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「方眼罫の4メリット」とやらを、もう一度検証して、捉えなおしをしてみました。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ [KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第646号●2023年5月7日(日) _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ ---------------------------------------- このメルマガは、 「メモ・ノート・手帳を使いこなすためのStationery Book 42」 をダウンロードくださった方を中心に、毎日発行でお届けしています。 「Stationery Book 42」の更新情報なども掲載しています。 それらの過去記事のまとめは、メルマガ本文のすぐあとにリンクを掲載しています。 ---------------------------------------- %name_sei%さん、こんにちは。 方眼罫についての考察をやっていますが、今日もその続きです。 方眼用紙は、どうしても「罫線を無視して書く」ということが必要になります。 しかし「罫線を無視して書く」ということは、「自分が感じていることを無視する」という「異常性」を伴うんですね。 しかも、そういう「感覚を無視しなければならないノート」を使い続けるということは、「人間にとって基本的な感覚をマヒさせる」という現象を常態化させることになります。 ですから、実は「方眼罫のノートを使い続けること」は、かなり問題の大きい行為なんじゃないか? と僕は思っています。 というのも、僕自身方眼罫を長く使い続けてきたからなんですね。 普段使いの持ち歩きメモとして、ツイストリングノート(TRNと略記します)のメモサイズをずっと使い続けていたんですが、TRNメモは方眼罫しかラインアップがないんですね。 なので、本当に長く方眼罫を使い続けてきたことになります。 やっと最近無地のメモ用紙を使うようになって、それで、この基本感覚のマヒについて、いまごろ問題点に気付き始めた、ということなんですよ。 だから、いま無地の用紙を穴あけ機でリング穴を開けて使ってみて、無地の用紙の解放感が想像以上に快適であることに、驚き続けているところ、というのが実態です。 方眼罫がどれほどストレスフルだったのかが、やっと今頃分かってきて、もう本当に方眼罫は使いたくないなと日々思っています。 なので、無地を使うのは、「文字列をまっすぐ書けるだろうか」という不安は少し感じるかも知れませんが、できれば勇気を持って飛び込んでみるべきです、ということを伝えたいですね。 特にいま方眼罫を使っている人は、現実問題、ほぼ「無地用紙」として方眼罫を使っていることがほとんどだと思いますので、いちど試してみるべきだと思います。 というようなことを踏まえて、「方眼信者」の方が挙げていた「方眼ノートのメリット」の以下の4点は、少し整理をして捉えなおしをするべきだと思うのです。 1.文章の向きが整えられる 2.フリーハンドで図やグラフを書きやすい 3.枠があることで自由な構図を書きやすい 4.タテヨコどっちも書ける この4つのうち、3の「枠があることで自由な構図を書きやすい」というところだけは方眼罫特有のメリットだとおもいますので、この4点から除いて「真のメリット」として拡張すべきだと思うんですね。(この「真のメリット」についてはまた考え直しをして、方眼用紙を使うなら、こんな使い方が良いのでは? というのを考えてみたいと思います。) で、残り3点については、 ●つい方眼用紙を使ってしまいがちだが使わない方が良い3例 として整理しなおすべきだと思います。つまり、 1.文章の向きを整えたいのなら横罫がベスト。(A罫B罫で9割はまかなえ、行間もホワイトスペースが取れる) 2.フリーハンドで図やグラフを書きたいなら無地を使おう(方眼では罫線が邪魔でコピーなど取れなくなる) 3.タテヨコ混在をするなら、用途を限定しよう。(タテヨコ混在は再読がとてもしにくい) ということになります。 少なくとも、上記3点くらいは、頭に入れておいて、ノートを選ぶ時に少し考えてみてはどうかと思います。 方眼罫を使っている人は「方眼罫は無地としても、横罫としても使えるから便利」と考えていると思いますが、それは別の見方をすれば、「罫の要不要の判定をしていない」という考えなしの行為とも考えられるわけです。 そして、それは意外に重要なポイントなのではないか? と思うんですよ。 この「罫の使いこなし」を少し考え直してみると、より快適なノートライフが得られるんじゃないかなぁと、僕は思います。 ということで、今日のメルマガはここまで。 また明日お会いしましょう。 --------------[KID'S SIGNAL No.646 -了-]--------------- ====過去記事一覧==== https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/index.htm ==過去連載記事などのまとめ== ●文具関連名著42冊のうちのベストテン ●角二の封筒とファイルエクスプローラ。書類管理の基本はこれだ! ●「Stationery Book 42」ブックレビュー https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/hukuro_file.html" ●あっと驚くブラインドタッチの秘密 ●ブラインドタッチ練習ソフト「WEEK」とは何か? https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/blindtouch.html ------------------------------------------------ 僕のメルマガを面白いと感じてくださったら、 おともだちにメルマガ登録をおすすめください。 よろしくお願いします! ●無料メールマガジン[KIDS SIGNAL]読者登録フォーム https://www.itm-asp.com/form/?810 メルマガ・ブログの内容を紹介したい方は、以下のページが便利です。 ●メルマガ:KID'S SIGNAL & ブログ:コトノハコトバ 記事サンプルとメルマガ登録ボタンのページ http://www.kidashigeo.com/kotonohaselect.htm いつもほんとうにありがとうございます。 木田 茂夫 :kids@kidashigeo.com

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