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~KID'S版「何も分からない人のためのバレットジャーナル入門」(1)ペンとノート2~お送りします。
■1:ペンとノート (2)使うのは「綴じノート」と「黒のペン一本のみ」が基本。まず基本を大切に。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第559号●2023年2月9日(木)
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%name_sei%さん、こんにちは。
ということで、「何も分からない人のためのバレットジャーナル入門」、
今日は「ペンとノート」の2回目です。
昨日は、
●バレットジャーナルは「ノートに書き貯めるToDoリスト」である。
という事を書きました。
本質的には「ToDoリスト」オンリーだと思っておいた方が正解です。
ノート術とか手帳術になると、どうしても「スケジュール帳としての使い方」とか「ノートにメモをするためのノウハウ」という話になるわけですが、その辺のことは、ここでは語りませんし、実はそういう要素も「ToDoリスト」の形式のバリエーションとして扱います。多分そう考えた方が「バレットジャーナル」というものは分かりやすいと思います。
で、その「ToDoリスト」をノートにただただ書き込んでいくというのがバレットジャーナルの基本的な記帳ルールです。
そして、その「ただ日付順に毎日ToDoを書く」ための道具はペンとノートでして、そのノートはどんなものが良いのか? というのが今回のポイントです。
で、まずノートの話。
ノートはいったいどんなものを使えば良いのか? ということがあると思うのです。で、どんなバレットジャーナルの解説本でも、たいてい「どんなノートでもかまわない」という紹介になっていると思います。
で、僕も同じようにその言葉に準じて「どんなノートでもかまわない」と言います。言いますが、実はけっこう大きな向き不向きというのはあると思ってます。
それは、
●綴じノートかバインダーノートか
という選択肢ですね。そしてバレットジャーナルは圧倒的に「綴じノート」でやるべきノート術だと思います。バインダーノートは、バレットジャーナルにはあまり向いてないのではないでしょうか。
僕自身は、使っているノートはツイストリングノート(以後TRNと表記)シリーズを使っていますからバインダーノートを使っていることになります。
とはいえ、使い方としてはほとんど「綴じノート」的に使っています。バインダーノートというのは「複数ノートを一冊で持つ」ということが便利なノートなわけですが、基本そういう使い方はしていません。
バレットジャーナルは「ひとつながり」になっていることがかなり重要なノート術だと思います。
とにかく、ひたすら「毎日のToDoを一冊のノートに、順番に記帳していくノートだ」と考えましょう。これがすべての基本だと思います。
バレットジャーナルの入門書などを書店で見ると、手書きで美しく記帳されたページなどが写真でドカン! と掲載されていたり、そういうものが何ページも続いていたりしますが、あれは「やりたい人はやればいい」という要素であって、バレットジャーナルの本質とはまたちょっと違う話だと思います。
とにかく毎日ToDoを書く。それを貯めておく。本当にこれが本質で、一番太い骨格だと思います。
だから、毎日ためていくためにはシーケンシャル(頭から順番に)書き込んで行くだけですから、本当にノート一冊、ペン一本で始められるし、続けられるわけです。他の要素はすべて枝葉末節だと思います。
そしてノートに関しては大判であれば、一ページに何日分もToDoリストを書き込んでいけるし、小さな手帳サイズのノートなら、一ページを一日に設定して、毎日書く、というスタイルでもいいし、手帳サイズなら持ち歩いて、いつどこででも書けるというやり方もできるでしょう。このあたりは個人のスタイルの問題。
また罫線についても、僕は絶対に無地でないと嫌だと思ってますが横罫でもドット方眼でも好きなものを使えばいいと思います。(方眼用紙は基本お勧めしないですが、手書きが信条のバレットジャーナルにおいては方眼罫のノートを使っている人も多いと思います。僕は方眼は大嫌いなんですが。)
無地は使ってみれば本当に便利なんですが、これはまた別のお話なので、また別の機会に。
そして、ペンですね。
これも基本的には何を使っても自由です。本当にまったく自由。ただ、基本は、
●黒のペン一本
だと思います。これが基本中の基本。黒のペンが一本あればそれでいい。ありきたりなペンとノートがあれば、それで「毎日のToDoリスト」は記帳できるわけですから、本当に黒のペンとノートが一冊あればそれだけで良いと思います。
ただ、バレットジャーナルは手書きが信条なものですから、各種の解説本にはやたらとカラフルなノート実例が紹介されがちです。で、ああいうのを見ると、どうしてもそういうカラフルな事例に左右されて色をたくさん使ったり、文字をキレイに描いたりとかしがちなんですけど、ほぼ「不要だ」と思っておくほうが良いと思います。
色は使ったとしても、赤一本。あるいは加えて青色くらい。三色ボールペン程度で充分だし、逆にあまり色は使わない方がバレットジャーナルはうまく使えると思います。(色の代わりに、まずは「バレット」の使いこないを覚えた方が良いのですが、それはまた書きます。)
ただ、ペンの使いこなしの話を出すと、いつも抜け落ちているのが「ペンの太さ」の問題。
太さはかなり使いこなすと便利なので、色のペンを用意するよりも、太さの違うペンを2種類くらい持っておく方が実用的な意味では便利かも知れません。
また、最近では「消せるボールペン」というのも販売されていて、人気が高いですけれど、バレットジャーナルには向いてないかなぁ。
●消す暇があったら、書き加えろ。
という事だと思います。間違えたのならペンでグシャグシャグシャと消した方がいい。キレイに書きたい人ならよけいそうした方が「間違えずに書こう」とするから良いのです。結果としてキレイなノートになります。
基本、「グシャグシャの文字つぶし跡」は受け入れた方が正しい態度だと思います。
つまりここまで書いて何を言っているのかというと、
●普通のノートに普通のペンを使おう。
ということです。
「ペンとノートでToDoリストを書き貯める」
ひたすら、これこそがバレットジャーナルなんだと考えましょう。
ということで、今日はここまで。
ではまた明日。
--------------[KID'S SIGNAL No.559 -了-]---------------
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