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昨日はイレギュラーな用事でお休みしてしまいました。「メモ&ノート」の17をお送りします。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ [KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第600号●2023年3月23日(水) _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ ---------------------------------------- このメルマガは、 「メモ・ノート・手帳を使いこなすためのStationery Book 42」 をダウンロードくださった方を中心に、毎日発行でお届けしています。 「Stationery Book 42」の更新情報なども掲載しています。 それらの過去記事のまとめは、メルマガ本文のすぐあとにリンクを掲載しています。 ---------------------------------------- %name_sei%さん、こんにちは。 昨日は、午前中にイレギュラーな用事が入って、メルマガを書いている余裕がなくなってしまいました。 ということで、今日は昨日の分もあわせて一日に2号発行です。 まず一つ目は、タイトルとしては 「ノート+メモによるバインダーBUJO術(18)」メモ&ノート連携編:メモはカメラで撮る。プリンタでプリントする。 ということになりますかね。 連載しているうちに細かい話になって、タイトルがどんどん長くなって困ります。 さて、スマホを持っている人なら、「カメラでメモを撮る」ということを、けっこうやっているのではないでしょうか? 気になったモノや風景を、カメラで撮って、SNSで知人に送る、という程度のことならしょっちゅうやってるという人は多いかもしれません。 我が家の場合で言うと、キッチンの冷蔵庫に、小さなホワイトボードが貼ってあって、調味料などのストック品が切れたらそこにメモしておき、買い物に出る時に写真で撮って、買い忘れを防ぐ、という使い方をしています。 こういう使い方は、「写真を撮っている」というよりは、「コピー機で複写する」という要素の方が大きいのではないかと思います。「スマホをコピー機として使っている」と考えた方がスッキリするくらいです。カメラのついたスマホは、簡単に言えば「持ち歩きスキャナー」という事なんです。 この、「いつでも使えるスキャナー」を使わない手はありませんで、「ノート+メモによるバインダーBUJO術」においても、重要なノウハウのひとつとして、しっかりと組み込んでおきたいと思います。 で、ここで重要なのが、スマホを本当に「スキャナー」にしてしまうアプリです。 前にも何度も紹介しているので、リンクはこの文章の終わりにまとめて貼り付けておきますが、スキャナーアプリは、カメラで紙片を撮影するときに、紙の部分だけを抽出してデータ化してくれるけっこう便利なアプリです。 僕が良く使っているのはMicrosoftの「オフィスレンズ」と、ポストイットの3M社が出している「ポストイットアプリ」の二つです。この二つのアプリの違いなどについては、以前にブログでも紹介しているので、そちらを参照してみてください。 で、こういうアプリの「ノート術」に対する活用方法なのですが、大きくは 1.飛び散らかった「コレクション」をひとつのPDFとしてまとめておく。 2.「綴じノート」とバインダーの「カード」の表示形式を統一できる 3.ノートサイズとメモサイズを融合できる という3つの使い方があるかと思っています。 いや、実際には、この3つの使い方をしている、というわけではないのですが、「こういう使い方ができる」と分かっているかいないかは、ノートの使い方の「余裕」が違ってくるのですね。 ともあれ、3つを簡単に紹介しましょう。 1. 1.のコレクションをひとつのPDFにまとめる、というのは、バレットジャーナルにおける「コレクション」が、けっこうな時間をあけて連続しているときなどに便利なんです。 たとえば、僕の場合で言うとクルマの「給油記録」。これ、必要な情報は給油のたびに1行だけなので、ゆったりと書いても一年半分くらいをノートの片面におさめられてしまいます。これが三年分くらいになると、ノートをまたいで続きを書くことになるので、過去のデータを見たい時にけっこう手間がかかります。 なので、そういうデータをスキャンしておき、ひとつにまとめて、PCでいつでも連続したデータとして見れるようにしておくと、けっこう便利だ、ということですね。 あと、「マンスリーログ=月間予定」は、僕の場合は使ってはいてるんですが、限定的な使い方でして、メインはキッチンに貼り付けてあるマンスリーカレンダーなんです。ここに家族の予定も全部書き込んであります。月の予定を見るという時には、このマンスリーを見る。 ただ、このマンスリーカレンダーは、基本的には一年たったら廃棄処分にしているので、捨てる前にカメラで撮って一年分をPDF化しています。これも過去を振り返る時には重宝します。ノートとPCの両方を見ながら「この時はどうしてたっけ」という振り返りができます。 こういう使い方が1のやり方です。 2. 続いて、2の、「綴じノート」と「カード」の形式統一、という話ですが、これはノート術をいろいろ考えている人ならどうしても出てくる話でして、バインダーノートは、基本的には「カード」なんです。