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~KID'S版「何も分からない人のためのバレットジャーナル入門」(3)バレットとは何か5~を、お送りします。
■3:バレットとは何か (5)「選択」「要約」「確認」。手書きToDoの3つの機能。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第569号●2023年2月19日(日)
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%name_sei%さん、こんにちは。
さて、バレットジャーナル入門の続き。今日は「バレット」そのものについて少し書きたいと思います。
まず、「ToDoを手書きで書く」ということの重要性について、もう一度書いておきたいのです。
というのも、このToDoを「デジタルで書く(管理する)」という事を、もう何度もやってきて、そのたびに挫折してうまくいかなかったのです。
現実問題、スマホやPCでToDo管理をすれば、優先順位の変更もラクラクですし、各種の「転記」もコピペでとても簡単なのですから、デジタルなToDoの方に圧倒的な優位性が生まれるはずなのです。
ところが!
デジタルのToDo管理は、どーーーーしても「意識に残らない」のです。
忘れてしまう。
スマホに入っているのだから、何度でも見返せるはずなのに、そして何度も見返しているのに、やるべきことがなんだったのかを忘れてしまうんです。
それはそれは、驚くくらいに。
で、それがなぜなのかを、いまも考え続けているのですが、とどのつまりはやはり「手書きは時間がかかる」という事が大きく影響しているのだろうと思うんです。
手書きは時間がかかるので、やるべきことを一行にまとめる時も
●書くべきことを「選択」する
●選択された項目を「要約」する
●要約されているので改めて仕事のポイントを「確認」する
という三つのフィルタリングを自動的にやってしまうということを、昨日は書きました。
多分、この「選択」「要約」「確認」という3ステップは、誰がやっても、手書きである限り、どうしてもやらざるを得なくなると思います。
これに加えて、「紙」という物理存在の上に、インク(鉛筆のカーボン)で、「汚していく」ことが、
●記憶の「物理化」を行う
ことになり、しかもその「汚した経験」が、
●指や腕の肉体感覚と連動する
うえに、手書きで書かれた文字が
●自分の「書体」
で残されるから、デジタルのToDoと比べて、超絶記憶に残りやすいのだと思います。
なので、バレットジャーナルにおける「バレット」の一行は、実は何層もの階層を持った複雑系の情報なんですね。
ToDoを書いている最中に、そのToDoで書かれた内容の細目についてもイメージしていたりしますから、ToDoの一行は、表面づらの一行ではなく、そのToDoを「タイトル」とした「行動計画」も含まれている、場合がかなり多いように思います。
ですから、手書きで書かれたバレットジャーナルのToDoの一行は、単なる一行ではなくて、複層の構造を持った「構造体」なのだと思います。
このことは実は、バレットジャーナルのページ管理で「インデックス」と「コレクション」が存在していたような階層構造と同じなのです。
このあたりの「階層構造」について、明日また書きたいと思います。
ということで、今日はここまで。
では。
--------------[KID'S SIGNAL No.569 -了-]---------------
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