとメルマガ登録ボタンのページ http://www.kidashigeo.com/kotonohaselect.htm いつもほんとうにありがとうございます。 木田 茂夫 :kids@kidashigeo.com

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