カードというのは単品扱いで、たった一枚の用紙を独立した一個の情報として見るので、実はバインダーノートの魅力を最大限に活かそうとしたら、「見開き使い」ということはできなくなってしまうんですね。ノートを見開きで使う、というのは、左右で2枚の用紙を使うことになりますから、一枚単独で動かすことができなくなります。 こういう物理的なノートの性質を、デジタルデータにしてやると、いったん完全に「紙」という縛りからはずせることができるので、何かと便利なのです。 3. それから3番目にはノートとメモの融合ですね。 これは、バレットジャーナル特有なのかも知れませんが、バレットジャーナルをやっていくと、「中途半端な書きかけページ=コレクション」というのが出てきます。 これ自体は別に悪くないんですけど、最近やってて思うのは、中途半端になるくらいだったら、下書き的に「メモサイズ」の方にメモを付けて行って、あとから複数枚のメモサイズをスキャンして、ノートサイズのデータとしてプリントしてやればいいんじゃないか? と思うわけです。 ということで、以上が3つの使い方なんですが、どの方法も、実はそれほど頻繁に使っている手法ではないんです。 ただそれでも、「いざとなったら、この形式でプリントなどして加工できる」という最後の手段を持っているかいないかは、精神面で全然違うんですね。 同じメモをとるにしても、ノートサイズに書き込むべきか、メモサイズに書き込むべきかの判定はなかなかに難しいのですが、そういう時に「最終的にいくらでも編集・加工の方法はあるよね」と思っているのといないのとでは、心の余裕の面でかなりの違いがでます。 で、この「気持ちの安定度」があるかないかで、ノートの使い勝手の快適さの違いが大きく影響してくると思います。 ということで、今日のひとつめのメルマガはここまで。 すぐにふたつめをお送りします。 ではでは。 ------------------------------------------ 以下データページ ●オフィスレンズ iOS版 https://apps.apple.com/app/id975925059 android版 https://play.google.com/store/apps/details?id=com.microsoft.office.officelens&pli=1 ●ポストイットアプリ iOS版 https://apps.apple.com/jp/app/post-it/id920127738 android版 https://play.google.com/store/apps/details?id=com.mmm.postit&hl=ja&gl=US このあたりのスキャナアプリの話は、ブログでも何度か書いています。 良かったら以下の記事を読んでみてください ●「無地のノート」には、多くの人が知らない「すごい秘密」が3つも存在している。知りたくないですか? https://kidscomp.exblog.jp/30221823 1.スマホスキャナでコピーを取れ、デジタル加工しやすい https://kidscomp.exblog.jp/30221823#1 ●ツイストノートメモサイズの整理に、「ポストイットアプリ」を使っています。 https://kidscomp.exblog.jp/30020814/ ということで、データはここまで。 次のメールをお楽しみに。 --------------[KID'S SIGNAL No.600 -了-]--------------- ====過去記事一覧==== https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/index.htm ==過去連載記事などのまとめ== ●文具関連名著42冊のうちのベストテン ●角二の封筒とファイルエクスプローラ。書類管理の基本はこれだ! ●「Stationery Book 42」ブックレビュー https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/hukuro_file.html" ●あっと驚くブラインドタッチの秘密 ●ブラインドタッチ練習ソフト「WEEK」とは何か? https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/blindtouch.html ------------------------------------------------ 僕のメルマガを面白いと感じてくださったら、 おともだちにメルマガ登録をおすすめください。 よろしくお願いします! ●無料メールマガジン[KIDS SIGNAL]読者登録フォーム https://www.itm-asp.com/form/?810 メルマガ・ブログの内容を紹介したい方は、以下のページが便利です。 ●メルマガ:KID'S SIGNAL & ブログ:コトノハコトバ 記事サンプルとメルマガ登録ボタンのページ http://www.kidashigeo.com/kotonohaselect.htm いつもほんとうにありがとうございます。 木田 茂夫 :kids@kidashigeo.com

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