そろそろマスク生活も終わりますね。
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[KID'S SIGNAL]  キッズシグナル●第579号●2023年3月1日(水)
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%name_sei%さん、こんにちは。
少し前に政府から「令和５年3月13日以降、マスク着用は個人の判断にゆだねる」とアナウンスがありました。
これを聞いて「ああ、やっとバカなマスク着用が終わるのか」とつくづく疲れた気持ちになりました。

新型コロナ騒動に関しては、いままであまり語ってきませんでしたが、僕個人は日本社会全体が狂っているとしか思えない気持ちでいっぱいで、あまりに世間がおかし過ぎるので異なる意見を発言することすらできない気分だったのです。

やっとバカとしか言えない「マスク着用」が終わるのを機会に、少しだけ「ごくごく常識的な」意見を語りたいと思います。

まず、感染症の対策で、もっとも重要なものは、

●罹患して治癒する。

です。
実際に病気になって、免疫を獲得して、二度とかからないようにする。

これが基本中の基本です。

実際、うちの娘(小学三年生)が、保育園にいた時、熱を出して小児科のお医者さんに連れて行ったら、

「ああ、保育園に入るといろんな子供がいてるから、風邪をひいたり、しょっちゅう熱を出したりしますよ。でも大丈夫。一年も経てば熱も出なくなるし、風邪もひかなくなる。最初の一年だけだから」

と言われたんです。
この考え方と態度こそが、免疫学に則った、標準的な態度だろうと思います。

この考え方に沿えば、感染症は「かかって治る」人を増やすことがとても大切で、そうして多くの人がかかることで、感染症が広がらなくなることを「社会免疫を獲得した」と言うわけです。

もちろん、感染症は個々に特性が異なりますから個別に考えなければならないわけですが、今回の新型コロナは致死率がインフルエンザと同等か、それ以下だったんですね。

他の国では新型コロナに感染して死亡する率はかなり高かったのですが、日本人はとにかく死ななかった。死亡率が他の国に比べて

●飛びぬけて低い

状態だったわけです。

なら、基本は「かかって治す」で対処するべき案件だっただろうと思います。

特に若い人の場合は感染率自体がかなり低かった。死亡率など長らくずーっとゼロでした。新型コロナが流行して、かなり時間がたって半年なりなんなりと期間が空いた時に二十代で基礎疾患のある方が、はじめて死亡されたわけです。

こんな状態でマスクをつけっぱなしの社会というのは、あまりにおかしいと思います。

かと言って、僕はやはり、外出先でもめたり、白い目で見られたら困るので、マスクはしていました。本当にもんもんとした気分だったのです。

日本は昔から「裸祭り」という種類のお祭りが日本全国、各地に存在していたりしますが、あれらはたいていは「流行り病（はやりやまい）対策」だったのです。

若くて元気な人間が寒い時期(裸祭りの多くが感染症が流行しやすい冬の時期に行われるのも実に感染症に対応できている素晴らしい生活の知恵だと思います)におしあいへしあいを行えば、必然的に感染症にかかります。

でも体力がある人なら、軽い症状で済みますし、その段階で風邪を引いても治癒も早いでしょう。そして、治ってしまえば、もう、その病気にはかからない人間のできあがりです。
お祭りで一気に接触率を高めてたくさんの人間が罹患すれば、本当にあっと言う間に「社会免疫」を獲得して、その村や集落は「感染症にかからない地域」になってしまえるわけです。

こういうふうに、日本では、昔からあたりまえのように「社会免疫」を獲得する対策を実施していたわけです。

なのに、今回の日本の対策は、裸祭りとは完全に逆方向でした。

ほんとうは若い人たちはマスクを外して外で飲み食いして新型コロナに罹患し、治癒して免疫を確保し、社会免疫を獲得するのが一番良かったんです。
ワクチンなどより自然に罹患して治るほうが、圧倒的に免疫力は高いのですから。

しかし、この三年間も、日本ではマスクをつけて、飲み食いを制限し、ひたすら社会免疫がつくのを避けて避けて避けまくってきました。

おかしな話だなぁと、心底思います。
コロナ対策に関しては、まだまだ疑問点がたくさんあるのですが、ともあれ、マスク生活はもう終わります。

やれやれ、やっとかと、ひたすら呆れている私なのであります。

ということで、今日はここまで。
ではまた明日。


--------------[KID'S SIGNAL No.579 -了-]---------------

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