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「ノート+メモによるバインダーBUJO術(12)メモ&ノート連携編:メモはメモのまま机に置く。」をお送りします。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第595号●2023年3月17日(金)
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%name_sei%さん、こんにちは。
ずっと連載している「ノート+メモによるバインダーBUJO術」の12回目です。
メモ編6回、バインダー編5回が終わって、今日からは「メモとバインダーの連携編」です。
バレットジャーナルのやり方ということより、「メモ+バインダー」を使って、もう少し幅広く情報整理やアイディア整理に応用できるアイディアやノウハウのようなものをいくつかお知らせしていきます。
さて、メインのバインダーノートでメモを整理分類可能となれば、どんなメモでも、自在に「いつも使っているノート」に綴じこんだり外したりということが自由になります。
実は、こういう環境ができあがると、メモ単体での活用も自由度がグンと上がります。
前に書いたように「取り外して一枚単品で使える」のであれば、それは本質的には「カード」です。
これまで、カードとノートというものは完全に別体系の存在だったので、カードに書かれた情報をノートに綴じこもうとすると「転記」以外に手がありませんでした。活用の体系そのものがカードとノートではまったく異なっているんですね。別体系として取り扱うしかなかったのです。
しかし、リング穴の規格が同一のメモとノートがあれば、基本的に転記の必要なく、メモをノートに移管できるわけです。同じ管理体系の中の部品の一つ、ということになります。
こうなると、単品のメモ用紙は、そのままメインのバインダーの中で「ページの拡張用挟み込み用紙」としてそこに残しておいてもいいし、必要ならそのメモ内容をバインダーの側に転記をしてメモ用紙を捨ててもいいし、逆に、メモの内容が充実しているのであれば、メモ用紙専用の別バインダーを用意して、履歴として残しても良いわけです。整理体系が一元管理できるようになったわけです。
実際、転記の手間なく、カード単体を活用しつつ、カードを冊子のようにページをめくりながら再読できる、というような使い方は、いままでありませんでした。
これまでは、カードを単体使いしたら、カードボックスなどに保管して、区切りの見出しカードのようなものを差し込んでおくしかありませんでした。そうなると、カードを自在に活用しようとなると、やたらと転記をして、ノートと連動しておくか(手間がかかりすぎて現実的ではありません)、ノートを捨てて、なんでもカードに全部書き、すべてをカードで処理するか、そうでなければカードの保存体系とノートとは別体系で役割を完全に分けて、独立した用途に切り分けて使うか、しかなかったのです。
しかし、ツイストノート・メモサイズやルーズリーフミニのように、カードとしても使え、それでいて大判のバインダーノートに綴じこんで冊子のように整理・再読ができるとなると、そういう区分・役割分担・切り分けも、一切関係なくなります。
どんな事でも気軽にすべて同じ規格のメモリーフにメモしても、後処理はどうとでもなる、という環境が生まれたわけです。
実際、ツイストリングノートを一切縦位置で使わず、すべて横位置で使うと決めてからは、メモを取る範囲が画期的に広がりました。
保管体制ができた事で安心してなんでもメモできるようになったんですね。
で、実は、保管体制が確立されると、メモをバインダーに綴じこんでおくこと自体も減りました。
というのは、いつでも整理できるのであれば、メモをそのまま、机の上に広げっぱなしにしておいても安心、だからです。
本来カードというものは、ある程度たまってきたら、手の中で「繰(く)っ」て、似た内容のカードを重ねたり、関係ないものを別の場所に移動させたりして、広い机とともに活用するのが本来の使い方です。
保管するためのバインダーが確定したので、逆にカードはカードとして本来の使い方をするのがちょうど良い形になってきたんですね。
カードを重ねる。一枚ずつ見直す。手の中で似たもの関連性のないものを移動させる。
そういうことをしているうちに、メモをメモのまま机のうえに置きっぱなしにすることが増えました。あまりにカードが増えて煩雑になったら、バインダーに専用のコレクションを作るなりして綴じこめばいいのだからお気楽なものです。
メモを、そのまま重ねて置き、手で繰る。
パラパラ見る。
クリップで止めたりもしない。
実にお気楽で、なおかつカードの使い方として本来的な快感があるのです。
メモ用紙は、そのまま机の上に散乱するようになってしまいました。
という事で、続きはまた明日。
ではでは。
--------------[KID'S SIGNAL No.595 -了-]---------------
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