「裏紙を使え」は完全間違い。正しくは「裏紙を出すな」です。
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[KID'S SIGNAL]  キッズシグナル●第605号●2023年3月27日(月)
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%name_sei%さん、こんにちは。
昨日は、「裏紙を使え」は間違いで、本来は、「大量のミスプリント」を出さないようにする、「裏紙を出すな」が正しい判断だ！　という話をしました。

昨日の繰り返しになってしまいますが、「裏紙を使ったノート」とかは「裏紙を作ろう！」という考え方につながるから、絶対にダメなんですよ。

あと、昔はよくあったんですけど(最近はなくなっていることを望むけど実際はどうなのか分からない)、「ミスコピー用紙入れ」というのがコピー機の近くに置いてあって、「メモ用紙が必要な人は、これを使ってね」という感じで設置されていました。

あれ、絶対にダメですからね。
「ミスコピー用紙入れ」なんて、「ミスコピーしてもいいよ」と言ってるのと同じですから。
そんなもの「一枚たりともミスコピーは許さない」という文化を企業に定着させるのが正しいあり方です。

で、出力の際に注意深くなれば、ミスコピーやミスプリントは、かなり防ぐことができるんです。
もっと言うなら、どういう方向で用紙を手差しすれば両面プリントできるとか、ページが大量な書類の両面出力は、どう設定したら良いのか？　などを、キチンと分かりやすくマニュアルを作って掲示しておけば、ノウハウを社内で共有できて、より良いというようなものです。

大事なことは、そういうことであって、「大量なプリントの失敗はやっても良いから、ミスプリ用紙はメモに使ってね」なんて言ってたら、そら本末転倒ですやん、ということです。
でしょ？　思いません？

で、「長い文章なんかはプリントアウトしないと読めない」とかの意見もあるんですけど、これも僕はウソだと思ってます。

それはそもそも「高速スクロールが可能なテキストエディタ」を使ったことがないとか、「文章を階層構造でブロック単位で読んでいけるアウトラインプロセッサ」の存在すら知らない、ということが前提になってるんじゃないかと思うわけです。

高速スクロールができるエディタや、アウトラインプロセッサを使いこなしていれば、長文を読むのに、いちいちプリントなんかしないと思うんですよ。

そもそもプリントされるのを待つ事自体が、ものすごく効率が悪いことですから。

長年ライターをやってますが、そもそも僕は「テキストデータ」であるのなら、出来る限り「PCの画面上で読みたい」と思う人なのです。

それは「いちいちプリントアウトしていたら、時間がいくらあっても足りない」からですね。
なんせプリントアウトしている間はその長い文章を「読めない」ってことですからね。長い文章は読むだけでも疲れるんだから、プリントアウト待ちなんかさせないでくれと思います。

で、ここで、「高速スクロールのテキストエディタ」とか「アウトラインプロセッサ」と書いても、全然ピンと来ないと思いますけど、「テキストエディタ」の方はなかなか導入が難しくても、「アウトラインプロセッサ」の方は、Wordの機能を使えば、かなりのことができると思います。

ということで、明日は少し、Wordの「アウトラインプロセッサ」機能についてお話したいと思います。
ではでは。また明日。


--------------[KID'S SIGNAL No.605 -了-]---------------

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