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AIで会話型で検索サイトを活用してみました。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第623号●2023年4月14日(金)
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%name_sei%さん、こんにちは。
実は先日から、またタイピング練習ソフト「WEEK」の改良を行っておりました。
その中で、最終的に実行形式のファイルにする作業があって、これをどうするのか、前からかなり悩んでいたんですね。
僕はプログラミングのスキルもそれほど高くないし、手持ちの技術でいろいろやっていくしかないと思ってたので、まぁあの手この手でフリーソフトを探したり、いろいろ手立てを講じていたわけです。
そんな時、いつも使っているブラウザの Microsoft Edge がバージョンアップしたんですね。
で、いま話題のMicrosoft copilot つまりAI機能であるGPT-4(chat-GPTのより新しいバージョンだそうです)がEdgeで使えるようになった、という告知があったわけです。
ほほぉと。
これは使ってみなくちゃね、と。
それで、WEEKの実行形式ファイルへの変換機能を持ったソフトなりアプリなりがないかをEdgeのAI機能であるBingのウィンドで訊ねたわけです。
あまり期待してなかったんですが、驚くなかれ、これまで見たことも聞いたこともないソフトを紹介してきたんですよ。
なんだこれ?
と思いました。僕が探した範囲ではオープンソースのツールがひとつあるだけで、それは活用するための環境を作るだけでもそれなりに手間のかかるソフトだったんですよ。
だから、その作業に取り掛かるのがおっくうで、なかなか前に進まなかったというのもあったんですね。
で、聞いたこともないツールだったので、おそるおそるダウンロードサイトに行ってみると、どうも最近日本のベンダーさんが海外から仕入れてきたソフトのようで、その情報をbingが拾ってきたようでした。
本家の海外サイトを見てみると2013年から提供しているソフトのようなので、とりあえずダウンロードしてインストールし、使ってみたんですね。
そしたらもう、最高! ものすごく簡単な操作で実行形式に変換できる。漢字などのローカル環境への対応もバッチリのようです。
僕はもう、このアプリが見つかっただけで、かなりありがたいなぁと感心してしまいました。
そういう便利なツールがあるんじゃないかな?とは思ってたんですが、ただ、その「便利なソフト」にたどり着くまでの検索の繰り返したるや、考えただけでゾっとすることなんです。
思いつく限りのルートで検索キーワードを考えて、その組み合わせで最適なサイトが出てくるようにできないか? とか相当考えないと無理なんですよね。
でも、GPT-4のbingだと、考えられる自然言語で普通に質問するだけで答が帰ってきます。
いやー、これは良いわ! ということなんです。
それで思ったのは、これは「対話型のインターフェースだ」ということです。
いまはまだテキストベースでの検索しかできないようですが、どうせそのうち、音声入力にも対応するでしょう。
そうなれば、これは完全にドラマ「スタートレック」に出てきた「コンピュータ」です。
いや、例えが古かった。
いまなら、アイアンマンに出てきたジャービスですかね。
それこそ、秘書に仕事を依頼するみたいに、普通に話しかけて結果が得られるようにすぐになるなぁと思いました。
で、実は前から思ってるんですが、音声入力は気軽に誰にでも高速で使える素晴らしい入力方式なんですけど、「編集」に超弱いんですよ。
だから多分、世間のみなさんは音声でAIを利用するだろうけど、ちょっと深い検索をするとか、より突っ込んだ調べものをするには、何度も繰り返し似たような問い合わせをしていかなくてはならなくなって、けっこう手間だから途中でやめちゃうと思うんですね。
でも、これ、テキストでキーボードで対話する場合は、一度質問した文を、コピペして、エディタとかでいじくり回すだけで、いくらでもバリエーションの質問文が作れるわけです。より深い内容を質問したり、キーワードを変えて質問したりが、本当にちょっとした手直しでできるわけです。これは音声入力ではかなり難しいでしょう。
だから、これ、AIの時代になるほどキーボードをブラインドタッチで扱えるかどうかは、AIの使いこなしにかなりの差が出てくるだろうなぁと感じたわけです。
とにかく、僕はブラインドタッチなので、いまのテキストベースの段階でも、この対話形式での検索スタイルは、かなり快適でした。本当に指で話している感じだし、質問文を工夫すれば効率もウンと上がる。
これは本当に時代は変わるなぁと感じた出来事でした。
ということで、今日はここまで。
ではまた明日。
--------------[KID'S SIGNAL No.623 -了-]---------------
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