「ノート＋メモによるバインダーBUJO術(10)バインダーにメモをずらしてはさむ」をお送りします。
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[KID'S SIGNAL]  キッズシグナル●第593号●2023年3月15日(水)
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%name_sei%さん、こんにちは。
「ノート＋メモによるバインダーBUJO術」、メモ編が終わって、バインダー編が今日で４回目です。

基本的にツイストノートもルーズリーフミニも、リーフに空いた穴の規格は共通なので、母艦となるメインのノートにそのまま挟み込めます。

母艦となるメインノートは、人によって使うサイズはいろいろでしょうが、学生の方ならB5サイズ、一般のビジネスマンならA5サイズくらいが良く使われているのではないでしょうか。

ノートに追加情報をプラスして書き込みたい、というような場合は、一般的に再剥離(貼って剥がせる)タイプの「ふせん」などで処理したりしますが、ノート＋メモも似たような使い方になります。

ただ、再剥離ふせんと異なるのは、リング穴にバインドするメモ用紙なので、ページめくりが安心して行えることと、バインドするリング位置を「ズラし」て行くことで、複数のメモを分類して挟み込める点でしょう。

たとえば、ツイストノートであれば、A5サイズのバインダーは24穴あります。そしてツイストノート・メモサイズは8穴の規格なので、最初の一枚を一番下にバインドしたとして、それに加えて、残り段数分、上方向にメモをずらしていけます。

最初の一段＋残り段数なので、1+(24-8)=17段、つまり17分類をして、メモを挟み込むことが可能なのです。
同じことをルーズリーフミニで行うと、A5サイズの場合で20穴、ルーズリーフミニは9穴の規格なので、1+(20-9)＝13段の分類が一ページで行えることになります

どんなテーマでノートテイキングをしていても、17分類や13分類という多項目の分類は発生しないと思いますから、日常的なメモの保管方法としてはスペックオーバーなくらいです。

メモ用紙はずらしてバインドすると、ずらした部分に分類用の「タイトル」を書くことができます。

メモ用紙の使い方の説明の時に、取り外しできるメモ用紙は「カード」だから、一枚ごとに

●タイトルを書く

ということを習慣にしましょう、と言いました。カードを長く利用していれば、「タイトル＋本文」というスタイルがとても重要で、長く使えば使うほど、この

・管理用の「タイトル」
・具体的な情報内容「本文」

という構造が再読をするのに、とても役に立つ、ということに気付くはずです。

バインダーに、リング穴をずらしてメモを保管すれば、タイトルをつけて管理するということがとてもやりやすくなります。

リング穴をずらしてできた空間は、メモのリング穴１個の大きさ＋上下のリング間の幅の広さがありますから、メモを付ける時から、この位置を「タイトル」用に使っても良いですし、のちのちの管理のために、この空間には必ず空けておくと決めても良いでしょう。

とにかく、バインダーにメモを綴じこんだ時から、「リング穴の位置をずらす」ということで、かなり自由にメモの分類ができるようになってきます。



--------------[KID'S SIGNAL No.593 -了-]---------------

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