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「ノート+メモによるバインダーBUJO術(3)メモは結局カードです。」をお送りします。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第586号●2023年3月8日(水)
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%name_sei%さん、こんにちは。
今日も「ノート+メモによるバインダーBUJO術」の続きを書きます。
今日は「メモは結局カードです」という話をするのですが、その前に昨日は「メモ」の二つの規格について、違いや特徴を書けませんでしたので、そこだけ補足的に書きます。
●ツイストノート・メモサイズ(LIHIT.lab)
●ルーズリーフミニ(マルマン)
の二つがあるわけですが、ツイストノート・メモサイズの方は、ワイヤーをリング状に巻いて綴じてある「ダブルリングノート」と同じ規格です。
ルーズリーフミニの方は日本独自のバインダーノートの規格で、学生時代に使っていたという方も多いと思います。もっとも普及しているバインダーノートの規格でしょう。
これは規格の違いなので、リーフに開けられた穴のピッチ自体が違います。なので、どちらか1つを選ばなければなりません。
こういう道具は使い慣れたものを使うのが「気分」も安定しますし、使いたい方を使うのがよいでしょう。
特徴としては、ルーズリーフミニは短辺が86mmとかなり長いので、少し欲張って、メモにいろいろ書き込みたい用途に良く合うと思います。またルーズリーフミニはマルマンさんが実にたくさんのフォーマット用紙を出しているのも魅力です。ツイストノート・メモサイズだと、無地の用紙が存在せず、僕はいろいろ苦労して無地のリーフを確保しましたが、ルーズリーフミニなら、最初から無地のリーフが販売されています。これは、無地のノート技法をいろいろと編み出している僕としてはおすすめできるポイントです。
ツイストノート・メモサイズの方は、短辺が71mmとコンパクトなので、持ち歩きに向いています。机の上だけでなく、カバンに気楽にほおりこんで、気になった時、思いついた時にアイディアメモなどを書くのに向いています。
ルーズリーフミニよりも、穴のサイズが小さい上に、リーフの端から穴の先までの幅は狭いので、リーフをめくりやすいというのも地味に便利なところです。
この規格の良いところは、市販のワイヤー綴じのメモ帳なら、全部ばらしてリーフとして使えるという点があります。これはいろいろノウハウもあるので、また機会をみて書きます。
残念なのは「無地」のリーフが存在しない点。無地のノートはすごく強力なのでお勧めしたいところなのですが、標準ではツイストノート・メモサイズでやるなら無地はあきらめてください。
以上が二つの規格の違いです。
どちらも普通の紙に穴をあけてバインダーに綴じこむことができる「穴あけ機」が販売されています。
この穴あけ機は非常に便利ですので、購入を検討してみてください。買う価値はあると思います。
(今回はリンクは貼りません。これも奥が深い話がいろいろあるので、機会があればまた書きます。)
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で、ここからが今日の「メモは結局カードです」というお話になります。
ツイストノート・メモサイズにしても、ルーズリーフミニにしても、バインダーから外して「一枚単独で活用できる」という特徴があります。
こういう特徴がある場合、このリーフ一枚は、完全に「カード」なのですね。綴じノートなどとは、特性そのものが違い、活用方法も根本から違うと考えた方が良いです。
何が違うかというと、「一枚、単体で、さまざまな場所に移動する」ということを前提にしなければならない、ということです。また、この特性を理解していないと、せっかくのメモのメリットが生きてきません。
「単体で動く」ということを考えると、一枚が「完全情報」を備えている必要があります。そのカード一枚を見ただけで必要なことがパッと分からないといけないんですね。
なので、以下のようなカードとしての基本ルールは、出来る限り守った方が良いでしょう。
●片面使いをする。
裏面は空白、または表面情報の補足説明。基本的には裏面には何も書かないほうがいい。
●日付を入れる
メモを取った時の日付は、出来る限りいれるようにします。そうしないとキーワードのみで記帳したメモなど意味不明になることも出てきます
●一件一枚
出来る限り、一枚のカード(リーフ)には、ひとつのテーマの事を書き、他のことは書かないようにします。マメにメモを取るようになると、ついつい一枚のカード(リーフ)に複数のことを書きたくなったりしますが、それだと後々不便になるので、一枚のリーフには、ひとつのテーマしか書かないようにするのが大切です。
キーワードがたった一個だけしかない、という場合も、たった一言を書くのにリーフ一枚をあててしまうということもざらにあります。一行メモを取るという場合でも一件一枚のルールは守って、その一行のためだけにリーフ一枚をおしげもなく使ってください。
●タイトルを書く
カードの記述の基本は「タイトル+内容」です。タイトルとそれにともなう本文がある、というところを基本スタイルにしましょう。このタイトルを書く位置もいろいろ考えるべきなのですが、それはまた改めて書きます。
ということで、メモを取るということは、とどのつまりカードを作り続けるということになるので、のちのちの管理・整理の手法として、上記のようなポイントは押さえておいた方が快適に使えるようになるでしょう。
いろいろまだまだ書きたいことはありますが、今日はここまで。
また明日もバインダーBuJo入門編です。おたのしみに。
--------------[KID'S SIGNAL No.586 -了-]---------------
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