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方眼ノートも3mm方眼なら使えなくはないかも知れない。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第647号●2023年5月8日(月)
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%name_sei%さん、こんにちは。
昨日、たまたま百均に出かけたのですが、先日から「方眼罫」の話もしていたし、と思って、ノートのコーナーを久しぶりに覗いてみたんです。
そもそも、いまはまったく方眼罫を使う気はさらさらないし、なにより世間で流通している5mm方眼罫は、とくに不便極まりない方眼幅だとわかっているので、まず使わないのです。
でも、いろいろあるノートをパラパラ見ていて、
「あれ? これなら使えるかな?」
と少し気持ちがそそられた「方眼ノート」がありました。それは、3mm罫の方眼ノートだったんですね。
方眼罫は使う事自体が無駄なので一切使わないですが、もし方眼罫を使うしかない、ということなら、3mm方眼を選ぶかもしれません。というのは、3mm方眼は、倍幅(6mm)にすれば、B罫の横罫ノートと同じように使えるからです。
一行が6mmあれば、少なくとも文字は2行の中には収まります。だって、B罫ノートとまったく同じ高さなんですから。B罫ノートと同じように使えてあたりまえです。
でも、3mm罫なら、それだけじゃなくて、文字高を6mm(2行分)にして、3mm(1行分)をまるまる行間・ホワイトスペースにあてて書いていくスタイルも取れるんですね。
●文字スペース 2行(6mm)
〇ホワイトスペース 1行(3mm)
●文字スペース 2行(6mm)
〇ホワイトスペース 1行(3mm)
●文字スペース 2行(6mm)
という感じですね。
行間が文字高の半分程度なので、再読もしやすいですし、この2行文字書き、1行空き、という書き方は、あまり難しいことを考えなくても気楽に書けるので、その行幅リズムで、ずっと気にせず書いていけるだろうと思われます。
これは横罫でもできないことだし、なかなか実用的だなと思うわけです。
これが、4mm罫だと、2行使うと8mm幅になってしまって、A罫(7mm幅)より太くなるし、ホワイトスペースも4mmあると少し広がりすぎなのではないかと思います。
多分、3mm罫がちょうど良い感じになるんじゃないでしょうか。
これは、ちょっと3mm罫のノートも面白いなぁと思いまして、ネットで3mm方眼のノートを探してみましたら、けっこうマニアックな製品が多くて「おお!」と声が出てしまいましたね。
たとえば、A4サイズで3mm方眼の「洋裁帳」とか、測量用ノートとして有名なレベルブックの3mm方眼ノートとか。
超実用志向のノートが出てきて、さもありなんと満足したのであります。
だから、やっぱりあれですね。世間に一般的に流通している「5mm方眼ノート」というのは、あまり実用性を考えずに、その「なんかキッチリしてる感じがいい」という雰囲気だけで商品化されてるように思いました。
5mm方眼のノートを使うといことは、ようは実用性を無視して「方眼ノートを選んどけば文字が横にすっと並ぶし、横罫ノート的に使えて、イラストとか図版とかも書きやすいしなんか知的な感じするじゃん」程度のニーズしか満たしてない、ということなんですね。
3mm方眼のノートを見ると、やっぱり本当の「実用」が求められるニーズでは、A罫とかB罫をベースにした「ちゃんと文字が書ける」3mm方眼にしないと使えない、ということだと思うんですよ。洋裁帳にせよ測量手帳にせよ。
やっぱりちゃんと文字が書けないとツールとして未完成ということなんでしょう。
とはいえ、5mm方眼というのは実用性はほぼないものの、「横罫から無地に乗り換える」というステップアップには欠かせない種類のノートなのかもしれませんから、まぁ方眼ノートを実用的に使おうと思うなら3mm方眼を選ぶと吉かも知れませんぜ。
ま、コピーすると方眼罫が残るという致命的でどうしようもない特大の大欠点があるので、方眼ノートなんか使わない方がいいですけどね。
方眼を使う人は潜在的に「無地ノート」を使う、予備軍ですからな。使うにしてもできるだけ短期間にして、すばやく卒業するのがいいですよ。
ということで、今日はここまで。
ではまた明日。
--------------[KID'S SIGNAL No.647 -了-]---------------
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