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「ノート+メモによるバインダーBUJO術(1)まず、メモを取ることを習慣にしてみよう」をお送りします。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第584号●2023年3月6日(月)
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%name_sei%さん、こんにちは。
昨日お伝えしていた「ノート+メモによるバインダーBUJO術」さっそく始めてみたいと思います。
ちょっと、連載記事の内容を考えていたのですが、内容がけっこう高度になる感じなんですね。
僕がいま実際に運用しているシステムのうちの汎用的に活かしていただける部分の共有なんですけれど、いろいろと細かい点で、さまざまなノートやメモの運用ノウハウを学んできた話が入っていますので、その大前提となる基礎知識について書かないと、なかなか分からないよなぁということになったのです。
ということで、まず最初は「メモ」ということについて書いてみたいと思います。
メモ、と簡単に書きましたが、みなさんはメモを頻繁に取っておられますか?
まず、この部分から、実は敷居がかなり高いのですよね。そもそも「メモを取る」ということが習慣になっていない人がとても多いからです。
実際のところ、メモを取るということが習慣になっていないと、そもそもノート術は成立しません。
だからまず、あまりメモを取っていない方は「マメにメモを取る」といことから始められた方が良いと思います。
で、その「メモ」についてです。
僕はもともとライターなので、取材時などはノートにたっぷりのメモを書きつけていきます。
しかし、普通の一般の方の場合、メモを取るのは、たとえば誰かから電話番号を聞いた時にメモするとか、そんな程度の事でしょう。(最近は電話番号もスマホのリダイアルとかLINEの交換とかで、手で文字を書いてメモを残す、ということがなくなってきています。)
しかし、手書きでメモを取るというのは、「手書きメモのメリット」という記事でもまとめましたが、デジタルなメモとは全然異なる重要性があります。
一番の特徴は「手書きでメモをするのにはとても時間がかかるので、聞いたことのポイントだけを要約し、記憶にも良く定着する」ということです。
デジタルでメモするのは、情報量をたくさん記録するには良いのですが、未整理なまま大量の情報があっても、どんな情報が、どこにあるのか? 何がポイントで、どんな変数をチェックすれば自分の仕事に有用なのか? などを理解していなければ、後々の活用には不便なだけなのです。
実際、営業マンがとても高い効果を出しておられる企業では「デジタルメモの禁止」をされていて、営業マンは必ず紙のノートで得意先の話を聞いてくることと、ルール付けされている企業もあるくらいです。
だから、手書きでノートを取る、というのはとても重要なのですが、これはかなりメモを取るということに慣れないとできないことです。
そこで、まずお勧めしたいのが、小さなメモ帳を持ち歩くとか、デスクの上にブロックメモを置くとかの、「単発メモ」を手軽に取れる環境を作ること、なんですね。
誰かから電話がかかってきて、何か頼まれごとをしたとか、自分の覚えのためにちょっとメモしておきたい、なんてことは良くあると思います。
そういう機会を逃さずに、キチンとメモ用紙とそれに書きつけるためのペンを用意しておく、ということが、まず一番大切になってきます。
で、昔ならメモが必要なのは、電話くらいのものだったと思うのですが、いまの時代だと、パソコンやスマホがあるので、このあたりの使い分けはかなり難しくなってきます。
たとえば、ネット情報をいろいろ見ていても、たいていの情報は、PCやスマホに直接「お気に入り登録」してしまうでしょう。
でも、実は、そうやってお気楽に登録した情報は、かなりの数が大量のお気に入り情報に埋もれて再活用されていないはずなのです。
なので、一度「これは!」と思う情報があったら、机やカバンに用意したメモ用紙にペンで「覚え」だけを書き込んでみてください。
これだけでも、かなり目に見えてメモするメリットが理解できるようになると思います。
ということで、今日はここまで。
続きは、また明日。
ではでは。
--------------[KID'S SIGNAL No.584 -了-]---------------
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