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「応用」より「基礎」を先に充実させた方が、長期的にはお得ですよ。
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      [KID'S SIGNAL]  キッズシグナル●第64号●
      2016年1月21日(木)  /  旧暦:師走(12月)12日  
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%name_sei%さん、いかがお過ごしですか? 関東では寒波で大騒動を巻き起こしたようですが、日本全国冷え込んでいるのは同じこと。お体には充分お気を付けください。

さて、今日は、「基礎を固める」とはどういうことなのか? について書いてみたいと思います。

実は、先日ある異業種交流会でお話させていただいた時の事です。
WEB関連の業種の方が、

「僕はね、思うんですが、WEB業界に来る若い人には、『まず先にメーカーさんとか印刷業とかで務めた方が良いと思うよ』と言ってるんですよ」

と、言っておられたんです。
僕は、印刷業にかなり近いポジションにいてるので、確かにそうかも知れない、とは感じたのですが、WEB業界の人がこういう事を言われるのは、かなり珍しいので、

「え? それはどういう事ですか?」と、真意をおうかがいすることにしました。

「いや、製品にしろ印刷物にしろ、一度作ってしまったら、そう簡単にやり直しができないじゃないですか。そういう厳しい条件の中で、ひとつひとつの事をまずキチンとやる習慣を身に付けてから、WEB業界に来た方がいいんじゃないか? と思うんです」

「というと?」となぜそうお考えになるのかを突っ込んで質問してみたのです。

「WEBでは、簡単にやり直しができるんですよね。だから、最初の一歩の突っ込みが浅いというか真剣に考えない人とかいてると思うんです。だから簡単にやり直せない環境で、まず何が大切かを学んでからの方がWEB業界でうまくやっていけると思うんです」

ああ、なるほど、カタチのあるものをつくる作業をすることで、基本を学べる、ということなのだなと。これは確かにそう思うのです。
前にも、これに近いことを僕は、このメルマガで書いています。

●伝わらないコミュニケーションをするのはもったいないと思いませんか?
http://www.saturn.dti.ne.jp/~kids/company/kidssignal/60.htm

これは、あるWEBでのボランティア募集サイトで、応募反応が悪かったけれど、その募集案内に「子供の写真」が使われていなかった、という話でした。
「子供の世話をするボランティア募集なら子供の写真を使う」こんな事は印刷物の世界では基礎の基礎であって、それがスルーされるなんてありえないわけです。

でも、「とにかく掲載して反応を見よう」というWEBの世界では基礎ができていなくても、「まず反応を見る」のです。

なので、僕はそのWEB業界の方に言いました。

「でも、ずっと改良し続けて成果を得るというWEBのやり方も有意義ですよ」と。
そうなんです。「基礎」なんてできていなくても、ずっと延々と改良をし続ける「覚悟」さえあれば、成果にはつながるのです。(時間はかかりますけどね。)
何を伝えるかさえ決まっているなら、そして真剣にそれを伝えたいと思っているなら、メディアが何であれ、それは必ず伝わります。

でも、もし、あなたの企業が、広告や販促物で何らかのメディアを選択する機会があったとしたら、まずは印刷物を優先するようにされた方が良いと僕は思います。

というのは、印刷物では、


●少ないページ数に、どうやってメッセージを圧縮して伝達するか?


という事を、必死に考える習慣があるからです。この「メッセージ圧縮」の習慣は、第一印象でのアピールや、複雑なメッセージを一瞬で伝えるなど条件の厳しい状態でも効果的に機能する考え方です。
だから、一瞬しか見られないポスターであっても、企業メッセージを的確に伝達できたりするんですね。効率がとてもいい。

印刷物がこういう表現になるのは、面積・ページ数などの「制限」があるからです。良い悪いではなく、単にメディアの特性と言うだけの事。表現というものは、常に媒体(メディア)に引きずられるものなのですね。

実際、印刷物を作るグラフィックデザイナーさんは、必要なビジュアルをフリー素材で探すとき、数千の単位で検討して、たった一枚のメッセージが凝縮された写真をチョイスする、なんてザラです。
数百じゃないですよ?
数千ですよ?

それはやはり「一度刷ってしまったら、取返しがつかないから」という事が大前提としてあるからです。

そして、こういうメディアで広告・販促のツールを制作しようとする時、企業メッセージの本質がどこにあるのかを決定するシビアな問いかけを、発注する側、あなた自身が問われることになります。

ここがとても大事。
広告や販促物を創るなら、WEBよりも先に、まず印刷物から始めた方がいいですよ、と僕がお勧めする理由です。

真剣に悩んで出した答えは、その答えが正解であれ間違いであれ、必ずその企業広報の大きな財産になります。制作物を創っていく上での重要な「指標」になるはずです。

だからまず、制作物を創るなら、まず印刷物からチャレンジしてほしいなと僕は思うのです。

KID'S COMPANY は、あなたの企業メッセージを的確に伝える「ドラマティックパンフ制作サービス」をご用意しています。

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