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「ノート+メモによるバインダーBUJO術(13)メモ&ノート連携編:拾い取り箱がお気に入り」をお送りします。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第596号●2023年3月18日(土)
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%name_sei%さん、こんにちは。
きょうもまた「ノート+メモによるバインダーBUJO術」の続きです。メモとノートを連携するノウハウ紹介の二回目です。
メモ=カードは机の上にそのまま置く、という話をしました。
しかし、あまりに散らかったままだと、作業もできませんし、仮に片づけるにしても、さっと片づけて、次に使う時は、関連しているメモだけをサッと出せるようにしておきたくなります。
では、それをするにはどうするか? というと、とにかく何も考えずに全部を重ねて積み重ねて置いてしまうのです。
なぜかというと、それが一番簡単で、必要ならまた開いて関連するカードだけ並べればよいからです。
始めのうちは、ダブルクリップなどで束ねていたのですが、これすらも実はパラパラと見直すにはクリップをはずすという、ひと手間がかかってしまいます。
それで結局たどりついたのが、「拾い取り箱」または「拾い取り皿」というようなものなのです。
机の上で広げたり、「繰(く)った」りすることを前提に、カードを全部ひとつの箱や皿のようなものに、どんどん積み重ねて置いておくのです。
これが、実はけっこう実用的で、僕的には気に入っています。
メモ用紙がそのまますっぽりと収まるサイズの箱を探してきます。高さ1~2cm程度の厚みがあれば充分です。
市販のペントレーとかを使っても良いでしょうし、100円ショップなどに行けばちょうど良い感じの箱などは、すぐに見つかると思います。
そういうものを机上に置いて、ある程度とっちらかってしまったメモをなんとなく整理して(重要なメモは、メインノートに挟み込んであるので、ここでは二番手三番手のメモばかりです。)、「なんとなく気になる」メモ用紙を箱の中に入れていくのです。(当然捨てるべきカードはパラパラ見た時に捨てています。そういう行為も「パラパラ見る」に含まれます)
この「拾い取り箱」のカードは、あまりシビアに整理はしないのですが、とにかく、この「拾い取り箱」の中に気になっていたことは全部入っているはずなので、おおむね安心して忘れておけるのです。
ちょっと拾い取り箱の中のカードが増えてきて、気になってき始めたら、またパラパラと見て転記したり、捨てたり、優先順位を変えたりします。週に一回か二回くらいこれをやっていれば、おおむね問題はありません。
「そのうち、こんな事もやってみよう」
「ああ、あの件について調べてみるか」
「こんな話を書いたらどうだろう?」
「家の中のあそこを手直ししなくちゃ」
などなど。
いますぐ取り組まなくても良いような事から、仕事の上で時間はかかってもやった方が良いことなどまで、とにかく「気になること」を思いついた時も、「拾い取り箱」の中に一行メモとかにしてほおりこんでおきます。
あとは、時折パラパラと見てメインノートにバインドしたり、優先順位を変えたり、似たような内容は重ねておいたりということをやるだけです。ものすごくゆる~い感じで「拾い取り」をしていくわけです。
カードと言えば、カードボックスでして、で、カードボックスも悪くはないのですが、あれはけっこう容量も多くて、ついついため込んでしまいがちなんですね。分類のための見出しカードもつけてやらねばならず、そういう管理の手間がかなりうっとおしい。
逆にこの「拾い取り箱」は、1,2cm程度の薄い皿とか箱ですから、すぐにあふれてくるし、決して「分類」すらしないようにしてるわけです。とにかく手に取ってパラパラと見ないとどうすればよいのかも分からない。だから見る、というようなことです。
バインダーでメモをキチンと管理できる体制になってから後は、この「拾い取り箱」がかなりうまく機能していて、けっこう気に入っています。
結局カードは、ツイストリングノートのようなリングで綴じておくことも、机の上では面倒で、それどころか、ダブルクリップで重ねて留めておくことすら、おっくうになるのですね。
ただ皿とか薄い箱にひょいと入れておくくらいが、お気楽で良いのです。
分類項目もあまり考えないというのがけっこう重要なのかも知れません。なんせ、とにかくメモの束を取って、パラパラ見ないとなにを書いていたかも思い出せないんだから、気が向いた時にパラパラみるしかない、ということです。
分類とか整理とかを考える暇があったら、とりあえずメモを読み直して、「これからどうしようか?」と考えてみる方が自分の中の「課題」を進めるには効果的であるように思います。
ということで、今日はここまで。
ではまた明日。
--------------[KID'S SIGNAL No.596 -了-]---------------
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