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「ノート+メモによるバインダーBUJO術(4)ノートと連携するためのルール」をお送りします。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第587号●2023年3月9日(木)
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%name_sei%さん、こんにちは。
今日は少し配信が遅れてしまいました。いちおう毎日12時配信を目指しているのですが、書いているうちに長くなったり修正したりと12時半とか13時を過ぎたりということもあります。あまり配信時間はシビアにはしていない、ということでご了承くださいませ。
さて、「ノート+メモによるバインダーBUJO術」の続きです。今日は、昨日書いた「メモ用紙をカードとして使う」場合の「基本ルール」をご紹介しました。
ツイストノート・メモサイズやルーズリーフミニを、「カードとして使う」場合の基本ルールは、
●片面使いをする。
●日付を入れる
●一件一枚
●タイトルを書く
の四つでした。
これらのルールは、必ず守らなければならないルールか? と言えば、あまり絶対ルールとは考えない方が、運用上長続きする、というのが僕の経験則です。
ルールを守ろうとしすぎて「気軽にメモする」という習慣が身に付かなくなったら本末転倒ですから。
そもそも、いつでも何にでも使える、「メモ」という自由さこそが、ツイストリングノートメモサイズやルーズリーフミニの魅力でもあるので、あまり厳しくしすぎても楽しくありません。
ただ、バインダーノートとの併用を考えれば、できるだけ守った方が良いというルールです。
なかなか身に付かなかったりもしますが、ゆっくりと守れるようになっていけばよいと思いますし、「できるだけ守るようにしよう」というスタンスの方が「ルールを守ったメモ」の数は増えていきやすいですし、そのルールを守ったことで得られるメリットに気づけるようになるタイミングも早くやってくる、という感じでしょうか。
これはツイストノート・メモサイズ、ルーズリーフミニに限らず、情報カードなどの「用紙単品で情報を取り扱う」ということが必要になるカード類全般に対しての注意点とも言えます。
ルールは守った方がメリットはとても大きいのですが、ルールがゆるゆるでも使える、という点も大きな「カード」の魅力なので、ゆるやかに考えた方がよいと思います。
そして、上記の4つのルールに加えて、
●バインダーノートと併用するなら守らなければならないルール
という、「ノート+メモ」で活用する場合だけは守らないといけないものがあります。それが、
●横位置で使う
というルールです。
これは、バインダーノートと、メモ(カード)との連携を考える上でかなり重要なルールですので、ポイントとして指摘しておきたいと思います。
今回対象としている2種類の「規格」のうち、ルーズリーフミニは、基本、バインダーが表紙付きで短辺もかなり長いですし、用意されているさまざまなフォーマットも、無地と方眼以外は、すべて横位置使いになっているので、そもそも「縦位置で使う」ということはまずないと思います。
しかし、もう一つの「規格」であるツイストリングノートメモサイズの場合は、バインダーは「リング+表紙用PP板」のみというシンプルなものになっているため、短辺を片手でつかんで、表紙を上にめくり、「縦位置使い」をするのに適しているデザインになっています。用意されているリーフも方眼罫のみで、そもそも「縦でも横でもどちらでも使える」というところが、大きな特性になっているツールです。
しかし、この「縦位置で使う」という利便性を活かしてしまうと、バインダーのノートとの連携がかなり大きくスポイルされます。
前に一度、タテヨコ混在状態で、「ノート+メモ」のやり方をやってみた経験があるのですが、やはり縦位置のカードがノートにバインドされると、大きなノートをタテヨコ回転させないと読みづらいという問題が発生し、この「ひと手間」が原因で、「ノート+メモ」という手法そのものが破綻してしまったんですね。
最初は「時折ノートを回転させるくらいは許容範囲か」と思ってタテヨコ混在で使っていましたが、残念ながら許容できる範囲ではなかった、ということです。
いっそのこと、ノートの側を90度回転させて、左右開きではなく上下開きにして活用しようかと考えたりもしましたが総合的に考えて無理があると判断しました。タテヨコ混在というのは「再読」を前提にすると、大問題にしかならないと思います。
●タテヨコ混在は無理
ということですね。(これが方眼罫は害悪だとする理由のひとつにもなります。)
しかし、メモを「横位置でしか使わない」と決めてからは、かなり応用が自在になって来ました。
メモを取るスタイル、再読するスタイルが、ノートとメモの間で完全な連携ができ、ノートとメモの間につなぎ目のないシームレスな感覚が生まれるのです。
なので、この「横位置でしか使わない」というルールは「ノートとメモを連携して使う」場合には、かなり重要なルールだと思います。
ということで、今日はここまで。
また明日をお楽しみに。
--------------[KID'S SIGNAL No.587 -了-]---------------
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